道徳教育(他学部) 7月17日(金)4,5限 第十一回「子どもの道徳的な学びについて考える⑤」 始めに大事なお願い • 今回は、子どもの道徳の学習を、実践事例をもとに 考えたいと思います。 • この授業で取り扱う実践事例は、全て僕がかかわっ た学校関係者の厚意によってこの授業で紹介するこ とを承諾していただいています。 • 基本的に学校名がわからないように紹介しますが、 生の記録である以上、個人情報です。 • 従って、ツイッター、Facebook、ブログ、 その他、不特定多数の人が見る可能性のある媒体に 授業の内容について書くことは絶対にしないでくだ さい。この授業のブログに書き込む場合には、個人 の名前は出さず、Aさん、B君のように頭文字で表 してください。 今日の事例について • 神奈川県のある小学校で行われた5年生の道徳の授業 です。 • 授業の中で自習の時間に起きた子ども同士の喧嘩につ いて話し合おうとしています。 • 今回と次回の授業は色んな意味で難しく、先生も苦労 をされています。 • だからこそ、できる限り授業で起きている出来事に出 会うようにしてください。「この授業はこうだった」 という答えを出すより、この学級に内在する問題構造 の複雑さを実感してもらいたいと思っています。 • 「授業が悪い」、「子どもが悪い」、「教師が悪い」 など、価値的な視点は、ここでの複雑な出来事を理解 を妨げる要因になりやすいので、一度差し控えて授業 を見る努力をしてみて下さい。 • 発現記録の中の子どもの名前は全て仮名です。 グループワーク • テーマは決めません。授業を見て考えたことを DVD視聴メモ用紙などを参考にして自由に話 し合ってみてください。 • この学級が直面している問題の構造、逆に問題 を抱えつつも希望が見いだせる点について考え てみて下さい。答えや結論を出す必要はありま せん。 • できるだけ自分が見た授業の事実に基づいて話 をしてみて下さい。 感想シート • 今日の授業の中で考えたこと、疑問や質問、グループワーク の中で話し合ったこと、授業に対する要望、なんでもかまい ません。 • 感想の紹介は匿名で行いますが、プライベートなことにかか わるなど、どうしても次回の授業で紹介してほしくない部分 などがあればその旨を記してください。 • 必ず、名前、学籍番号を書いて出してください。 • 授業中に伝えきれなかった質問、意見はメール、もしくはブ ログを利用してください。 メール [email protected] HP http://moral-education.seesaa.net/ ユーザー名 moral-education パスワード 449281 参考文献(前回分) • Carol Gilligan In a different voice. Havard University Press(邦訳版は絶版。図書館などに あるかもしれません。『もうひとつの声』で検索してみ て下さい) • ネル・ノディングス(佐藤学 監訳) 『学校におけるケアの挑戦』 ゆみる出版 • ジェーン・ローランド・マーティン(生田久美子 監 訳) 『スクールホーム ケアする学校』 東京大学出 版会
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