中小企業等グループ施設等復旧整備事業Q&Aについて

中小企業等グループ施設等復旧整備事業
Q&A
※ 補助金には各種の手続きや制限があります ※
○ 私有財産については天災が原因であっても自費による復旧が原則ではあります
が、本事業は、地域の経済・雇用の早期の回復を図ることを目的として、特例的に
措置されたものです。
○ 税金を財源とする補助金の執行にあたっては、必要な事務手続きや各種の制限が
ありますので、ご理解いただきますようお願いします。
(例)
・ 復興事業計画書や交付申請書などの作成や、添付書類の提出が必要です。
・ 経理書類を整理いただいたうえで、事業完了後に検査を実施します。
・ 本事業で取得した施設や設備等を処分する際には、事前に知事の承認が
必要となります。
※ ご不明の点などありましたら、お問い合わせください ※
○ この資料では、ご質問が多いと思われる内容についてお答えしておりますが、
ご不明の点等がありましたら、お問い合わせ下さい。
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グループ補助金の内容
(問1) どういう補助金か。(「復興事業計画」 の認定と 「補助金交付」 の関係)
(答) ○ 熊本地震により被災された企業の皆様の施設・設備の復旧整備を支援する
ため、復旧事業に要する経費の一部を補助するものです。
○ ただし、この補助金の交付を受けるためには、事前に複数の中小企業者等
グループが参加する「復興事業計画」を県に申請し、その認定を受ける必要
があります。
(問2) 既に施設等を復旧したが、交付決定前に開始した復旧経費は対象となるか。
(答) ○ 熊本地震以降の復旧・整備の経費が対象となります。但し、写真や書類等
による確認が可能で、かつ、適正であると認められる場合に限ります。
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復興事業計画について
(問1) 「復興事業計画」とは何か。
(答) ○ 熊本地震により被災し、県の認定する中小企業者グループが、産業活力の
復活、被災地域の復興、コミュニティー再生、雇用の維持などの目的のため
にグループで共同して行う事業の計画を指します。
○ 復興事業計画には様々な形態が考えられますが、例えば、何らかの関係性
を有するグループ構成員が、取引関係や共同物流又は連携した取組み(人材
育成事業等)を通じて、産業の復旧・復興を促進することを目的とするといった
内容の計画を策定する必要があります。
(問2) 「復興事業計画」で行う事業は平成28年度内に完了する必要があるのか。
(答) ○ グループで共同で行う復興事業計画は、複数年にまたがる計画でも構わな
いため、グループでの共同事業は28年度中に完了する必要はありません。
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「中小企業者等グループ」の要件
(問1) 「グループ」の要件は何か。
(答) ○ 2者以上の中小企業者等から構成されるグループで、うち1者が被災した
中小企業者等であれば要件を満たします。なお、グループの構成員は、補助
交付を受けない者、県外の者、異業種の事業者が参加することも構いません
が、以下の問3に記載の①~⑤のグループ類型に該当することが必要です。
(問2) 1者でグループの認定は受けられないのか。
(答) ○ 1者では、「復興事業計画」の認定を受けることはできません。
このため、補助金の交付を受けることもできません。
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(問3) グループ機能」とは何か。
(答) ○ 中小企業等グループは、以下の(1)~(5)の機能を有することが必要です。
(1)基幹産業型
一定の地域内において、経済・社会的に基幹となる産業群を担う集団で
当該地域の復興・雇用維持に不可欠であること。
(2)観光サービス集積型
温泉や旅館など観光またはこれに付随する産業分野であって、観光地や地
域経済に重要な役割を果たしていること。
(3)サプライチェーン型
当該中小企業等グループ外の企業や他地域の産業にとって重要な役割を果たしていること。
(4)経済・雇用効果大型
事業規模や雇用規模が大きく、県内の経済・雇用への貢献度が高いこと。
(5)商店街型
地域住民の交流促進に寄与し、地域における中心的な商業機能を果たす可能性が高いこと。など。
【参考「被災要件」】グループ(1)~(4)は、以下の被災要件を併せて満たす必要があります。
中小企業等グループの構成員の全部又は一部が、熊本地震により、次のいずれもの影響を
受けていることにより、当該中小企業等グループの機能に重大な影響が生じていること。
・ 熊本地震により、事業所の一部又は全部に甚大な被害が生じていること、又は継続して
使用することが困難となっていること。
・熊本地震の後であって、直前1月の売上が震災前の同期に比べて著しく低下しているこ
と、又は当該中小企業等グループ内で果たす機能に重大な損傷が生じていると認められる
こと。
(問4) 一つの企業が複数のグループ構成員となって、補助金申請することは可能か。
(答) ○ 複数のグループ構成員となって補助金の交付申請をすることも可能です。
○ ただし、同じ施設・設備及び同じ目的の復旧事業に対して、重複して補助
金を交付することはできません。
(問5) 県外企業ともグループを組むことは可能か。
(答) ○ 県外企業とグループを組むことも可能です。ただし、補助金交付の要件は、
「県内に事業所を置く法人、その他の団体及び事業を行う個人であること」、
「補助事業の対象となる施設や設備が県内に所在していること」が必要です
ので、これらの点も踏まえてご検討ください。
(問6) 被災していない者とグループを組むことはできるか。
(答) ○ 熊本地震の被害を受けていない者をグループの構成員とすることも可能で
すが、補助金交付を受けることはできません。
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(問7) 子会社とグループを組むことは可能か。
(答) ○ 代表者が同一であるなど、実質的に同一の企業とみなされる企業者のみで
の申請はできません。
○ 資本関係のない他社なども構成員として加わる場合には、グループ要件を
満たします。
(問8) 任意団体はグループの代表になれるか。
(答) ○ 代表になれますが、責任の所在が曖昧となるため補助金の申請はできません。
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補助対象事業者
(問1) 補助対象事業者の要件はあるか。
(答) ○ 要件は次のとおりです。
以下の要件を満たすグループ構成員。
① 中小企業者
※みなし大企業・みなし中堅企業を除く
② 中堅企業 及び みなし中堅企業 等
※みなし大企業を除く
③ 大企業 及び みなし大企業で、①又は②が営業活動を行なう上で必要な施設・設備
を賃貸している事業者
上記①「中小企業者」の定義(中小企業支援法及び同法施行令)
1 会社及び個人
業 種
製造業・その他の業種
従業員規模・資本金規模
300人以下 又は 3億円以下
ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ及
びチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を
900人以下 又は 3億円以下
除く。)
卸売業
100人以下 又は 1億円以下
小売業
50人以下 又は 5千万円以下
サービス業
100人以下 又は 5千万円以下
ソフトウエア業又は情報処理サービス業
300人以下 又は 3億円以下
旅館業
200人以下 又は 5千万円以下
2 中小企業団体(事業協同組合、事業共同小組合、信用共同組合、協同組合連合会、
企業組合、協業組合、商工組合、商工組合連合会)
3 特別の法律によって設立された組合又はその連合会であって、その直接又は間接の構成員たる
事業者の三分の二以上が上記1、2のいずれかに該当する者であるもの
【参考】 「中堅企業」 の定義 : 中小企業者以外の事業者で、資本金又は出資金が10億円未満の事業者
【参考】 「大企業」 の定義 : 中小企業者以外の事業者で、資本金又は出資金が10億円以上の事業者
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【参考】「みなし大企業(みなし中堅企業)」の定義は次のとおり。
(1)発行済み株式の総数又は出資価額の総額の2分の1以上を同一の大企業(中堅企業)が
所有している中小企業者
(2)発行済み株式の総数又は出資価額の総額の3分の2以上を複数の大企業(中堅企業)が
所有している中小企業者
(3)大企業(中堅企業)の役員又は職員を兼ねている者が、役員総数の2分の1以上を占める
中小企業者
(問2) 個人事業主は補助対象となるか。
(答) ○ 企業だけでなく個人事業主も補助対象になります。
(問3) 資本金が10億円未満なら、いわゆる「みなし大企業」も補助対象となるのか。
(答) ○ 資本金が10億円未満であっても「みなし大企業」は、基本的には補助対
象とはなりません。なお、大企業・みなし大企業もグループ構成員として参
加することは可能です。
○ なお、大企業(みなし大企業)は、次の場合のみ補助対象となります。
【 大企業(みなし大企業)が補助対象となる場合 】
上記問1の「①中小企業者」又は「②中堅企業及びみなし中堅企業等」が事業活動を行なう上で必要な
施設・設備を賃貸しており、その施設・設備の復旧を行う場合。
(問4) 補助対象事業者について、地域や市町村などの限定はあるのか。
(答) ○ 熊本地震で被災された県内事業所であれば、地域や市町村での限定はなく、
県下全域の事業者が対象となります。
(問5) 補助対象事業者について、業種の限定などはあるのか。
(答) ○ 次の方は補助対象になりません。ご注意ください。
・暴力団又は暴力団員等に該当する者
・県税に滞納がある者
・特定の風俗営業事業者
【参考】補助対象外となる具体例
(1)「風俗営業等の規制及び業務の適正化に関する法律」第2条において、次に
掲げる営業を目的とした施設・設備の復旧を対象とする場合。
○風俗営業(第1項)
(例)パチンコ、麻雀 等
※ただし、第2号の一部(料理店)及び第8号(ゲームセンター)は補助対象。
○風俗関連特殊営業(いわゆる性風俗)
(2)賃貸住宅用施設(アパート、マンション等)やリース用設備(レンタカー
事業者のレンタル用車両等)、陳列されていた商品。
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補助対象経費
(問1) 対象経費の範囲はどうなるのか。
(答) ○ 熊本地震前に所有し、震災で損傷・継続使用が困難となった施設・設備の復旧
に要する資材費、設備費、工事費等で、復興事業計画に基づき事業を行うために
必要不可欠な、以下の経費が対象となります。
区分
内容
倉庫、生産施設、加工施設、販売施設、検査施設、共同作業場、原材
施設
料置場、その他「1事業の目的」の範囲内で復旧事業計画の実施に
不可欠と認められる施設
復興事業に係る事業の用に供する施設であって、中小企業等グルー
設備
プ又は各構成員の資産として計上するもの。
新分野
事業の場
宿舎整備のための事業
宿舎及び備え付けの設備にかかる費用
合のみ
共同店舗の設置費、共同店舗及び街区の再配置に付随して行うコ
商店街型
商業機能の復旧促進の
ための事業
ミュニティスペース、駐車場、アーケード、街路灯、防犯カメラ、路面舗
装の整備
※ 上記の「施設」及び「設備」の復旧又は整備並びに「商業機能の復旧促進のための
事業」に要する経費には、資材・工事費、設備の調達や移転設置費、取り壊し・撤去
費 、整地・排土費を含みます。
(問2) 既に施設等を復旧したが、交付決定前に開始した復旧経費は対象となるか。
(答) ○ 熊本地震以降の復旧・整備の経費が対象となります。但し、写真や書類等
による確認が可能で、かつ、適正であると認められる場合に限ります。
(問3) 補助額に上限や下限はあるか。
(答) ○ 補助額の上限は1者15億円です。なお、下限はありません。
(問4-1) 施設・設備の規模が従前より大きくなってもよいのか。
(答) ○ 施設・設備の復旧に当たっては、原則として従前の規模や機能、性能と同等であるこ
とが必要となります。
○ 建築基準法等の法規制による構造強化等については、補助対象となります。
(問4-2) メーカーが既存設備と同一型式又は同等品を取り扱っておらず、やむを得ず同
等品以上の設備に更新するしかない場合、補助対象となるか。
(答) ○ 市場流通していない場合は、現在の市場流通で入手出来る必要最低限の性能
の設備について補助対象となります。
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(問5) 修繕だけではなく、施設の建替や移転、設備の入替も対象となるか。
(答) ○ 修繕により被災前の機能が回復される場合は、修繕が原則となります。この
場合、施設の建替や移転、設備の入替は認められません。
○ 施設については、原則として、市町村が発行する罹災証明で「全壊」又は
「大規模半壊」と判定された場合を除いては、建替・移転は認められません。
・ただし、建替を要するとの建築士の判断がなされた場合には、建替とすることが
できます。
○ 従前と同等な施設・設備であり修繕費よりも建替・入替費用の方が安価で
あると証明できる場合には、修繕にかわり建替・入替とすることができます。
(問6) 設備のみを事業の対象とすることはできるか。
(答) ○ 設備だけでも事業の対象となりますが、復興事業計画を行うために不可欠
である必要があります。
(問7) 土地の購入は対象経費となるのか。
(答) ○土地の購入費は補助の対象とはなりません。
(問8) 従業員へ支払う給与は対象経費となるのか。
(答) ○ 給与は補助の対象とはなりません。
(問9) 地震後、空き工場を借りて事業を再開したが、家賃は補助対象になるのか。
(答) ○家賃は補助対象になりません。
(問10) 保険の対象となった施設や設備についても補助対象となるか。
(答) ○保険の対象となっている施設や設備も補助対象となりますが、受取保険金
額がグループ補助金の自己負担額を超える場合には、補助金額から当該超え
る部分を控除した額を交付します。
(問11) 備品・什器も補助対象となるか。
(答) ○ 原則として補助対象外となります。このほか、普通乗用車や事務機器、汎用性
の高い施設・設備なども対象外となります。
○ なお、グループの機能や業種によっては、必要不可欠と判断する場合もあ
りますので、ご不明の場合は予めご相談ください。
(問12) 車両は補助対象となるのか。
(答) ○ 復興事業計画に基づく事業に不可欠で、中小企業等グループ又はその構成
員の資産として計上するものは対象となります。ただし、汎用性の高い普通
乗用車やバン等は対象外となります。
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(問13) がれき撤去に要する費用は対象となるか。
(答) ○ がれき撤去した場所において事業活動を再開する場合に限り、付随する費
用として対象としています。
(問14) 風評被害等による逸失利益も補助対象となるか。
(答) ○ 今回の補助金は、あくまでも施設・設備等の直接被害のみを対象としてい
ますので、逸失利益のような間接被害については対象としていません。
(問15) 補助金交付時の消費税の取扱いはどうなるのか。
(答) ○ 補助金では、その制度上、消費税分を各補助事業者へお支払することはで
きません。事業費には、消費税を含まない形で申請をお願いします。
(問16) 駐車場(アスファルト)や門扉等の修繕工事も補助対象か。
(答) ○ 資産計上されている場合には、補助対象となります。
(問17) 施設(建築物)に附帯する電気設備、給排水設備、空調設備等も補助対象となるか。
(答) ○ 補助対象となります。
○ 埋設されている水道管等も建物に付随する施設・設備として資産計上に含まれ
ていれば対象になります。
(問18) 自社で実施した復旧工事に要した経費も補助対象か。
(答) ○ 自社で復旧工事を実施する場合は、人件費が対象外となります。材料費等は補助
対象となりますが、自社調達を行う場合には、調達価格に含まれる利益を排除しな
ければなりません。
(問19) 応急措置として実施した工場建屋の補強工事も補助対象か。
(答) ○ グループ補助金は本復旧を対象としており、応急復旧については補助対象外
ですが、本復旧と一連の場合等は、対象となる場合がありますので、個別にご相談
下さい。
(問20) 設備の補修をするにあたって、設備単体で固定資産台帳に記載されていない
場合でも、補助金の対象となるか。
(答) ○ 固定資産台帳に記載された金額の建物と設備の内訳を示していただくとともに、
補助事業終了後、資産計上する際には、設備補修の追記が判別できるようにし
てください。
(問21) 現在使用する設備であっても、管理の面から減価償却が終わった設備で資産
台帳から削除している場合でも補助対象となるか。
(答) ○ 過去の台帳等で、当該設備が資産として計上されていたことが証明できれば、
対象となります。
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(問22) 建屋周辺の液状化した地盤の土壌改良費用は対象となるか。 (答) ○ 建屋の復旧に必要な部分については、補助対象となります。
(問23) 店舗兼住宅は補助対象になるか。
(答) ○ 事業用部分のみが補助対象となり、自宅部分は対象外です。共用部分につい
ては、事業用部分と自宅部分の面積比率によって按分して算出します。
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新分野事業について
(問1) 新分野事業とはどういうものか。
(答) ○ 従前の施設への復旧では、事業の再開や継続、売り上げ回復が困難な場合
に、認定支援機関の支援を受けながら新分野需要開拓等を見据えた新たな取
組みにより震災前の売り上げを目指すことを促すため、従前の施設等への復
旧に代えて、これらの実施に係る費用についても補助対象とするものです。
(問2) 「認定支援機関」とはどういう機関か。
(答) ○ 正式には「認定経営革新等支援機関」といい、国が、金融機関、税理士、
公認会計士、弁護士など、税務、金融及び企業の財務に関する専門知識(又
は同等以上の能力)を有し、これまで経営革新計画の策定等の業務について
一定の経験年数を持っている機関や人を認定しています。
(問3-1) 「認定支援機関」には何をしてもらえるのか。
○ 新分野事業として申請される場合、①従前の施設等への復旧では震災前の
売り上げまで回復することが困難であるか、②新分野事業の実施により売り
上げ回復が見込まれるか等の点について、「認定経営革新等支援機関」の確
認書が必要となります。
○ また、申請等の内容について、助言等を行っていただけます。
(問3-2) 新分野事業の場合、補助額に上限はあるか。
(答) ○ 新分野事業に伴う復旧・整備等の場合の補助額は、熊本地震前に所有して
いた施設・設備の原状回復に必要な経費に補助率(1/2以内または3/4以
内)を乗じた額が上限となります。
(問4) 新分野事業の例 「新商品製造ラインへの転換」 はどのような取組みか。
(答) ○ 震災前に製造していなかった商品を新たに製造するために、震災前に所有
していなかった設備を整備することをいいます。
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(問5) 新分野事業の例 「生産効率向上のための設備導入」 はどのような取組みか。
(答) ○ 需要開拓のための増産体制への対応や利益向上等をめざし、同じ人員で
毎時1,000個製造できる設備から毎時1,500個に上がる設備導入や、毎
時の製造個数は変わらないが人員が少なくて済むなど、生産性向上につなが
る設備の導入などの取組みを想定しています。
(問6) 新分野事業の例 「従業員確保のための宿舎整備」 はどのような取組みか。
(答) ○ 新分野事業における新たな取組みを行うに際して、宿舎整備による従業員
確保が必要である場合、被災した従前の施設等の復旧に代えて宿舎整備を行
うことを想定しています。
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事業期間について
(問1) 平成28年度中に復旧工事が完了しないと補助金が支払われないのか。
(答) ○ 原則、平成28年度末までに復旧工事が完了する案件が対象ですが、
個々の事情に応じて事業期間を延長するなど、個別に柔軟な対応を行います。
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〈 ※ ※ 補助金交付にあたっての注意事項 ※ ※ 〉
注1) 復興事業計画の認定を受けた場合に、補助金の交付申請を受けることができる
事業者の要件は下記のとおりです。
○ 県内に事業所等を置く法人、その他の団体及び事業を行う個人であること
○ 補助事業の対象となる 「施設」 や 「設備」 が県内に所在すること
○ 県税に滞納がないこと
○ 暴力団又は暴力団員等に該当する者でないこと
○ 特定の風俗営業事業者でないこと
※ 復興事業計画の認定は、必ずしも補助金交付を約束するものではありませんの
でご注意願います。
注2) 補助金により復旧した施設や設備を処分する際は、ご注意ください。
○ この事業で取得した施設や設備、あるいは増加した資産を処分(取り壊し、廃
業、転用、貸し付け、譲渡、交換、担保に供する処分) する際には、事前に知
事の承認が必要です。
○ このため、補助金で取得した施設や設備、あるいは効用の増加した(修繕を含む)
資産を処分する際には、必ず、事前に担当者までご連絡をいただき、確認をお願いします。
注3) 例えば、グループ補助金で店舗兼住宅を復旧する際の資金調達で、財産に抵当
権を設定する場合も事前に承認が必要になります。
○ 店舗兼住宅を含め、今般の補助事業で財産を取得するために必要な資金調達を
する際に、その財産を担保に供することを検討されている事業者の方も、事前
に承認が必要となるため、必ず担当者にご相談ください。
○ 既に抵当権が設定されている施設については、担保の用に供する旨の財産処分
申請は不要です。
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