平成28年度 教職員評価システム研修会 - 本格実施に向けた変更点等 - 沖縄県教育委員会 http://www.pref.okinawa.jp/edu/ 1.育成・評価記録書の改善 校 内 研 修 変 更 前 昨年度(試行)の「育成・評価記録書」は2枚 で構成。 ●1枚目:役割達成評価 自己申告、項目及び総合評価 ●2枚目:資質能力評価 自己申告、項目及び総合評価 次年度の指導助言 校 内 研 修 旧様式(1枚目) 校 内 研 修 旧様式(2枚目) 校 内 研 修 問 題 点 ①評価者と被評価者の記入する部分が同じ ページに混在。 ②被評価者から評価者へ評価等の入力の ために電子データ(エクセルファイル)の受 け渡しが必要。 校 内 研 修 変 更 後 「育成・評価記録書」を3枚構成に変更。 ①「育成・評価記録書Ⅰ」 ○通称【申告書】とする 1枚目:役割達成評価(自己申告) 2枚目:資質能力評価(自己申告) ②「育成・評価記録書Ⅱ」 ○通称【評価書】とする 3枚目:項目評価、総合評価、指導助言等 校 内 研 修 変 更 後 ①「育成・評価記録書Ⅰ」【申告書】 被評価者の自己申告に使用する。 ②「育成・評価記録書Ⅱ」【評価書】 評価者の評価・指導助言の入力に 使用する。 ※ データの受け渡しは不要になります。 校 内 研 修 自己申告:当初、中間、最終申告 変更(1枚目) 本年度の 成果と課題 特筆すべき 目標以外の 取組状況 校 内 研 修 変更(2枚目) 行動・着眼点 自己申告:中間、最終申告 面談におけ る指導助言 本年度の成果と課題 校 内 研 修 変更(3枚目) 評価者及び 被評価者の 職名・氏名 役割達成評価 及び 資質能力評価 の項目評価 と総合評価 次年度に向けて の指導助言 および備考等 2.項目評価から総合評価へ の 導き方 校 内 研 修 変 更 前 <昨年度までの方法> ①役割達成評価および資質能力評価の 項目評価にプロセスなどを踏まえ、 評語(ss~c)を付す。 ②項目評価を踏まえ、総合的な判断に より、総合評価(SS~C)を行う。 校 内 研 修 問 題 点 ①項目評価の評語の個数と総合評価の関 連性が不明(総合評価の評価基準だけ では不明瞭)。 【例】(役割達成評価) 項目1 s 総合評価は「S」? 項目2 a 「A」? 項目3 a 校 内 研 修 問 題 点 ●このようなことも… 二人とも項目評価 が同じ評語 項目1・・「a」 項目2・・「a」 項目3・・「a」 総合評価 「S」 太郎さん 総合評価 「A」 花子さん 校 内 研 修 問 題 点 評価者は、太郎さんと花子さんの 総合評価 総合評価 なぜ同じ 総合評価の違いを丁寧に説明する 「S」 「A」 項目評価 必要がある。 「a」で私は ●懸念事項:評価者の負担増 Aなの? 被評価者の不満 太郎さん 花子さん 校 内 研 修 9月実施アンケート等より ①総合評価をつける際に、項目評価の aの数など項目評価から導くルール がないか? ②項目評価がa、b、a、bの場合、 総合評価は「A」か「B」か? 校 内 研 修 変 更 後 ①役割達成評価および資質能力評価の項 目評価にプロセスなどを踏まえ、評語(ss~ c)を付す。【変更なし】 ②「総合評価と項目評価の関係表」に従い、 総合評価を算出する。【NEW】 ※項目評価から総合評価への導き方は、 「総合評価と項目評価の関係表」に従う 校 内 研 修 項 目 評 価 の 個 数 総 合 評 価 校 内 研 修 項目評価から総合評価への導き方のイメージ図 【旧方式】 項目評価(一次・最 終)やプロセスを踏ま えて総合評価を導く。 導き方は評価者の判断。 例:項目評価s、a、a 評価者の判断で 総合評価をつける 例:A 校 内 研 修 項目評価から総合評価への導き方のイメージ図 【新方式】 「関係表」に従い、項目評価(最終) から総合評価を算出する。 評価者の裁量なし 例:「s」が1つ、「a」が2つ 校 内 研 修 期待される改善点 ①関係表により総合評価が決定するため、 評価者の負担感が改善される。 ②評価者・被評価者双方の総合評価に対 する納得性・透明性が高まる。 3.「目標以外の業務」の評価につい て 校 内 研 修 変 更 前 <試行中の方法> ○目標以外の業務への取組状況は、総合 評価を付す前に、項目評価とともに目標以 外の業務への取組状況も加味して評価する。 項目評価 (3~4つ) 目標以外の業務 への取組状況 総合評価 (役割達成評価) 校 内 研 修 問 題 点 ①平成28年度より、項目評価から総合 評価への導き方は、「総合評価と項目 2つの評価は同等の割合 評価の関係表」に従うため、「目標以 で扱うべきなの? 外の業務の取組状況」を総合評価に反 映できない。 ②「項目評価」と「目標以外の業務の評 価」の評価の割合が不明瞭。 項目評価 目標以外の業務の評価 校 内 研 修 変 更 後 「目標以外の業務」の評価方法は、 ①「取組状況」と②「業績」の2つに 分けて評価する。 ①目標以外の業務への取組状況 ②目標以外の業務で挙げた業績 校 内 研 修 変 更 点 ① ア.目標以外の業務への取組状況は、現 行通り、役割達成評価で評価する。 イ.目標以外の業務について、役割達成 評価の該当する分野を確認する。 ウ.設定された目標の達成度合いととも に、目標以外の業務への取組状況も加 味して評価する。 校 内 研 修 変 更 点 ① 【例】 <目標以外の業務への取組状況> 自分の所属する教務部の同僚が、急きょ長期 休暇を取得したため、その教諭が担当する業務 をサポートした。 <評価方法> 項目評価「校務分掌」で、設定した目標の達成 度合いに加えて、目標以外の業務への取組状 況を加味して評価する。 校 内 研 修 変 更 点 ① 設定した目標 「キャリア教育の充実」 目標以外の業務 「同僚の職務をサポート」 項目評価「校務分掌」で目標以外の 業務の取組状況を加味して評価する 校務分掌で評価 校 内 研 修 変 更 点 ② ア.目標以外の業務であげた業績は、資 質能力評価で評価する。 イ.当該「業績」について、資質能力評 価の該当する分野を確認する。 ウ.資質能力評価の行動と着眼点に照ら し、本人の能力の発揮状況と「業績」 の2つを総合的判断して評価する。 校 内 研 修 変 更 点 ② 【例】 <目標以外の業務であげた業績> アクティブラーニングを活用した授業実践 で、文部科学省より表彰を受けた。 <評価方法> 資質能力評価の「学習指導」で、目標以外 の業務であげた業績を評価する。 校 内 研 修 変 更 点 本人の能力の発揮状況 及び ② 学習指導で評価 目標以外の業務であげた 業績「文科省より表彰」 項目評価「学習指導」で「業績」を行動事実の1つと して捉え、総合的に判断して評価する。 校 内 研 修 「業績」の許容範囲 ○「業績」(行動事実の1つ)として評価 できるのは、学校の業務に関するもののみ 例:学習指導、校務分掌、学校事務、 保健指導、食育指導、実験・実習、 生活指導、部活動指導等 ※ 学校外での活動に関する業績は除く。 例:教科研究会やプライベートな活動にか かる業績等 4.「特別評価」について 校 内 研 修 変 更 点 条件付採用の教職員は、通常の教職員評 価(定期評価という)に加えて、 「特別評価の実施に関する要領」に基づく特 別評価を実施する。 校 内 研 修 変 更 後 ①評価内容は、評価項目の評定、健康状況、 勤務状況、総合所見及び「特別評価」の各項 目。 ②特別評価の全体評語は「可」、「不可」 とする。(全体評語を付した理由も記入) 校 内 研 修 変更(1枚目) 評価項目 と着眼点 評定 (5段階) と所見 校 内 研 修 変更(2枚目) 評価項目 と評定・ 所見 健康状況 勤務状況 総合所見 全体評語 と理由 校 内 研 修 全体評語「可」:発揮した能力の程度が評価項 目・着眼点を満たしている。 全体評語「不可」:求められる能力の発揮の程 度に達していない。 「一部未達成」は、評価項目のいずれか又は複数 の項目について求められる能力の発揮の程度に 達成していない場合、「可」とともにチェックを入れ る。 5.「特定評価」について 校 内 研 修 変 更 点 <試行中> 臨時的任用職員と非常勤職員(非常勤講師 を除く)は評価対象外。 <変更後> 臨時的任用職員と非常勤職員(非常勤講師 を除く)を評価対象とする。 校 内 研 修 変 更 後 ①臨時的任用職員及び非常勤職員(非常勤 講師を除く)は、給与等に反映する余地 がない者として扱う。 ※ 給与等に反映する余地がない場合は、 通常の定期評価ではなく、特定評価を 実施する。 ②特定評価の全体評語は「可」または 「不可」とする。 校 内 研 修 新 規 評価項目 及び 着眼点 全体評語 全体評語 の理由 (任意) 校 内 研 修 <面談や評価の開示> 特定評価は、面談及び評価の開示(手 渡し)は行わない。 しかしながら、学校経営方針や学校の 課題等の共有のために面談を実施するこ とを妨げるものではない。 6.人事評価結果の活用について 校 内 研 修 (1)給与への反映(毎年の昇給と勤勉手当) 資質能力評価 (項目・総合) 昇給の号給数へ反映 <54歳以下> SS~S(5号給以上) A(4号給) B~C(3号給以下) <55歳以上> 昇給なしだが、上位評 価のSS及びSは昇給 する。 SS~S(1~2号給) ※ 現在検討中の内容であり、変更すること もあります。 校 内 研 修 (1)給与への反映(毎年の昇給と勤勉手当) 役割達成評価 (項目・総合) 勤勉手当の成績率 へ反映 原則として、 SS、S評価は標準A より高い率。 B、C評価は標準Aより 低い率。 ※ 現在検討中の内容であり、変更すること もあります。 校 内 研 修 (2)任用、分限への活用 ○任用、分限への活用は現在検討中。 活用方法が固まり次第、周知したい。 7.新評価マニュアルについて 校 内 研 修 (1)新評価マニュアルの変更点 ○9月実施アンケート ○評価者研修会 意見を踏まえ 加筆修正や、 構成の再編を 図った。 変 ①3部構成→5部構成 更 ②文言修正、新たな説明の追加 点 ③Q&Aの掲載 校 内 研 修 (2)新評価マニュアルの構成 第1部 第2部 第3部 第4部 第5部 教職員評価システムの概要 被評価者編 評価者編 資質能力評価の評価項目及び行動 Q&A、様式等 校 内 研 修 (2)新評価マニュアルの構成 第1部 教職員評価システムの概要 第2部 被評価者編 第3部 評価者編 第4部 資質能力評価の評価項目及び行動 被評価者編には、申告方法、面談、 第5部 Q&A、様式等 自己評価、苦情処理の方法を掲載。 校 内 研 修 (2)新評価マニュアルの構成 評価者編には、面談、評価方法(定期 第1部 教職員評価システムの概要 評価・特別評価・特定評価)を掲載。 第2部 第3部 第4部 第5部 被評価者編 評価者編 資質能力評価の評価項目及び行動 Q&A、様式等 校 内 研 修 (2)新評価マニュアルの構成 9月実施アンケートや評価者研修会の 第1部 教職員評価システムの概要 意見や質疑からQ&Aを作成。 第2部 第3部 第4部 第5部 被評価者編 評価者編 資質能力評価の評価項目及び行動 Q&A、様式等 校 内 研 修 (3)資質能力評価の評価項目及び行動 の追加 【変更点】 以下の職について、当該職種の職制等 に基づき分割した。 <変更> 事務長(県立学校)、 事務職員、 学校栄養職員、船員 <新設> 事務主幹 (小中学校) 校 内 研 修 (3)資質能力評価の評価項目及び行動 の追加 事務長 事務長(課長級) (県立学校) 事務長(班長級) 【新設】 事務主幹 (小中学校) 事務長(主査級) 校 内 研 修 (3)資質能力評価の評価項目及び行動 の追加 事務職員 事務主査 主任(事務) 事務主事 校 内 研 修 (3)資質能力評価の評価項目及び行動 の追加 学校栄養職員 学校栄養主査 主任(給食) 学校栄養職員 校 内 研 修 (3)資質能力評価の評価項目及び行動 の追加 船員 (県立学校) 機関長 一等航海士 船員 乗組員 校 内 研 修 平成28年度 (本格実施) 平成29年度 • 4月 本格実施 • 年度内に再度アンケートを実施予 定 • 必要に応じ、評価マニュアル等の 修正 • 4月 映 任用・分限・給与等への反 今後とも、ご理解・ご協力をお願いしま
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