こちらの前歯の被せ物は歯茎が退宿してしまったことにより適合が悪くなってしまい また、歯と歯の間にすき間もできてしまって審美的にもすきっ歯にみえます。 このような状態のままにしておくと審美面だけの問題だけではなく、 歯茎と被せ物の隙間に汚れ(プラーク)が残りやすくなるため虫歯 や歯周病の原因にもなってしまいます。 いきなり新しい被せ物を入れるのではなく最初は仮歯を入れて様子 をみていきます。 また歯と歯の間のすき間をなくすために 仮歯で調整していきながら隙間をなくしていきます。 こちらの写真は仮歯の状態です。 歯と歯の間を調整したことにより隙間がなくなりました。 まだ最終的な被せ物は入っていないため完成したお写真をお見せ できないのですが、この仮歯の段階でもかなり改善されました。 歯茎のラインと仮歯の際に隙間はなく、歯と歯の間の隙間も なくなりました。 あとは歯茎に炎症が残っていないか確認し問題なければ型取りを し、被せて完成になります。 このように被せ物の処置が終わっても、その後の管理が非常に大事になってきます。 ブラッシングがきちんとできていないと歯茎の際に汚れがたまり被せ物の中から虫歯ができて しまったりもします。 痛みは出ていなくても年月が経っている被せ物などありましたら一度検診で確認してみませんか?
© Copyright 2025 ExpyDoc