第14班 中間報告資料 テーマ『地球温暖化って本当?』

第14グループ 中間報告資料
テーマ『地球温暖化って本当?』
リーダー:鳥居塚錬
班員:上田健二 大島卓 菊池翔一郎 佐藤広隆 佐
藤康平 下山美咲 長谷川大地 古屋運万 渡辺祐
樹
発表者:鳥居塚錬 佐藤広隆
はじめに
・これから第14グループの中間報告を行いたい
と思います。
・前半期、私たちは校外研究活動を行わなかった
ので校内での研究結果のみとなります。
・まだまだ研究不足ではありますが、よろしくお願
いします。
目的・研究方法
・地球温暖化は本当に起こっているのか?原因
は?
・具体的にどのようなことが起こっているのか?
・我々にできる対策は無いだろうか?
⇒上記の疑問を解消するため調査を開始。図書
館で主に文献での調査を行い、必要に応じて
インターネット調査も併用した。
判明したこと
・地球温暖化の原因と思われている主なものは「温室
効果ガス」と呼ばれる気体(CO2、フロン)の増加。
・今までは植物の効果によって安定していたが、近年
の科学燃料の大量消費や熱帯雨林の伐採により、
温室効果ガスの濃度が急激な上昇傾向にある。
・それにより地球全体の平均気温が上昇し、各国でそ
れが原因と思われる現象が報告されている。
温室効果ガスとは?
・太陽から放射されたエネルギーは地表を暖め、
その熱は赤外線という形で宇宙へ逃げていく
が、温室効果ガスはその赤外線の一部を地表
へ再び放射する。⇒温室効果
・温室効果が全く無いと、地球の平均気温は-15
度になる。適度に温室効果があることによって、
地球の平均気温は保たれている。
主な温室効果ガスと地球温暖化係数
地球温暖化係数
種類
寿命(年)
二酸化炭素
IPCC 2001年の報告した値
京都議定書で利用する値
1
1
メタン
12.0
23
21
一酸化二窒素
114
296
310
HFC-23
260
12000
11700
HFC-134a
13.8
1300
1300
HFC-143a
52
4300
3800
パーフルオロメタン
50000
5700
6500
パーフルオロエタン
10000
11900
9200
六フッ化硫黄
3200
22200
23900
事例(1)
・海水温度の上昇によってプランクトンや稚魚が
生息できる地域が限定され、陸海の生態系が
崩壊する。
・南極の平均気温の上昇によって氷が溶け出し、
海面が上昇。都市の冠水や沈む島国が現れ
る。
・海水や水の蒸発が活性化し、台風等の気象現
象の規模が拡大。各国に甚大な被害を及ぼ
す。
事例(2)
・異常気象によって建造物が破壊されたり、作物
に被害が及ぶため、経済にも甚大な被害が出
る。
⇒日本国内の米生産量にも影響を及ぼし、北
日本では増加するものの南日本では減少。結
果的には減少すると考えられる。
世界の取り組み
・国連環境計画と世界気象機関により、『IPCC
(気候変動に関する政府間パネル)が設置さ
れた。
・IPCCが中心となり、温暖化に関わる科学的知
見、環境的・社会的経済影響、対策戦略等が
各国政府間で精力的に検討されている。
・具体的に会議だけでも月数回以上。毎年全体
会合も開かれている。
まとめ
・各国で地球温暖化が原因と思われる異常気象が
報告され始めており、それに伴って具体的な調
査や対策も検討され始めている。
し か し !
・原因の根本(自然なのか人為なのか)や、私たち
の身近で起こりうる具体的な事例などについて
はまだ判らないことも多い。後半の調査ではここ
を解明したい。
グループ内での問題点
・今現在の状況では明らかな調査不足が伺える。
・グループ内で真剣に取り組んでいるメンバーと
そうでないメンバーの格差が現れ始めている。
このままでは、学外研究活動を行っても計画
倒れになる危険性もある。
市民発表会に向けての解決策
・研究不足⇒校内での研究活動はもちろんのこと、
今後は前期に行えなかった校外への研究活
動についても積極的に行っていく。
・やる気の格差⇒自分が受け持っている事柄に
ついてもっと責任を感じ、班員同士情報を共
有し注意しあって研究活動を行っていく。
これからの課題
・校内の資料でわかることに限界が見え始めてき
ている。今後は前半期に実行できなかった校
外研究活動を行ったり、先生方から教えてい
ただいた専門家の方へ質問状を送る等の行
動を起こしていき、前半期に分からなかった内
容についても解明していきたい。
おわりに
・これで第14グループの中間報告は全て終了と
なります。最後までご清聴していただきありが
とうございました。