建議書(資料編)

専兼農家数の推移(戸) 資料:1
農家数の推移(戸)
専業
1種兼業
2種兼業
2,000
1,800
1,735
1,600
1,527
1,400
1,735
1,527
1,200
1,193
1,184
1,193
1,069
1,000
1,053
905
800
905
560
761
761
600
560
専業
400
1,069
1種兼業
1,184
1,053
200
2種兼業
0
H12
H17
H12
H22
農林業センサスデータ
農家戸数の推移
平成12年度 平成17年度 平成22年度
専業
1種兼業
1,069
905
1,053
761
1,184
560
2種兼業
合計
1,735
3,709
1,527
3,341
1,193
2,937
△ 368
△ 404
-
H17
専兼別割合(%)
平成12年度
H22
平成17年度
平成22年度
専業
28.8
31.5
40.3
1種兼業
24.4
22.8
19.1
2種兼業
46.8
45.7
40.6
10年後の農家戸数【島原雲仙農業H23第3次地域農業戦略アンケート結果】
2,662
22年度
32年度
資料:2
2,480
1,253
1,087
643
368
雲仙市
島原市
南島原市
10年後の農家数割合(%)
57.2
47.1
43.8
雲仙市
島原市
10年後の農家数比較(戸)
22年度
雲仙市
2,662
島原市
643
南島原市
2,480
南島原市
32年度
1,253
368
1,087
10年後の割合
47.1
57.2
43.8
後継者の確保状況【島原雲仙農業H23第3次地域農業戦略アンケート結果】
資料:3
後継者がいる農家
後継者がいない農家
1,703
1,557
1,066
315
328
923
雲仙市
島原市
南島原市
後継者の割合(%):3市比較
後継者がいる農家
後継者がいない農家
49%
62%
63%
51%
38%
雲仙市
37%
島原市
雲仙市
島原市
南島原市
市全体
後継者の確保状況(戸数)
後継者がいる農家
後継者がいない農家
1,066
1,703
328
315
923
1,557
2,317
3,575
南島原市
合計
2,769
643
2,480
5,892
資料:4
市町村別人口指数の推移(農林漁業就業者の割合別)
100
99.8
95.2
88.9
95.8
89.9
88.2
80.0
77.6
66.8
10%以上
2~10%
2%未満
平成25年度農業白書より(国立・社会保障人
口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」を
基に農林水産省が作成)
平成22年
平成32年
平成42年
農林漁業就業者の割合別市町村別人口指数の推移
平成22年
平成32年
10%以上
100
88.9
2~10%
100
95.2
2%未満
100
99.8
平成42年
77.6
88.2
95.8
平成52年
平成52年
66.8
80.0
89.9
資料:5
農林漁業就業者割合の比較(%)
農林漁業就業者割合
の比較
農林漁業
就業率
(%)
全 国
4.0
九 州
7.0
福岡県
2.9
佐賀県
9.2
熊本県
10.2
大分県
7.2
宮崎県
11.4
鹿児島県
10.0
長崎県
7.9
雲仙市
24.7
雲仙市
24.7
長崎県
7.9
鹿児島県
10.0
宮崎県
11.4
大分県
7.2
熊本県
10.2
佐賀県
福岡県
9.2
2.9
九州
全国
7.0
4.0
資料:6
【貿易自由化の方向性】
現在、日本は13の国や地域とEPAを締結済であり、今年7月に署名済みの
オーストラリア以外に、9の国や地域と交渉中である。政府の成長戦略プランに
よると、自由貿易協定締結国との貿易額の比率を、『2012年:19%→2018
年:70%』まで高めるとしており、本市特産のイチゴをはじめ、馬鈴薯、レタス等
の野菜にも影響が懸念される。
EPA進捗状況(2014年7月時点)
締結済
署名済
シンガポール・メキシ
コ・マレーシア・チリ・タ
イ・インドネシア・ブル
国・地域
オーストラリア
ネイ・ASEAN全体・
フィリピン・スイス・ベト
ナム・インド・ペルー
交渉中
韓国・GCC・モンゴ
ル・カナダ・コロンビ
ア・日中韓・EU・RCE
P・TPP
資料:7
【日豪EPAの合意内容】
平成26年7月に署名された日豪EPAにおいて、「米」「麦」「牛肉」「乳製品」につい
ては完全撤廃を免れてはいるものの、野菜や果物等は即時撤廃ないし数年かけて
段階的に撤廃という合意内容である。
日豪EPAの合意内容
品目
関税
(%)
778 除外
252 将来の見直し
撤廃期間
穀 米
物 麦
牛肉(冷
38.5 18年かけて19.5%へ
凍)
肉
牛肉(冷
38.5 15年かけて23.5%へ
蔵)
関税割り当て
(その輸入品について割当量に達するまでは低い関税かゼロとし、そ
プロセス
の閾値を超えた部分の輸入については高い関税(実質的な禁輸)を
?
乳
チーズ
課す。)
製
※50トン→100トン(10年間かけて拡大)、枠内税率は10年かけて
品
枠外税率の半分に削減
バター
360
将来の見直し
粉乳
25
資料:8
品目
スイカ
トマト
果菜
メロン
イチゴ
梨
果物
日豪EPAの合意内容
関税(%)
撤廃期間
6
即時撤廃
3
6
5年間かけて段階的に撤廃
6
3年間かけて段階的に撤廃
4.8
5年間かけて段階的に撤廃
ブドウ
17
オレンジ
16
たまねぎ
8.5
スイートコーン
生鮮・冷蔵ばれいしょ、ネ
野菜 ギ、ブロッコリー、キャベツ、
はくさい、レタス、きゅうり、
アスパラガス、ナス、かぼ
ちゃ
その他 緑茶
3~10月:10年かけて段階的に撤廃
11~2月:7年かけて段階的に撤廃
10~5月:除外
6~9月:10年かけて段階的に撤廃
5年間かけて段階的に撤廃
6
3年間かけて段階的に撤廃
3
即時撤廃
17
10年かけて段階的に撤廃
資料:9
販売農家及び認定農家数の比較
3,047
販売農家数
2,603
2,936
うち認定農家数
2,282
1,874
1,810
1,481
1,110
250
671
557
473
長崎市 佐世保市 島原市
諌早市
16.9
999
274
179
202
大村市
平戸市
松浦市
70
対馬市
273
303
344
壱岐市
五島市
西海市
25.7
17.2
9.6
諌早市
1,104
648
22.0
長崎市 佐世保市 島原市
1,148
雲仙市 南島原市
販売農家に占める認定農家の割合(%)
50.2
18.2
1,234
1,172
1,066
大村市
平戸市
松浦市
48.4
24.6
10.8
対馬市
30.0
34.0
15.1
壱岐市
五島市
西海市
雲仙市 南島原市
販売農家及び認定農家数の比較
自治体
長崎市
佐世保
島原市
市
販売農家数 1,481 2,603
うち認定農
家数
250
473
南島原
市
長崎県
1,810 1,234 1,148 2,936 2,282
24,887
諌早市 大村市 平戸市 松浦市 対馬市 壱岐市 五島市 西海市 雲仙市
1,110
3,047
557
671
1,066 1,874 1,172
274
179
※認定農家数はH24年3月末現在(農林水産課データ)
202
648
70
273
303
344
999
1,104
※販売農家数はH22農業センサスデータ
6,143
資料:10
雲仙市農業経営改善計画認定基準(=「認定農業者」認定基準)
1.申請者に関すること
(1)農業を主業としていること。
・年間労働時間(主たる農業従事者1人当たり、目標時間2000時間程度
〈約250日〉)の水準を達成していること。
(2)認定申請時の年齢は概ね65歳までとする。
(3)共同申請をする場合、原則として「家族経営協定」の締結をしていること。
(4)農業者年金受給者等、経営移譲をされている場合は認定できません。
2.計画全般に関すること
(1)経営規模が相当であること。
・目標農業所得(主たる農業従事者1人当たり、目標所得400万円程度)
の水準を達成していること。ただし概ねとし、8割程度を目安とする。
3.認定期間
(1)5年ごとに「市長の再認定」を受ける。
※政策支援活用者は要注意(基金からの事前連絡あり)
資料:11
【雲仙市の水田経営面積】
2010年農林業センサスによると、一経営体あたりの水田経営面積は0.67ヘクター
ルとなりますが、この場合、平成24年産米の作付面積規模別生産費は21,300円
/60Kgとなり、雲仙市の平均的な農家は持続的経営が困難な状況にある。
【コメの価格】
平成18年から24年までの米の平均取引価格は14,773円/60Kg。
需要の減少と平行して価格も低下の傾向にある。
米の相対取引価格の推移(全銘柄平均)
単位:円/60kg、税込み)
平成18年産 平成19年産 平成20年産 平成21年産 平成22年産 平成23年産 平成24年産
価格
15,203 14,164 15,146 14,470 12,711 15,215 16,501
資料:H26.7月 米をめぐる関係資料(農林水産省)
平均
14,773
作付面積規模別 米の生産費(平成24年産)
単位:円/60kg)
0.5ha未満 0.5~1.0 1.0~2.0 2.0~3.0 3.0~5.0 5.0~10.0 10.0~15.0 15ha以上
生産費
27,100 21,300 16,900 14,800 14,200 12,200 11,600 11,400
資料:H25農業白書(農林水産省「農業経営統計調査 米及び麦類の生産費」)
平均
16,000
資料:12
【国の施策】
①米の直接支払い交付金を平成30年産から廃止する。
平成22年より導入されてきた「米の直接支払い交付金(15,000円/1
0アール)」は、平成26年度7,500円/10アールに削減したうえで、平成
29年まで継続した後、「30年産から廃止」する。
②米の収入減少影響緩和策(ナラシ対策)を引き続き実施する。
農業者1:国3の割合による積立金の拠出に基づきセーフティーネットと
して実施する。
※交付対象者:認定農業者、集落営農、等
※補填額:販売収入が標準的収入を下回った際に、その差額の9割を
補填する。
耕作放棄地面積の推移(ha)
赤
資料:13
【雲仙市農業委員会調べ】
黄
緑
102.6
157.6
131.8
124.5
121.3
132.9
145.3
116.5
135.5
123.3
116.2
131.1
181.6
187.8
181.4
平成22
平成23
平成24
117.6
73.5
142.0
160.6
122.9
平成19
平成20
平成21
耕作放棄地面積の推移
単位:ha
平成19
平成20
平成21
平成22
平成23
平成24
平成25
赤
142.0
122.9
160.6
181.6
187.8
181.4
211.5
黄
73.5
117.6
135.5
123.3
116.2
131.1
145.3
緑
116.5
132.9
157.6
131.8
124.5
121.3
102.6
合計
332.0
373.4
453.7
436.7
428.5
433.8
459.4
211.5
平成25
(語句説明)
森林・原野化している等、農地に復元して利
赤
用することが不可能な土地
人力・農業用機械では無理だが基盤整備を
黄
実施すれば農業利用可能な土地
人力・農業用機械で草刈・耕起・抜根・整地
緑 を行うことにより、直ちに耕作することが可能
な土地
資料:14
耕作放棄地面積の推移(ha)
250.0
【雲仙市農業委員会調べ】
200.0
150.0
100.0
赤
50.0
黄
緑
0.0
平成19
平成20
平成21
平成22
平成23
平成24
平成25
資料:15
耕作放棄地率(%)の比較
耕作放棄地率の比較
【H22農業センサスデータ】
雲仙市
耕作放棄地率
( %)
長崎県
全国
九州
福岡県
佐賀県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
長崎県
雲仙市
7.9
9.7
7.6
8.0
9.3
12.6
6.3
8.7
18.8
12.5
【耕作放棄地とは?】
以前耕作地であったもので、過去1年以上
作物を栽培せず、しかも、この数年間の間
に再び耕作する考えのない土地
12.5
18.8
鹿児島県
宮崎県
8.7
6.3
大分県
12.6
熊本県
佐賀県
福岡県
9.3
8.0
7.6
九州
全国
9.7
7.9
資料:16
【下限面積とは?】
耕作目的で農地の権利(所有権や賃借権など)を取得する場合は、その権
利を取得したのちの農業経営の面積が一定の面積に達しなければ許可され
ないことになっており、その面積を「下限面積」と呼んでいます。
(※北海道では2ヘクタール、都府県では50アールを原則として、農地法で定
められている。)
法律
規定条文
農地法3条第2項第5号による設定
① 農地法
雲仙市においては、農地法施行規則に基づいて50アー
ル未満の面積を設定している地域もある。(別段の面積)
②
農業経営基盤 本法律には下限面積の制限はない。
強化促進法
今後、耕作放棄地に限定した下限面積の設定も可能。
【農地法に基づく雲仙市の下限面積】
・国見、瑞穂、吾妻、愛野、南串山、小浜北串地区 =
・千々石 = 40アール、 ・小浜(北串地区以外)
50アール
= 30アール
資料:17
基盤整備率の比較(%)
水田の整備率
畑の整備率
72.7
51.5
59.1
52.2
23.1
九州
長崎県
雲仙市
(水田)
九州
長崎県
20.6
雲仙市
(畑)
地 区
九 州
長崎県
雲仙市
整備率(%)
72.7
52.2
59.1
地 区
九 州
長崎県
雲仙市
※九州、長崎(H24実績)
(水土里ネット長崎の概要2014年版より)
※雲仙市(H22実績)
(島原半島の農業農村整備2011年版より)
整備率(%)
51.5
23.1
20.6
資料:18
【基盤整備の推進】
平成31年度以降の採択地区についても、市の助成率を現状のまま
で継続していただきたい。
【参考】
ー「県営圃場整備事業」に係る雲仙市の補助率ー
(平成30年度新規採択地区まで)
国:50%、県:30%、地元:20%(市:15%、受益者:5%)
(平成31年度以降の新規採択地区から)
国:50%、県:30%、地元:20%(市:10%、受益者:10%)