平成 28 年 5 30 CSIS 共同研究報告書 No.256

平成 28 年 5 ⽉ 30 ⽇
CSIS
共同研究報告書
No.256 パーソントリップデータを⽤いた消費者吸引モデルの研究
研究代表者:鈴⽊英之(合同会社ファインアナリシス)
事務担当者:同上
研究内容:歩⾏者通⾏量や観光地⼊込数の測定は、街の「賑わい」(活性化)を知るため
の最も基本的な⽅法であり、多くの⾃治体が採⽤している。しかし、従来法では地域間
⽐較が出来ない等の限界が指摘される。本研究では、従来法を補完、若しくは代替する
と思われる⽅法について、その有効性や限界を確認する。
平成 27 年度報告:本年は、ソーシャルメディア上の位置情報データを⽤いた観光資源
の開発状況の評価法について検討した。具体的には、写真投稿サービス Flickr 上の位
置情報を⽤い、観光地点のスコアリングを⾏った。その際に、先ず⾮旅⾏者、近隣旅⾏
者、遠⽅旅⾏者の峻別を⾏った。パーソントリップデータは、主として⽇常⽣活のルー
ティン⾏動の記録であるが、余暇レジャー⾏動については、近隣旅⾏者の⾏動とよく対
応していることが⽰された。
CSIS 利⽤データセット:
昭和 63 年東京都市圏 ⼈の流れデータセット
1998 年東京都市圏 ⼈の流れデータセット
平成 20 年東京都市圏 ⼈の流れデータセット
平成 12 年京阪神都市圏 ⼈の流れデータセット
【空間配分版】1998 年東京都市圏 ⼈の流れデータセット
【空間配分版】2008 年東京都市圏 ⼈の流れデータセット
【空間配分版】平成 12 年京阪神都市圏 ⼈の流れデータセット