24 た。どのサイトカイン ディスカッションでし が、大問題だったのは は杞憂でした。ところ 立ったのか、その心配 三年次研究室配属が役 でしたが、徳島大学の のだろうか?」と心配 ちゃんと実験ができる 米前は「英語の環境で か、ジョギングか、勉強かで、か 女らは、起きている間は、料理 学生二人と一緒になりました。彼 学にローテーションできている医 ことに期間の後半は、テキサス大 て滞在していましたから、幸運な うな形で滞在するところを見つけ どに通う学生がシェアハウスのよ んでしたが、短期で近隣の大学な 臨床の現場を見る機会はありませ g n a w H . r D う教育的配慮だったと思いますが、 いよいよ臨床実習が始まりました。 なりストイックに生活していまし 今までの不勉強を痛感する毎日が を調べるか、またその 授の 英語の問題だけではなく、釈然と 続いていますが、この留学体験は、 た。また、臨床の現場で目にする などには研究を手伝ってもらう人 しないのは何なのかを明確にする それにめげることなく知識や技能 結果がどうなるかとい やサマーリサーチプログラムで来 ことが難しく、また「執筆が二年 はまだまだ至らないけれども、自 治療や見解に、確固たる意見を持 た学生が研究に参加するという形 遅れているのよ。」といって常時 分も医療者であるという誇りと責 う予想を聞かれ、自分 をとっていました。人数としては パソコンに向かい論文を書いたり 任をもって実習に臨もうという気 ち、「間違った治療をされている 少なく、先生方との距離は近かっ 実験している先生を見ていると気 概を持つ良い契機になっているよ の思うところを述べる たように思います。また、研究室 がひけて、結局受け身に過ごして うに思います。 のを見ると憤りを感じるのよ。」 間での交流は盛んで、私も実験中 してしまったように思います。 と先生は「さあ、それ に機械をお借りしに他の研究室に 私の毎日はこのような感じで、 「和」の精神を強く感じています。 と私にぼやいていました。実際の もお邪魔したりしていました。渡 たり、旅行をしたりすることも、 日常生活のふとした瞬間にその はどうかな?」と仰る たい、日本で生活をしてみたい」 大学生活の楽しみの一つになって 「和」の精神を感じることができ、 正誤は分かりませんが、アメリカ と思うようになりました。高校卒 います。 ばかりで、その場で今 業後に日本かアメリカ合衆国のど 大学では専門の授業をとりなが ら日本語のクラスを履修すること 日本での生活も 年が経ち、私 の周りの環境が変わっただけでな では医学生でも医療者としての誇 ちらかに留学するチャンスがあり、 もでき、私の日本語力をのばすの く、私自身も大きく成長したと思 までの結果や先生ご自 で、「BCG感染細胞が産生する 私は迷わず日本を選びました。 に役立っています。日常会話は大 います。将来のことはまだ具体的 りと意見をしっかりと持っている サイトカインにヒトラクトフェリ 徳島大学に入学してからは、毎 日楽しく充実した生活を送ってい 丈夫ですが、専門的な化学の授業 に決まっていませんが、日本で学 身の見解は教えていた ンが与える影響」というテーマで ます。徳島は自然が豊かで、春・ 内容を日本語で完全に理解するこ んだことを生かして、母国ベトナ のを肌で感じました。 研究に参加しました。こちらの研 夏・秋・冬といった母国にはない とは難しいです。でも、分からな ムに貢献できるような化学の研究 だけません。きっと自 と助教 日本の四季を肌で感じることがで いところは先生や友人に聞くと優 をしたいと考えています。そのた 分で過去の論文を調べ 工学部化学応用工学科 年のグ エン・ティ・ツェット・マイとい きます。休みの日には、自転車で しく丁寧に教えてくださるので、 めに少しでも多くのことを徳島大 早いものでもう、あれから一年 が経とうとしています。CBT/ います。ベトナムのホーチミン出 少し遠くの自然が豊かな場所に出 とてもありがたく思っています。 たり、疑問点を明確化 年間日本語を勉 かけることもあります。また、徳 長させられるような大学生活を送 OSCEを終えて5年生となり、 月から徳 島大学で日本人の友人がたくさん 私は徳島大学の茶道部に所属し ており、そこで日本の伝統的な文 りたいです。 して質問させようとい 島大学で勉強しています。高校生 できたことも、私にとってとても 化や精神を学んでいます。茶道 を中心として、夏 のとき、日本の大学に留学してい うれしい経験です。友人と一緒に t n e m t r a p r e o t D c A . r D 加させていただき、 の研究室 y g o l o h t a P f o r o t c A . r D とても興味深いです。 学で学び、自分をもっと大きく成 6 の Nguyen Thi Tuyet Mai 究室は、教授の 身です。仙台で 工学部 化学応用工学科 4年 強した後、2013年 [ベトナム] (グエン・ティ・ツェット・マイ) 4 4 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて サマーリサーチプログラムに参 た兄の話を聞き、私も「日本に を通して、母国にはない日本の 修了証書授与式にて 勉強をしたり、ご飯を食べに行っ 私は2015年 月 日から 月 日まで、テキサス大学の 山﨑 藍 (やまざき あい) 6 行って、日本の文化をもっと知り 14 15 16 医学部 医学科 5年 日本で成長した私 2 研究所のメンバーと共に 滞在していた部屋の様子 実験中の筆者 テキサス大学 留学体験記 8 阿波踊りの化応連にて (筆者は左から2人目) 茶道部の七夕茶会にて (筆者は左から2人目)
© Copyright 2024 ExpyDoc