平成27年11月4日 【応用課題4-1】 集合A、B、Cが下のベン図のように①~⑦までの領域に分けられてい るものとします。 A このとき、領域③+④+⑥を指定する式は次 のいずれですか。 ① B ② ⑤ ③ ⑥ ④ ⑦ C ③+④ AC ③+⑥ B C AC B C ( A B) C ア ( A B) C イ (B C) A ウ (C A) B エ ( A B) C オ (B C) A カ (C A) B 【応用課題4-2】 次の真理表の演算結果を表す論理式はどれか。ここ で、+は論理和、・は論理積を表す。 x y z 演算結果 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0 1 1 0 0 1 1 0 1 0 1 0 1 0 1 0 0 0 0 0 1 1 1 ア (x・y)+z イ (x+y)・z ウ x・(y+z) エ x+(y・z) 【応用課題4-3】 論理式 ( A B ) ( A C ) と等しいものはどれか。ここで、・は論理積、 +は論理和、 X は Xの否定を表す。 ( A B) ( A C ) ア A B AC イ A B AC ( A B) ( A C ) ウ ( A B) ( A C ) エ ( A B) ( A C ) A B AC 【応用課題4-4】 負数を2の補数で表すとき、8けたの2進数nに対し-nを求める式はど れか。ここで、+は加算を表し、OR、EORは、それぞれビットごとの 論理和、排他的論理和を表す。 ア (n OR 10000000) + 00000001 イ (n OR 11111110) + 00000001 ウ (n EOR 10000000) + 11111111 エ (n EOR 11111111) + 00000001 ビット反転 + 1を加える 【応用課題4-5】 最上位をパリティビットとする8ビット符号において、パリティビッ ト以外の下位7ビットを得るためのビット演算はどれか。 ア 16進数0FとのANDをとる。 ウ 16進数7FとのANDをとる。 エ 16進数FFとのXOR(排他的論理和)をとる。 2~7ビットを抜き出すためには・・・ イ 16進数0FとのORをとる。 01111111 との AND をとる 0111 1111 ⇒ 7F <学習内容> 1. 論理回路 2. 半加算器 3. 全加算器 <目的> 論理回路と論理式の関係を理解し、半加算器および全加算器 の仕組みを理解すること。 論理和回路(OR回路) MIL記号 ベン図 真理値表 A 0 B 0 A+B 0 0 1 1 1 0 1 1 1 1 A B 論理積回路(AND回路) MIL記号 ベン図 真理値表 A B 0 0 1 1 0 1 0 1 A・B 0 0 0 1 A B 否定回路(NOT回路) MIL記号 ベン図 真理値表 A 0 1 A 1 0 A 排他的論理和回路(EOR回路またはXOR回路) MIL記号 真理値表 ベン図 A 0 B 0 A⊕B 0 0 1 1 1 0 1 1 1 0 A B 否定論理和回路(NOR回路) MIL記号 真理値表 ベン図 A 0 0 B 0 1 A+B 1 0 1 0 0 1 1 0 A B 否定論理積回路(NAND回路) MIL記号 真理値表 ベン図 A 0 0 B 0 1 A・B 1 1 1 0 1 1 1 0 A B 【基礎課題5-1】~【基礎課題5-3】 A B 1 0 論理式 1 1 X ( A B) B 1 X 【基礎課題5-4】 論理回路を組み合わせれば種々の演算が可能。 例えば、2進数1けたの加算を考えると・・・ 0+0=0 0+1=1 1+0=1 1+1=10 Y 半加算器 論理回路 C(けた上がり) S (加算結果の1 けた目) 最下位けたで使用 排他的論理和 S(Sum) 真理値表 X+Y=CS X C(Carry) X 0 0 Y 0 1 C 0 0 S 0 1 1 0 0 1 1 1 1 0 論理積 【基礎課題5-5】 真理値表 X Y C’ C S 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 1 0 0 0 1 1 1 0 1 0 1けた目) 0 0 1 0 1 論理和 0 1 1 1 0 1 0 1 1 0 1 1 1 1 1 下位のけたからのけた上がり(C’)も考慮 X Y C' X Y C’ C(けた上がり) 全加算器 半加算器 C1 S1 半加算器 S(加算結果の C2 C S2 S 【応用課題5-1】~【応用課題5-5】 明日(11月5日)18:00 日時:11月11日 一切の披見不可 10:55~11:55
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