工務店のための プロモーション講座 新建ハウジング編集部 三浦祐成 差別化とはなにか 方法1 人がやっていないことをする 人がやっていない方法でする →挑戦・起業家精神 →さらなる満足・価値を提供 (ブルーオーシャン) (イノベーション) 方法2 今やっていることをより上手くやる (反復・習熟) 改善を繰り返す (カイゼン) →地力をつける →半歩先をいく ソーシャルメディアの位置付け ●つけてきた「地力」をベースに、「新しいやり方」で伝える こと、コミュニケーションすること ●「新しいやり方」=ソーシャルメディア ●ただし、「新しいやり方」が「さらなる満足・さらなる価値」 につながらなければ自己満足に過ぎない ●「さらなる満足・さらなる価値」=より分かりやすい、より 伝わりやすい、参加できる、つながることができる・・・ 既存のプロモーションとソーシャルメディア ●従来型プロモーション(広告、チラシ、雑誌、HP) ・一方通行の「ラブレター」で目的は反響(集客) ・代筆屋(代理店・印刷会社)にアピールポイントを清書 ・イメージの「かさ上げ」が可能、言行一致が問われる ・じょうご型(集客数>面談数>契約数) ●ソーシャルメディア(ブログ、ツイッター、SNS、投稿サイト) ・日常会話で徐々に「いいな」「好きかも」と思ってもらう ・信頼・共感の獲得後は「アドバイザー」のポジションへ ・ 継続的なコミュニケーション・つながりが目的(家守りに) ・社の地力、個の力、人間性が丸わかりになる ・「かさ上げ」はほぼ不可能、地力・人間力が高いと共感・信頼 ・コミュニティ+拡散型 住まい手に選ばれるポイント ●誠実マーケティングは「いいことをやって応援される」仕組み 1 「ならでは」の家づくり→フォーカス(絞り込み) 2 「透明」な家づくり→情報開示+コミュニケーション 3 「誠実」な家づくり→物差しの提示+アドバイス 4 「正直」な家づくり→有言実行・言行一致+見える化 5 「物語」のある家づくり→ライフスタイル提案・コト提案 6 住まい手に「寄り添う」家づくり→家守り(いえまもり)の徹底 7 住まい手に「支えられる」家づくり→検証・改善+紹介・口コミ オーナーとの 「つながり」 「いい関係」の重要性 ●家守り(いえまもり)とは つくり手がオーナー(OB)の家と暮らしを長期間ケアして いくなかで、「つながり」「いい関係」を持続することで、 オーナーと自社の利益を最大化すること ●ケアする=定期連絡、定期訪問、定期点検・実測、暮ら し方提案、住宅履歴、アンケート、オーナー宅見学会・勉 強会、オーナーの声、コミュニティ化、暮らしのイベント、 オーナー感謝祭 +ソーシャルメディア オーナーとの 「つながり」 「いい関係」の重要性 ●「家守り」が徹底された場合オーナーのメリット ・引き渡し後の安心 ・維持管理・メンテナンスの徹底 ・家が、暮らしが趣味に ・家のポテンシャルの最大化 ・コミュニティへの参加、帰属意識 オーナーとの 「つながり」 「いい関係」の重要性 ●家守りを徹底した場合のつくり手のメリット ・オーナーといい関係を築けることの楽しさ・安らぎ ・オーナーによる紹介・クチコミの可能性 ・「オーナーの声」「オーナーの暮らし」のマーケティング活用 →一番簡単なコト提案、ライフスタイル提案 ・評価→検証→カイゼンの徹底(この設計は正しかったのか、 経年変化はどうか、なぜ自社を選んでもらえたのか ・真の強み・弱みの把握) ・オーナーの住まい方、暮らし方の把握 ・オーナーの検証なしに「いい家」はありえない →「つながり」「いい関係」にソーシャルメディアは活用できる →結局は地力の格差がでる→人がすべて
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