USB**HDD

平成21年4月5日
ダイヤネット 助川 泉

最近電子機器に使われるメモリーは安くなりデジカメ
では1~2ギガを使ったり、パソコンのメモリーがVista
では2ギガが使われるようになりました。
USB直接接続可能な「USBメモリー」は汎用性があり、
大容量化と低価格化が進み従来のフロッピーディスク、
MO CD DVD 等のように専用のドライブを必要とし
ないため、代わりに利用されことも多い。
USBメモリー自体にモーター回転部などの駆動部を持
たない為振動も無く、衝撃にも強い。しかも小型の為
携帯にも便利である。
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1 USBコネクタ
2 USBコントローラ
3 テストポイント
4 フラッシュメモリ
チップ
5 水晶振動子
6 発光ダイオード
7 ライトプロテクトス
イッチ
8 二つ目のフラッシュ
メモリ
(写真では未実装)
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USBメモリーはUSB(Universal Serial Bus)最近ではど
のパソコンでもついている端子に接続出来ます。
Windows98はドライバーが必要ですがMe 2000 XP では
ドライバー無しでどのパソコンでも使用できます。
USB1.1とUSB2.0(Hi-Speed)の2種類の規格がありま
すがデータの転送速度が12Mbps 480Mbpsで最近のパソ
コンは殆どHi-SpeedのUSBです。フォルダをドラッグす
るだけでデータのコピーを取ることが出来ます。サイズ
は20mmx50~70mmx10mm 重量10~20g
価格は最低1G780円、2G1500円、8G2500円迄下落して
いる。

パソコンのファイルをUSBメモリーにコピーするのは
「右クリック」して「送る」をクリックすると簡単に送
ることができます。わざわざUSBドライブを開く必要は
ありません。USBメモリーをパソコンに差し込むのは通
常メーカー名が書かれているので、通常上側か、左側に
着装する。
USBメモリーをいきなり抜いても大丈夫かの質問があり
ますが、もし書き込中でなければ大丈夫です。メモリー
ライトがついているタイプでライトが消えていれば問題
ありません。しかし書き込み中に抜きますとデータが破
壊することがあります。正式にはTOPページのタスク
バーのボタンをクリックして「USB大容量記憶装置デバ
イスは取り外すことが出来ます」指示により取り外しま
す。なお、USBの入っているドライブは確認の要があり
ます。
セキュリテーが心配なひとはファイルにパスワー
ドを入れられるように設定する。
XPの圧縮フォルダの機能を使用する。
フォルダを右クリック→「送る」→「圧縮(Zip形
式)フォルダ」→圧縮ファイル又はフォルダをダブ
ルクリックし中身を開く。「ファイル」→「パス
ワードの追加」とクリック、パスワードを設定す
る。(パスワードは記憶する)さらに強化する場
合は暗号設定出来る製品があり価格は3倍~10倍
高くなる。またパスワードを入力できるタイプは
メーカーのホームページからダウンロードする場
合もある。

パソコンで最も重要な部品である記憶装置ハードデス
クドライブ(HDD)はある時突然に起動しなくなった
り、データを失ったりすることが時々あり、パソコン
が使えなくなるという大きなショックに見舞われるこ
とがあります。
HDDの基本構造
最近のHDDはディスク(プラッタ)直径が3.5インチのも
のと2.6インチのものがあり回転数は各7200回転、
5400回転が主流である。
アームからキャシュメモリー(2~32MB)を経由して
データはパソコンに送られる。
HDDの価格は最近急激に低下しており。メーカー品で
も容量500GBで8000円、1TBで1万数千円で購入可能で
ある。
HDDの中は、同心円状の「トラック」と、さ
らに細かな「セクター」によって区分されて
いる。通常、1セクターの容量は512バイトで
ある。
ファイルシステムは定義されたもので、OSに
より異なる。
FAT32は98.Me,2000,XP,ビスタに使われ、
ファイルの最大容量は4GB ドライブの最大
容量は32GBである。
新しいNTFSは2000 XP ビスタの場合はファイ
ルの最大容量は2TBドライブの最大容量は2TBで
ある。 結論から言えば、XPの標準のファイル
システムはNTFSを使うことが多くなっている。
アプリケーションがFATにしか対応していないな
ど特別な事情がなければ、NTFSを選択した方が
いい。ファイルへのアクセス記録を保持して
ファイルシステムの整合性を保つなど、NTFSの
方が信頼性や安定性が高いからだ。
HDDの寿命は永遠ではありません。壊れたらデジ
カメの写真等は2度と戻ってきません。
データの多くは「ドキュメン」と、「ピク
チャー」に集まっているのでこれらをコピー
しましょう。メールも必要に応じてコピーして
バックアップしましょう。初めからD
ドライブ全部、とかメール全部とか言うと大変な
ので、部分的に行う方法から
適当なソフトを使って全体バックアップまで考え
ましょう。

1.外付けHDDのパソコンへの接続(HDDはBUFFALO
HD-CEU2シリーズ500GBを使用して説明)
外付けHDDの電源を入れ、USBケーブルでパソコンへ接続
する。
2コンピュータ ドライブを確認
外付けHDDのアイコンを確認します。通常はF:ドライブ
等が表示されます。
この場合HD-CEU2(L:)このアイコンをダブルクリック
して開く。
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3.TurboUSB機能を有効化しNTFSでフォーマット
「DriveNavi.exe」アイコンをダブルクリックし、出荷時
FAT32のフォーマットをNTFSに変更します。
4.フォルダーを作成
ファイルがばらばらになってしまうとバックアップ用
のフォルダーを作成して利用しても良い。
5.ファイルやフォルダーのコピー
HD-CEU2(20090305)のフォルダーとドキュメント
を並べ必要なファイルをドラッグ。ドロップでコピー
する。
6.メールもドラッグ
メールのバックアップも必要なものはする。
7.完全バックアップ
BUFFALOの外付けHDDには「完全バックアップ」の
ソフトが同封されております。
毎週、毎月など定期的にバックアップする機能が備え
ています。
デジカメ写真を持ち歩くなら、ポータブル
HDDや大きなUSBメモリーに画像ソ
フトViXをコピーしておき外出先のパソコ
ンにポータブルHDDを接続するだけで
スライドショーを楽しんだり出来ます。
http://www.katch.ne.jp/~k_okada/