シンガポール: 知識とイメージ

身体文化
と異文化理解
シンガポール
シンガポール:
知識とイメージ
1. シンガポールは、どのようにして日本より豊か
になったのか?
2. シンガポールでは、なぜスポーツが盛んでない
のか?
シンガポール:知識とイメージ
地理
シンガポール:知識とイメージ
地理
シンガポール:知識とイメージ
地理
シンガポール:知識とイメージ
 多民族・多文化国家
 華人
 マレー系
 インド系
 その他
 公用語
 英語+1
 Singlish
シンガポール:リアリティ
生き残りを賭けた国家戦略
1. 人的資源の高付加価値化・有効活用
2. グローバル・スタンダード(英語、大学)
3. 人材のリクルート
シンガポール:FACTS
なぜスポーツが盛んでないのか(なかったの
か)?
1. 気候
赤道直下
2. 人口
約400万人
3. 人種
偏った構成
4. 歴史
排他的環境 支配者 対 被支配者
5. 教育
厳しい競争
6. 行政
無関心・無支援
高温多湿
困難な統合
シンガポール:リアリティ
3. 人種 偏った構成 困難な統合
 華人:身体・スポーツ観→健康
 マレー系:経済環境
 インド系:英国系スポーツ
 英国系:特権階級(クラブ、学校)
シンガポール:リアリティ
4. 歴史 排他的環境 支配者 対 被支配者
 本国から持ち込まれたスポーツ
 クリケット
ラグビー サッカー ホッケー
 英国的スポーツ観
 気晴らし→クラブ
 社会化・人格形成→学校
 現地の人たちにベクトルが向いていない
シンガポール:リアリティ
5. 競争社会でのスポーツ
 ふるい落とし制度
 文化、スポーツ、余暇活動への価値意識
→スポーツをする人は・・・・・
シンガポール:リアリティ
6. 行政の身体活動・スポーツへの関心・対応
 関心・支援は薄い
(背景には・・・)
 スポーツは個人的なもの
(華人・英国式価値観)
 政府(国家)がリードすべきでない(余裕もない)
 政府(国家)としてのメリットが見いだせない
シンガポール:リアリティ
 1990年代後半より
変化の兆し
 なぜ?
1. 民族融和→コミュニティ・センター
2. 健康増進→SUPORTS FOR ALL
3. ナショナル・アイデンティティ→国家統合の
シンボルとして
4. 東南アジアの発展と国際関係
↑
SEA GAMES (South East Asian Games)
シンガポール:リアリティ
 2000年代より
さらなる変化の兆し
 グローバル・ビジネスとしてのスポーツ
 魅力あるシンガポールを演出
 スポーツ・ツーリズム
 観光客の誘致
 スポーツビジネスの拠点
 関連産業への波及効果
 移民政策の一環