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2013年度卒業研究
情報理論学習のためのE-learningシステムの構築
An E-learning System for Introductory Information Theory
奥平研究室
1032016
五十嵐綾斗
学習画面
研究背景
・情報理論は通信システム,あるいは情報処理の基礎をなすものであり,現在の情報通信
ネットワークの世界は情報理論の上に成り立っている
(例) 画像、音声の圧縮符号化、ファイル等のデータ圧縮、携帯電話等の無線通信で発生
する誤りの訂正,etc,
・しかし内容が工学的で,数学を基礎としており,初学者には理解しづらい
・上部の項目から,
演習・用語辞典・数学ペー
ジに切り替え可能
・図を多く用いることで,
堅苦しいイメージを減らす
研究目的
左にはパート内の項目に
跳べるメニューを設置
・初学者を対象に,学習意欲や理解度の向上を目指したシステムを構築する
・高校の文系課程卒業者の数学レベルを習得した初めて情報理論を学習する者にも理解し
やすいシステムにする
・情報理論は難しく,堅苦しいイメージを持たれていると考えるため,マイナスイメージ
を持たずに学習できるE-learningシステムを構築する
学習画面
・文字の大きさや色,
図で細かく解説
システム概要
・情報理論を初めて学習する者を対象し,「Dreamweaver CS5」で作成
・演習,用語辞典,数学の頁を入れることで,学習者が内容理解しやすいようにする
・ページを開いた第一印象を良くするために文字の色や大きさを変える
項目をクリックすることで問題・解答を表示
学習内容
情報とは
情報理論とは
情報源のエントロピー
多重マルコフ情報源
情報量の概念
自己情報量
通信路符号化
演習
数学
符号理論
全6章で構成されている
項目をクリックすることで用語解説表示
数学解説
実験・結果
用語
情報源符号化
用語辞典
演習画面
【アンケート】
・情報理論初学者2名,情報理論の初歩を学習済み3名を対象にアンケートを行った
【結果】
・図が見やすく,内容理解に繋がると高評価が得られた
・スクロールが多く,学習意欲に影響があるため操作性を見直す必要がある
今後の課題
・学習項目の見直し,目標定義,より詳細な解説
・項目ごとにその場で例題や演習問題を取り入れ,画面遷移を変えることで,学習
意欲の維持を図る
http://vg.okd-lab.net/s/2013/e/IT/