プログラムの作成と実行2 プログラムのための言語 • 機械語 – コンピュータが実行する命令 – 0,1 • アセンブリ言語 – 機械語とほぼ1対1対応 – 人間が読み書きできるように機械語を拡張 • 高級言語 – 人間が読んで理解できる – 自然言語に近い文法 高級言語 • 用途に合わせてたくさんの種類がある – Fortran , Cobol , Lisp , BASIC – Scheme , CommonLisp , Pascal , C , C++ – Java, Haskel , Python , Ruby ... • 情報科学1では C を使用する プログラムの入力、コンパイルと実行 • 人間が入力したプログラム – ソースプログラム、ソースコード、ソースファイル • コンパイル – ソースコードを計算機が実行できる機械語に書き換 える操作 • コンパイラ – コンパイルを行うプログラム • コンパイルの結果できるファイル – オブジェクトプログラム、オブジェクトファイル、オブ ジェクト エディタ コンパイラ コンソール (ターミナル) エディタ • 情報科学1の講義では、プログラムの作成、 実行にはVisualStudioを使用する。 • プログラムの開発に必要なエディタやコンパ イラ等を組み合わせたプログラム統合開発環 境である。 – VisualStudio プログラム統合開発環境 • IDE (Integrated Development Environment) – Visual C++ プログラミング言語(Cの拡張版) /* 66666 tachibana masayoshi */ /* p42 list 2.9 */ #include "stdafx.h" int main(void) { int a,b,c ; a = 1; b = 2; c = a+b; printf(”c=%d\n”,c); return 0; } /* 66666 tachibana masayoshi */ /* p42 list 2.9 */ #include "stdafx.h" int main(void) { int a,b,c ; 変数を宣言する a = 1; b = 2; 式の計算と値の代入 c = a+b; printf(”c=%d\n”,c); 変数 c の値を出力 return 0; } 変数の定義(宣言) int a,b,c 型 変数の並び 変数とは • コンピュータのメモリに確保された領域 • 数値を入れる「箱」と考えても良い • 変数(variable)の名前 – 最初の文字はA-Zまたはa-zおよび_ – 2番目以降は数字(0-9)も使用できる – 最大31文字 – 大文字と小文字は区別される – 途中に空白があってはいけない – 予約済みの名前は使えない(p375) 変数の定義(宣言) int a,b,c 型 int char float double .... • 型はいっぱいある • 変数が保持できる値の性質 を表している 変数の定義(宣言) int a,b,c int 型 • 整数で 231-1~0~-231 の値を扱える • この範囲外の数は扱えない • 数学での整数とは異なる (値の範囲が制限されているため) • ほかの型については3章で... 変数の定義(宣言) int a,b,c 変数の並び 変数の並び←変数 OR 変数の並び , 変数 (再帰的な定義) 代入 c = a+b 変数 式 代入 c = a+b 変数 式 (1) 式の「値」を計算する (2) 「値」を変数に書く 代入 c = a+b 変数 式 (1) 式の「値」を計算する (2) 「値」を変数に書く 2段階の処理:順序がある (数学の等式とは異なる) 式の定義 式 ←定数 OR 変数 OR (式) OR -式 OR 式+式 OR ...... (再帰的な定義) 式の定義 式 ←定数 OR 変数 OR (式) OR -式 OR 式+式 OR ...... 128 -54 'H' (単項演算) (二項演算) 演算子はいっぱいある (p94) 二項演算 + 和(加算) - 差(減算) * 積(乗算) / 商(除算) % 余り(剰余) int型に対して可能なものの一部 printf関数 書式制御文字列 printf(”c=%d\n”,c) 式の並び 計算した式の「値」を %d の位置に埋め込む printf関数 書式制御文字列 printf(”c=%d\n”,c) 式の並び 文字として % を出力する場合 は %% とする printf関数 書式制御文字列 printf(”c=%d\n”,c) 式の並び 整数でない値の場合については、 3章以降で扱う printf関数 書式制御文字列 printf(”c=%d\n”,c) \n 改行 \t タブ %d 整数値を出力 %% %を出力 式の並び \n 改行 \t タブ \\ \ (バックスラッシュ) \" " (ダブルクォーテーション) \' ' (シングルクォーテーション)
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