NLTE

NLTE ゼミ
-MULTI進渉報告中村 尚樹
NLTE calculations (Kitai 1983)
MULTIを用いてKitai (1983)で行われたNLTE計算
との比較を行った。
彩層において部分的に
VAL3C大気を局所的に変更し、高温、高密度の領
域を仮定
⇒NLTE計算によりスペクトルのprofile を調べる
パラメータ
Kitai (1983)
Hαプロファイル
上:MULTI
𝜇−1 = 1.05,1.3,2.0,4.3,21
下:Kitai (1983)
𝜇−1 = 1.0,2.0,5.0,10.0,20.0
ほぼ同じだが
T1R5(温度+1000K+密度5倍)
の場面のダブルピークがMULTIのほ
うが小さい
比較(左 Kitai (1983), 右 MULTI )
比較(T1R5のとき)
Balmer α
摂動領域
Balmer α
Balmer α 2⇒3に注目すると、Source function はほぼ同じだが
Optically thickness のjump はMULTI のほうが大きい
全体的にMULTI のほうが不連続がSharp
上昇流
(V=10km/s)
Kitai (1983)
A
2種類の方法で速度場を
与える
A:大気の一部に速度場を
与える
B:大気のある高さより上も
速度場を与える
温度、密度はT1R5
(ΔT=1000K, 𝜌𝑝 = 5𝜚0 )
B
比較
Hα center±6Å
θ=17.6°
←MULTI ↑(Kitai 1983)
ダッシュ(赤):モデルA
ドット・ダッシュ(緑) :モデルB
ソリッド(青):速度0
ドット:摂動なし