広報誌「しろやま」第65号を発行しました。

病院理念
「城山病院は患者さまのために存在します」
医療法人
春秋会
城山病院
広報誌
http://www.shiroyama-hsp.or.jp/
御
礼
常勤医入職のご案内
専門外来のご紹介
看護部主催
看護の日イベント
最先端画像から正しい情報を読影
国際ワークショップが開催されました
各種お知らせなど
城山病院は平成18年7月1日に現在の羽曳が丘に新築移転して、無事に10年を経過しました。
これも地域の皆様のご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。これからも当院の理念に基づき、患者さま、地域の
皆さまに貢献できるよう一層の努力をしてまいりますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
なかむら
げん
奥野 修大医師
中村
玄医師
・整形外科
・整形外科は日々の生活での痛みか
ら事故・転倒でおきる骨折まで幅広
・整形外科
・電子カルテ等慣れない点も
多く、皆様には何かと御迷惑
い病気・ケガを扱う科です。少しで
も力になれるよう診療していきます
ので気楽に相談して下さい。
をお掛けすると思いますが、
宜しくお願い申し上げます。
おくの
のぶひろ
いまじょう
ゆきひろ
今城
幸裕医師
かたやま
よしひで
片山
義英医師
・麻酔科
・日本麻酔科学会認定医
麻酔科標榜医
・脳神経外科
・分からない事やお悩みがあ
れば、気軽にお声かけくださ
・安全な麻酔を心掛けます。
い。
なかい
たかまさ
中井 孝昌医師
たつみ
よしひろ
辰巳
賀泰医師
・形成外科
・形成外科で扱う領域は多岐にわ
たっております。どんなことでも
・消化器内科
・何かあれば気軽に話しかけて
ください。
気軽にご相談下さい。
いしがみ
けんじろう
石上
健二郎医師
・研修医
・4月より、城山病院の初期研修医と
して勤務させて頂きます、石上健二
郎と申します。精一杯やらせて頂き
ますので、よろしくお願いします。
にしうら
さとし
西浦
哲史医師
かしわい
あや
柏井
彩医師
・研修医
・患者さんに寄り添って、出
来ることから一生懸命頑張っ
ていきたいと思います。これ
からよろしくお願いいたしま
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ご
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介
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ま
・循環器科
・日本内科学会認定医、日本総合診療医学会認定医
・今年度より城山病院 心臓血管センターに勤務させていただくこととなりました。これまでは一般内科
内科救急
循環器内科の研修を主に行っており、冠動脈治療(カテーテル治療を含む)、心不全治療を含め地域のニーズに対応
できるよう頑張りたいと考えています。至らない点も多々あるかと思いますが一つ一つ応えていきたいと思いますの
でよろしくお願いいたします。
● 患者さんへの治療
当院の専門外来は19の診療科があり、9つの受付に分かれています。1日に約500名もの患者さ
んが来院されており、予約優先での診療になります。初診及び予約なしの患者さんには、問診
時看護師が患者さんお一人お一人にゆっくり、お話を聞けるように心がけています。
近年患者さんをとりまく医療環境は目まぐるしく変化しており、在院日数の短縮化や長期入
院の是正などに伴い、外来に求められる機能も多様化しています。外来受診後、帰宅された患
者さんが、医師の治療方針を理解し服薬や食事制限、運動療法に行い、今よりも良い状態で次
の外来診察日に来院できるよう患者さんのご家族に説明、指導すること。患者さんが「自分ら
しい」療養生活が送れるように、サポートできることを目指しています。
外来ではがんの化学療法や輸血など高度な治療も行なっています。
● 外来治療室が新たにオープン
2/1に外来治療室が新たにオープンしました。通院しながら化学療法をより安全、
快適に受けていただくために設置されました。慢性関節リウマチ、炎症性腸疾患な
どの薬物治療にも対応しています。
日本人の2人に1人ががんに罹患する時代となり、がんの3大治療(手術・放射線・
化学療法)であるがん化学療法も多くの薬剤が開発され、多様に複雑化していま
す。化学療法を受ける患者さんは治療によって副作用が伴うこと、治療期間が長期
になること、治療費が高額になることなど様々な問題を抱えています。外来治療室
看護師は患者さんに安全で適正な治療を安楽に受けて頂く環境を整えること。自宅
カーテンで一台ずつ仕切られ、
テレビもご覧いただけます
に戻られてからも、安心して生活が送れるようサポートしています。
専門外来
イベント内容
●健康チェック
●ハンドマッサージ
●手指洗浄
●栄養相談
看護師長
福田千晶
●薬剤相談
5月11日(水)看護部主催「看護の日」イベントが開催され、あいにくの雨でしたが、1階エントランスホールの
会場には、80名を超える患者さんにお越し頂き大変賑わいました。
普段の手洗いでどれくらい細かな所まで洗えているかが目で見えるグリッターバグ®を使った手指洗浄や、コレス
テロール・食事方法などの栄養相談。薬剤相談は点眼薬の不安がある患者さんからの相談に薬剤師が丁寧に受け答え
しており、また保湿性があり肌に優しいココナッツオイルを使ったハンドマッサージは看護スタッフから提供されま
した。健康チェックでは、血圧測定、体脂肪測定、身長体重の測定が出来、自身の身体で気になる事を看護師に相談
出来る場にもなりました。
手から伝わる癒し『手でふれる看護』を実施するために、ハンドマッサージの研修が事前に行われ、ハンドマッ
サージを体験した患者さんからは「体が楽になりました」、「今日来てよかった」と嬉しい声が。病棟では入院患者
さんにあじさいゼリーと手作りのメッセージカードが配られました。
参加された患者さんには看護の日特製絆創膏とメモ帳
がプレゼントされました!
画像診断は日進月歩の進歩をとげており、現代医療に欠かせません。最新のCT(コンピューター断層撮影法)や
MRI(磁気共鳴画像)機器は1回の撮影で約1,000枚以上もの画像がコンピューターで作成されるものもあります。
これらの膨大な最先端画像を熟知し、素早く必要な情報を読み解いて正しい治療を導き出すのが画像診断専門医で
す。院内だけでなく、地域の開業医の先生、他院からの検査・読影の依頼を多数受け付ける三田医師に話を聞きまし
た。
●
画像診断専門医として
みなさん、放射線科の医師はどんなことをしていると思われますか?「レントゲンを
撮っている人」ではありません。レントゲンを撮影しているのは放射線技師です。我々
医師は技師に適切な画像が撮影できるように指示を出しています。ご存じのように、C
Tは放射線を身体に当てて臓器の内部を画像化する検査のため、できるだけ被ばく量を
少なくするように検査を計画しなければなりません。そして、重要なのが撮れた画像か
MRI装置
MRI装置3.0
3.0テスラ
3.0テスラ
ら必要な情報を読み解くことです。これを読影と言います。具体的には、患者さんの主
治医から出された指示に従って適正な検査(CT、MRI、一般撮影、PET-CT、
血管造影検査など)を行い、検査画像から画像診断を所見レポートにまとめ、主治医に返
します。先述の通り、最先端検査機器は膨大な画像が作成され、頭の先から足先まで全身
を読影しなければならないこともあります。この中から主治医が欲しい情報を得るのは困
難なことがあり、特に専門分野以外についてはなおさらのことです。私たち専門医は、臓
一般撮影装置
器別の専門を越えた医学知識と経験から重要な情報を見落とさず、正しい治療に役立つよ
うに陰ながらサポートしているので「ドクターズドクター」とも呼ばれています。当科で
は月に約1500件の読影を行っており、その中には地域の開業医さんからの検査・読影依頼
が約160件ほど含まれています。そして検査終了当日あるいは遅くとも翌日までに迅速な
レポート返送を心がけています。読影の正確さとスピード、そして主治医とのコミュニ
ケーションが大切な診療科です。
CT装置 64
64列
列 2台
●
カテーテル治療医として
私たちは画像診断の知識を生かし、血管内治療(カテーテル治療)も行っています。主に鼠径部(太ももの付け根)から
カテーテルと言う細い管を血管内に挿入して、疾患のある部分の血管の閉塞(塞栓術)を行います。もちろん、カテーテル
治療は心臓血管センターや脳・脊髄・神経センターでも行われていますが、当科では主に肝臓がんや胃静脈瘤の治療、消化
管や外傷による出血を止める治療を行っています。カテーテル治療は患者さんの体への負担が少なく、早ければ手術の翌日
から普通に食事もでき、入院期間も長くありません。
●
早期発見に一役を担う
私たち画像診断医は外来診察をあまり行っておらず、直接患者さんと接する機会は少なく、いわば放射線科はマイナー科
です。しかし、診療の縁の下の力持ちとして、最先端の画像情報と画像診断を提供
することで主治医の先生方をサポートし、ひいては病気の早期発見、適切な診断治
療など質の高い医療の一役を担っております。一度、みなさんが受診される病院で
も画像診断専門医が関わっているか、病院のホームページ等でご確認下さい。
外来受付・診療時間
受付時間:月~金曜日/午前 8:30~12:00、午後13:00~15:30
日本放射線学会診断専門医
マンモグラフィー読影認定医
診療時間:月~金曜日/午前 9:00~12:30、午後14:00~16:00
放射線科画像診断センター
※学会、手術などにより、医師の変更(休診・代診)となる場合がございます。
副部長
三田裕記医師
アイバス
平成28年4月にロータブレーション※やIVUS (血管内超音波検査)を駆使した症例を具体的に見たいとインドネシアの
「Siloam Lippo Village Hospital」他4病院から医師3名、看護師2名、計5名が来られ、循環器科主任部長
師による医療機器を使用したプレゼンテーションが行われました。
嶋田芳久医
術中で使用する機材の説明後、実際の症例が始まった時にこういう形で使用しているというのが具体的に分かりやす
く、来られた先生方はとてもご興味を持たれ、嶋田医師に質問する様子などが伺えました。今回のワークショップはイ
ンドネシアの医師・看護師の方に非常に満足して頂けたようです。
※ロータブレーションは手技が複雑で大きな合併症も起こりうるため、習熟した医師そして施設認定の基準を満たして使用していま
す。
平成28年5月号の64号で掲載しました、救命救護活動をした看護師 那谷さん。
5月27日(金)柏原羽曳野藤井寺消防組合
消防本部にて消防長から感謝状が授与され
ました。
那谷さんは「目の前で人が倒れた時は驚いて救命処置をするのに少し勇気がいりました
が、必死で助けました。このような感謝状を頂きありがとうございました。」とコメン
トをされていました。救助された男性は、当院に救急搬送され入院。6月に無事に退院
し社会復帰されています。
イベントのご案内
看護部主催
七夕イベント
第9回市民公開講座
日
時
平成28年7月6日(水)
13:00~14:00
日
時
平成28年7月6日(水)
14:00~15:00
場
所
城山病院1階エントランスホール
場
所
城山病院1階エントランスホール
内
容
ボランティア団体「フラマハロ」のみなさんに
よるフラダンス公演
講
師
城山病院 泌尿器科
部長 小山耕平医師
テ
ー
マ
血尿がでたら
参加費は無料で、事前の申込の必要はありません。皆様、是非ご参加下さい。
患者サポート部
地域医療連携室
福祉医療相談員(MSW)
〒583-0872 大阪府羽曳野市はびきの2-8-1
脳神経外科
外科・消化器外科 形成外科 眼科
神経内科
消化器内科
美容外科 皮膚科
心臓血管外科 乳腺外科
血液内科 放射線科
循環器内科
肛門外科
腎臓内科 救急科
内科
整形外科
泌尿器科
麻酔科
リハビリテーション科
Tel 072-958-1000(代表)
Fax 072-959-0800
担当:梅原、三浦
<関連病院・施設>
医療法人春秋会 介護老人保健施設
きし