II - ネットワークコンピューティング学講座

ネットワークコンピューティング論II課題
吉永研究室
1552013 多田 昂介
Exercises E. 24
• E-52 ページの式は、カットスルースイッチングの値を示してい
る。ク ラスタを作る時に用いられる Ethernet スイッチはカット
スルースイッチングを往々にして サポートしていない。64 ノー
ド クラスタにおいて 1000Mbit/sec Ethernet に 1500byte を転
送する時間をカットスルースイッチングの有無により比較せよ。
Ethernet スイッチは 1.0 μs かかり、メッセージは 7 台の中間ス
イッチを経由して転送される。
Exercises E. 24
• Ethernetのヘッダサイズは56 [byte]とする。
• 帯域の90 [%]を利用可能とする(過去のExercisesから)
・1500 [byte]の転送時間
・cut-throughスイッチング
・Store-and-forwardスイッチング
d: ホップ数
Tsw: スイッチング時間
Exercises E. 24
• cut-throughスイッチングの遅延時間はStore-and-forwardス
イッチングと比較して約5倍小さい
• 通常のStore-and-forwardスイッチングでは、転送ごとにパケッ
ト全体の遅延が加算される。
• cut-throughスイッチングではヘッダのみを読み込んで後のパ
ケットをスイッチするので遅延が少なくなる。