1.2 情報処理科目の実施要領

情報処理説明会資料ー2
情報処理科目の実施要領
How to teach ICT and students
2014.04.07(MON)
情報処理部会
富山大学
Agenda(予定)
1. 各回の授業目標の設定
2. 提出課題の設定と評価視点の明確化
3. e-Learningシステムの活用
1. 課題提出方法の確認
2. 課題評価と再提出
3. TAによる課題評価と再提出
4. 学生への例題操作手順の提示と質問
5. 学生からの質問に対する指導方法
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1.各回の授業目標の設定
• 秀丸, Wordpad, Tera Pad, Notepadなどテキスト・エディタ
– テキストの入力・編集・更新ができる
– 各テキスト・エディタの選択と特殊な操作ができる
– ファイル間でテキストの検索や編集ができる
• Wordなどのワード・プロセッサ
– 基本操作ができる=文書の作成・更新ができる
– グラフや表,図形,写真を入れたレポートや書類が作成できる
– 見出し管理や目次,索引作成などができる
• Excelなどの表計算ソフトウェア
– 基本操作ができる=合計,平均などの表と基本的なグラフの作成・
更新ができる
– 複合グラフや図形の組み込み,複数シートの操作,様々な関数の使
用ができる
– 複雑な関数,複数部ブック,表の並び替え,データベース機能,ピ
ボット・テーブル編集などを使用できる
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1-2.各回の授業目標の設定(2)
• PowerPointなどのプレゼンテーションSoftware
– 基本操作ができる=文字だけのスライドの作成・更新ができる
– 表,グラフや図形,写真を入れたスライドが作成できる
– 音響・映像の組み込み,アニメーション効果やリハーサル機能を使用
できる
• Web Browser & Search Engine
– Web Browser Firefox27.0,Google Chrome 33.0,Opera20.0,
– Safari5.1.7,IE10/11, その他の基本操作ができる
– Google Search, Google Web Services,Yahoo! Search, MSN Search,
Bing,NAVER, Baidu,Wolfram Alpha,などを使って,調べたい項目
のWebサイトを検索することができる
– 多種多様な検索の絞り込み操作ができる
• その他の検索サービスの利用
– Google MapsやGoogle Earthの基本操作ができる
– 検索デスクSearch Deskを使って検索ができる
– Google, Yahoo!, Bingで,多彩な検索サービスを一通り使用できる
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1-3.各回の授業目標の設定(3)
• e-Learningシステム
–
–
–
–
Moodle 2の基本操作ができる
ALC NetAcademy2の基本操作ができる
課題のUploadや採点結果の確認,再提出ができる
成績一覧を確認し,教員とコミュニケーションできる
• e-Mail
– Thunderbird Portable 24の基本操作=メールの送受信,署名の設定
ができる
– アドレス帳の使用,一部を引用した返信,ファイルの添付ができる
– 電子メールの書き方を習得し,使用できる.
– Web Mailを使って一通りの操作ができる
– Gmailとその他のサービスを使うことができる
• Social Web Services
– Social Web Services種類を知り,利用することができる
– Social Network Services:Facebook,Twitter,Tumblr, Pinterest, BBS,
Blog,Google+, その他のSNSサービスを理解し,ルールのマナーと
エチケットを守って利用することができる
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1-4.各回の授業目標の設定(4)
• タイプ・セッティング・システムLaTeX
– LaTeXの基本操作ができる=文字だけの文書作成・更新ができ
る
– 数式を入れた文書を作成できる
– 箇条書き,表を入れた論文を作成できる
• HTMLとスタイル・シートによるWeb Contentsの作成
– HTML Tagを用いてWebコンテンツの作成・更新ができる
– 表やリスト,画像などを取り込んだWebコンテンツの作成・更新
ができる
– スタイル・シートを使用してWeb Contentsを作成できる
– 階層構造を持つWebコンテンツの作成・更新ができる
• Accessなどのデータベース・システム(HPからManualをDL)
– データベースの仕組みを理解できる
– Accessの基本操作,フォームやクエリの操作ができる
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1-5. 各回の授業目標の設定(5)
• 情報倫理(しばらくは毎回実施)
– インターネットを利用する上で必要なルールやマナーを理解できる
– インターネット上の脅威とその安全対策を理解し,対処できる
– 情報社会における行動の規範としての道徳観や善悪の基準
=情報倫理を身に付け,快適なキャンパスライフを送ることができる
• 数式処理システムMathematica
– 基本的なコマンドを使って数式計算ができる
– 微分,積分,ベクトル・行列,複素数計算ができる
– 2次元,3次元の関数グラフの作成ができる
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1-6. 各回の授業目標の設定(6)
• 統計解析アプリケーション・ソフトウェアの活用法
–
–
–
–
–
–
–
JMPの起動と終了,環境設定,ヒストグラム出力ができる
データ保存,印刷ができる
データ・ファイルの入力・編集加工ができる
データを解析し,グラフなどの作成ができる
データの統計解析と解析結果のレポートへの貼り付けができる
Excelデータを読み込んでデータ解析ができる
SPSSの起動と終了,データ入力,統計解析の実行,ファイルの保存が
できる
• データ処理用プログラミング言語の活用法
– MATLABの起動と終了,プログラミング,数値演算,論理演算ができる
– Visual Studio 2010 Professional(プログラム開発環境)によるVBプログラミング
ができる
– フォームやコンソール・アプリケーションが作成できる.
– デバッグの実行,Release Buildの実行,プロジェクトの保存ができる.
– JavaScript, Python, Perl, Ruby, C/C++, Javaなどのプログラムを作成・実行でき
る
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2.提出課題の設定と評価視点の明確化
• 提出課題をeーLearningシステムに挙げる
• 評価視点を明確にして,提示する
– Excelでは関数や計算式、絶対番地が使用されて
いるか.不正なコピーがなされていないか.
– PowerPointでは目次,主張の展開,表・グラフ,
図形・画像,最低ページ数,アニメーション効果な
どが設定されているか.
– Wordでは,課題が要求通り作成されているか.
– ・・・
– 各課題の評価視点を明確にして,採点する.
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3.e-Learningシステムの活用
1.課題提出方法の確認(テキスト第2.1節参照)
URL = https://lms.u-toyama.ac.jp/
2.課題評価と再提出
 評価視点で採点し,評価が90点未満の場合?
 コメントを書き込んで再提出を促す
3.TAはこの課題評価の補助と再提出催促の補助
 作業補助の時間が週30分認められている
 IDはta001~ta033または大学院生IDを使用
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4.学生への例題操作手順の提示と質問
例題の操作手順の提示
– 自分でしてみせる/Flash版映像を使用
– Flash版映像はPowerPoint,Excel,Word
– http://www.itc.u-toyama.ac.jp/el/index.html
質問を受けるとき
– 「質問のある方,手を挙げてください」
– 「こちらの方から先に答えますので,そちらの学
生さんは少し待ってください」
– 「ちょっとしたことは隣の人に聞いてみてください」
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5.学生からの質問に対する指導方法
• 答えるべき学生からの質問
–
–
–
–
操作方法
トラブル解決法
課題の詳細な説明と評価の視点など
確認テストなどの答えは教えない
• 指導方法
– 自分でしない=必ず質問者に操作させる
– トラブルと判断され,やむを得ない場合は自分で操作し,
解決する
– 自分で操作をして見せてから,再度質問者にやらせる
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5-2.学生からの質問に対する指導方法2
学生に集中させる
一通り当日のやることをして見せてから,課題を
説明し,「さあ!やりましょう」と言うと,
先生何をするのですか?と質問する学生
先生の話を聞かず例題を見ていない学生がいる
留学生で日本が得意でない学生には時間をかけ
る
学生への対応
質問への対応は,先に手を挙げた学生から優先
何も質問がないときは,逆に質問してみる
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5-3.学生からの質問に対する指導方法3
学生に教えないでヒントを与える
学生に考えさせる.学生に調べさせる
試行錯誤を経験させる
学生への対応2
質問には質問で答える
その他
不正は絶対許さない
不正行為した学生は,教えた側も同罪として,単
位を出さない
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5-4.学生からの質問に対する指導方法4
• 学生からの質問で重要なことは全員に伝える
– 操作方法
– トラブル解決法
– 課題の詳細な説明と評価の視点など
– 素晴らしいアイデアややり方で皆に知らせる価値があると
判断されるもの
• 指導方法の基本
– して見せて,言って聞かせ,やらせてみて.
褒めてやらねば人は育たぬ.(山本五十六)
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6.大学生のICT活用標準テキスト(第7版)
もくじ-1
0. このテキストについて ix
第1部 コンピューター操作編
1. OSとファイル・システム
3
2. e-Learningシステムの使い方 43
3. テキスト・エディタの使い方 57
第2部 インターネット編
4. 電子メールの使い方 89
5. Web BrowserとSearch Engineの使い方 127
6. HTMLとスタイルシートによるWebページ作成の基礎
7. 図書館情報システムの活用法 189
8. Social Web Servicesの利用法 209
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6-2.大学生のICT活用標準テキスト(第6版)
もくじ-2
第3部 アプリケーション編
9. ワード・プロセッサー MS Word 2010の活用法
227
10. 表計算ソフトウェアMS Excel 2010の活用法
273
11. プレゼンテーション技法とMS PowerPoint 2010の活用法 309
12. タイプセッティング・システムLaTeXによる論文の作成
367
第4部 情報倫理編
13. 情報倫理の遵守とマナー,インターネット上の脅威と対策 387
第5部 データ処理・データ解析編
14. 数式処理システムMathematicaの活用法 403
15. 統計解析アプリケーション・ソフトウェアの活用法 423
16. データ処理用プログラミング言語の活用法 443
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ご清聴ありがとうございました
Thank you for your attention!
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