ShadowProtect VS Windows Server Backup 比較表 ラネクシー調べ(2014年3⽉) 製品名 ShadowProtect Windows Server バックアップ バージョン 5.1.5 Windows Server 2012 R2 0:32:34 0:41:13 2.07GB / 分 1.63GB / 分 コメント バックアップ・リカバリの処理時間・スピード・圧縮率 完全バックアップ 使⽤領域67.3GBのサーバーマシンのバックアップ時間 上記バックアップのスループット 使⽤領域67.3GBのサーバーマシンのリカバリ時間 0:24:58 0:35:04 上記リストアのスループット 2.70GB / 分 1.92GB / 分 バックアップファイルサイズ 48.0GB 65.5GB 使⽤領域を1GB 増分したサーバーマシンのバックアップ時間 0:01:05 0:13:02 上記のバックアップファイルサイズ 776MB 1GB 使⽤領域を10GB 増分したサーバーマシンのバックアップ時間 0:05:34 0:20:03 上記のバックアップファイルサイズ 7.57GB 10GB WBSのバックアップファイルはほとんど圧縮されない。 増分バックアップ WSBは増分バックアップ (世代管理) が可能だが、毎回バックアップ対象全体をチェックす るので時間がかかる。バックアップファイルもほとんど圧縮されない。WSBのバックアップ ファイルサイズは直近のバックアップファイルサイズとの差分で、実質全体のファイルサイ ズは 65.5GB+1GB もしくは10GB。 バックアップ対象 保存先 IBM System x3100 M4 アイ・オー・データ機器 外付けハードディスク:HDJ-UT1.0 (USB3.0接続) OS:Windows Server 2012 R2 Standard CPU:Intel Xeon CPU E3-1220 V2 3.10GHz ※WSB:Windows Server バックアップ メモリ:12GB ディスク:300GB*4 (ハードウェアRAID) / システム:RAID10、データ:RAID10 使⽤領域 / 全領域:67.3GB / 556GB バックアップ保存先 内蔵ハードディスク ○ ○ テープ/テープライブラリ × × リムーバブルハードディスク(USBまたはFireWire) ○ ○ 光学メディア(CD、DVD、Blu-Ray) ○ ○ ネットワークストレージ(CIFS,NFS,iSCSI) ○ 〇 ファイル・フォルダ × ○ ボリューム ○ ○ 完全バックアップ ○ ○ 差分バックアップ ○ × ○ ○ 両製品ともにD2Dベースのバックアップ。⼀応光学メディアにも保存できるが、システム バックアップであるため容量が⼤きく、メディアが複数枚になるために運⽤は難しい。 WSBのネットワークストレージへのバックアップは毎回上書きされるため、世代は1世代の み。 バックアップ対象 バックアップ方式 増分バックアップ スケジュール システムリカバリ手順 最後のフルバックアップ以降に変更されたデータのバックアップ。SPはストレージの消費を 抑えるため、毎週、フルバックアップの代わりに差分バックアップを実⾏するというような 設定も可能。 SPは⾼速に増分バックアップを作成できる、ユーザーは⼀⽇に何度もバックアップすること が可能。WSBも増分バックアップは可能だが、毎回バックアップ対象全体をチェックするの で時間がかかる。 1回限り・1⽇1回・1⽇複数回 SPは様々なバックアップ運⽤を想定したスケジュールを組むことができる。 1. リカバリDVDで起動 1. インストールDVDで起動 両製品ともデータボリュームであれば、Windows上からのリストアが実⾏できる。 2. バックアップファイルをリストア 2. バックアップファイルをリストア 3. 再起動 3. 再起動 今すぐ・1回のみ・毎週・毎⽉・連続増 分 バックアップ前後にコマンドを実⾏ ○ × バックアップファイルの統合 ○ × 保存期間ポリシーの設定 ○ × 異なるハードウェアへのリストア(P2V, P2P, V2V, V2P) ○ × リカバリメディアで起動して必要なドライバをロードする ○ × バックアップデータの参照(ファイルの取り出し) ○ × バックアップデータの更新 ○ × バックアップデータの圧縮 ○ × バックアップデータの暗号化 ○ × バックアップイメージおよびイメージセットのベリファイと再ベリファイ ○ × 通知・アラート ○ × 集中管理 ○ × VirtualBoot ○ × バックアップデータのレプリケーション ○ × 仮想環境を利⽤した⾃動スタンバイ構築 ○ × パーティションの調整 ○ × VSSに対応していないアプリの場合にはバックアップ前にアプリ停⽌コマンドを実⾏し、 バックアップ終了後にアプリ開始コマンドを実⾏する。このように設定すれば稼働中でも バックアップが可能。 SPはベースイメージと増分イメージの統合が可能、また増分イメージだけの統合も可能。 バックアップイメージの保持期間ポリシーを設定できる。イメージセット全体の保持期間を 設定できる他、指定期間経過時に増分イメージを削除し、ベースイメージは保持する設定も 可能。 SP は完全にストレージスタックを構築し直し、ユーザーがドライバキャッシュを追加するこ とも可能。SPは基本製品の⼀部としてこの機能を提供。 リカバリDVDを使⽤する場合、ハードウェアが認識しない場合がある。その場合、適応した ドライバを追加することでハードウェアを認識させることができる。 SPはバックアップイメージをマウントすることで、ファイルの参照、ファイル単位のリスト アが可能。 SPはバックアップイメージをマウントし、バックアップイメージの内容を変更できる。変更 は新たな増分バックアップファイルに保存。 SPの圧縮は無し・標準・⾼の3種類から選べる。標準ではデータ使⽤量の60%まで圧縮でき る。500GBの使⽤量があれば、バックアップデータは300GB程度になる。 SPはAES 256ビット等の暗号化が可能。 SPはイメージファイルだけでなくイメージセット(依存関係のある増分バックアップイメー ジのセット)全体の整合性をチェックする。 SPはEメールとイベントログでの通知を⾏う。 SPはプッシュインストール、タスク作成、状態表示が可能。 バックアップイメージを変換しないで仮想環境上に起動することが可能。Oracle VM VirtualBox(無償)が別途必要。 アドオン機能SCIMのintelligentFTP,LAN,WAN もしくはShadowStream の⾼速レプリケー ションにより、オフサイトにバックアップイメージを自動レプリケーション可能。 HeadStart Restore は、SP独自の機能。この機能では定期的に取得される増分イメージで待 機系として準備された仮想マシンを自動更新し、万⼀の障害発⽣時は、15分ほどでフェイル オーバーが可能である。 SPはパーティション設定機能を持つ、ディスクドライブを新しいものに交換した時などに パーティションの設定が可能。
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