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平成28年度5月号
高松市立多肥小学校
少人数だより
6年「対称な図形」
6年生の算数の授業では、少人数担当と担任が、授業・個別支援という形で学習を行っています。授業の中で分
からないところがあり、困っている児童に声をかけ、できるかぎり細かく指導できるようにしています。6年生に
なって内容が一段と難しくなってきました。1時間1時間、小さなつまずきを残していかないように、日々の復習
を大切にして欲しいと思います。また、分からないところがあれば何でも聞くように声かけをしています。
「対称な図形」の学習では、線対称や点対称な図形について学習してい
ます。最初は、線対称と点対称の作図に戸惑う児童も見られましたが、
何度も繰り返し練習することで、少しずつできるようになってきまし
た。また、鏡を立てて様々な図形を作る活動にもチャレンジしました。
児童は、鏡の立て方を工夫し、様々な図形を作っていく中で、鏡を立て
てできた図形はすべて線対称な図形であることに気付きました。さら
に、鏡を折り曲げてできる複雑な図形にも取り組み、発見する喜びを感
じていました。これからも子どもたちが主体的に活動できる授業を計画
していきたいと思います。
(松本 卓也)
4年「角とその大きさ」・「1けたでわるわり算
「角とその大きさ」
角の大きさの単位は、度(゜)ということや直角の大きさが90°であ
ること、1 回転した大きさが360゚であることなどを学習しました。
また、分度器を使って、角の大きさを測定したり、必要な大きさの角
を作ったりする学習もしました。
初めの頃は、角の大きさを正確に測ったり作ったりする活動に戸惑っ
ている児童もいましたが、だんだん慣れてきました。しかし、180°
よりも大きな角をよんだりかいたりする学習では、まだまだ苦手意識を
もっている児童もいるので、プリントなどで復習をしていきます。
角をよむときやかくときには、その角の大きさが90°よりも大きい
か(鈍角)小さいか(鋭角)の見当をつけさせるなど、角の大きさの量感を
持たせるようにすることが大切になります。
「1けたでわるわり算」
同じ種類の計算や問題を解くときに、いつも使うことのできる計算方法や手順を、アルゴリズムといいます。わ
り算の筆算では、「たてる」→「かける」→「ひく」→「おろす」というアルゴリズムを学習しました。
わり算の筆算は、手順が多くて、アルゴリズムを覚えるのに苦労をしている児童もいましたが、何度もアルゴリ
ズムを唱えて学習することで、わり算の筆算ができる子どもが増えてきました。
何度も繰り返して、練習問題をすることで、確実に定着していけるようにしたいと思います。
(飯間 正広)