12回目 ファイル処理 143 ファイル処理の必要性 これまでのプログラム データ数が多いときは対応できない キーボード プログラム モニタ画面 これらも特別なファイルと考えることができる。 入力ファイル プログラム 出力ファイル 144 ファイルとは データベースの意味でのファイル 構造体の一件のデータをレコードという。 レコードの集まりをファイルという。 オペレーティングシステムからみたファイル 一般に、補助記憶装置に記憶された一つのグループ データをファイルという。 広義のファイル 145 1 C言語とストリーム プログラムでの処理データの流れ 入力元 プログラム 出力先 入力ストリーム 出力ストリーム stdin stdout stderr キーボード 画面 printf() scanf() 入力元、出力先をファイルにする方法を学ぶ。 146 ファイルの指定 プログラム中で x = 20; ファイルを“変数”のように扱う。 y = a + 10; (2) “変数”に対して値を書き込んだり、読み出したりする。 (1) 変数” は FILE *outfp; のように定義する。 とファイルとは、 outfp = fopen(“seiseki.dat”, “w”); (1) “ fp ファイル名 書き込みモード (2) fprintf( outfp, “%d %f”, a, b); printf(“%d %f”, a, b); 147 ファイルへの入出力 例題 9-1 のプログラムを作成し、一件のデータを書き込む。 gedit でファイル deiseki.datを開き、内容を確認する。 ファイル関連処理: fopen fprintf fclose printf scanf 例題9-2 fscanf 148 2 複数データとファイル 例題9-3 終了条件に達するまで入力を要求するプログラム。 Unix のEOF (End Of File)は CTRL+Dとなっている。 例題9-4 上で作成したmountain.dat の内容を読み出すプログラム。 149 ファイルの応用 の値を1度おきに 0度から360度まで の三角関数表をファイルに出力しなさい。 なお、 tanの値が 極端に大きくなるときの工夫を しなさい。 sin, cos, tan 150 比較的大きなファイル 授業のHPにある標高2000メートル以上の山の データを読み出し、最も北にある山と最も西にある 山を出力してみなさい。 151 3
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