13 MoodleMoot2013

東京家政大学における
Moodle を利用した
導入教育・達成度アンケート
Introductory Education and
Confirmation of Achievement
Using Moodle At Tokyo Kasei University
新関 隆、宮 東城
東京家政大学e-kasei推進室
Takashi NIIZEKI, Haruki MIYA
Tokyo Kasei University e-kasei Promotion Office
Moodle Moot Japan 2013 in Tokyo
東京家政大学 家政学部 6学科 人文学部 3学科
短期大学部 2科
学生数 約 5700名
歴史
• 和洋裁縫伝習所 創立 1881年
• 戦災焼失 湯島→板橋移転 再建
• 東京家政大学 設置 1949年
• 困難の中でも「自主自律」を目指し
学生・教職員が共に工夫し学び続けた
• その伝統を物語る裁縫雛形コレクション ⇒
• ©東京家政大学博物館
学びの今日的課題 と 家政大での Moodle 利用シーン
学びの今日的課題
• 学びの質の向上
• 初年次教育
• 「自主自律」を目指した学び
• 教材の工夫
• 情報リテラシー教育
• 国家試験、就職
• 校外実習、緊急時の授業時数確保
家政大での Moodle 利用シーン
• 学びのPDCAサイクル
• 導入教育
• 達成度アンケート
• 動画
服飾美術学科
e-kasei推進室
本講演
講演#282
• 情報リテラシー図書館 講演#280
• 国家試験対策、就職対策
家政大でのMoodle 利用・支援体制
• 2006年学内導入 (松木孝幸先生)
• 現在 学内にて3サーバーで運用
• e-kasei推進室 2011年~
利用支援部署、少人数体制
• 1.初年次教育、導入教育
• 2.eラーニングのサポート
• 3.「自主自律」を目指した学び、
達成度アンケート
学びのPDCAサイクル と Moodle
• Plan & Basic ICT Skills for e-learning
Plan &
ICT
Skills
Act
学びの
PDCA
サイクル
Check
学びのPDCAサイクルの具体化に向けた
Moodleの利用
情報リテラシー、学習目標設定
• Do 導入教育、学習会
• Check 達成度アンケート
Do
学びの記録ノート
• Act
Plan &
ICT
Skills
Plan &
ICT
Skills
1年間の
Act
学びの
サイクル
Check
Do
Do
導入教育
の学びの
サイクル
Check
A
達成度
アンケート
導入教育は1年のサイクルの一部であり、
かつ
導入教育自体も PDCAの仕組みを持つ
Moodleを利用した導入教育・達成度アンケート (ここまでのまとめ)
導入教育
• UPO-NET教材
• 化学・生物
学科ごとに教員が教材項目を
選択・並び替え
• Moodle 1.9
• 導入教育にもPDCAを組み込む
達成度アンケート
• モジュール開発は外注
• 1次:約3ヶ月 2次:約1ヶ月
• Moodle 2.3.2 、 PHP 5.3.15
• 学生⇔担当教員
双方向コミュニケーション機能付
き
Moodle用教育資源の利用
モジュール開発の汎用性 = カスタマイズの柔軟性
↓
少人数でも 全学生向けに迅速に提供できた
UPO-NET教材の利用
• 放送大学UPO-NET教材を
学科ごとに再構成
児童学科・保育科
生物
生物
栄養学科・栄養科
• 専門導入コース
• 学士力向上コース
• TOEICコース
各学科・科の学生向けにカスタマイズ
化学
服飾美術学科
科目名
化学
生物
環境教育学科
化学
TOEIC START
TOEIC 400
学士力向上コース
科目名
TOEIC 500
数量的スキル
TOEIC 600
コミュニケー
ションスキル
ニュース時事
言語能力
導入教育 計画→実施 P→D
• 放送大学と半年利用契約
• 1人2科目 個人負担無料
• 自習が主
導入教育 学習支援
◆スタートガイダンス◆ 参加者合計25人
• 学習の始め方
スケジュールの立て方、進め方
• PC実習形式
◇学習会・導入教育通信◇
• 1対1 or グループ 対面で
• 英語(20人)
目的(留学したい等)に応じる
• 化学・生物(7人)実験レポートの書き方
• 数学(7人)苦手対策から就活まで
• 時事(10人)就活での一般常識
• メルマガ◆導入教育通信◇ 計12回配信
導入教育 実施状況把握→チェック D→C
継続状況
• 4トピック以上の学習者
• 環境の化学・生物は
授業で利用
記述アンケート
• 画面が見にくい
• 印刷物がよい
• 連絡にポータルを使ってほしい
• CampusMate(富士通)
導入教育 チェック→改善 C→A
• 知ったきっかけ
• 教材の難易度
• 教材のわかりやすさ
• 次年度利用したいコース
授業を通してみた学生
生活達成度アンケート
アンケート結果
確認画面
自己評価・講評
入力画面
• e-kasei上の個人ページでの記録・閲覧
• レーダーチャートでバランスを確認・平均と比較
• 担当教員からアドバイス
@TKU:学びの記録ノート(2013年~)
• 基礎学力、強み・弱みの確認
• 自己課題の対策
次の目標・計画を考える
• 達成度アンケートの講評の活用
• Excelファイル
まとめ
• 学びの今日的課題に対する
Moodleの利用
• Moodle用教育資源が便利
• モジュール開発の汎用性
= 柔軟なカスタマイズ
• 課題
• 教員・学生への認知・利用促進
• バージョンが異なるサーバーの統合
• 学生から見たワンストップ化
家政大での eラーニング・Moodle
今日的な学習環境の提供
+
「自主自律」を目指し
学生・教職員が共に
工夫し学び続ける
ためのツール
達成度アンケート用ソフトウェア・ハードウェア構成
ソフトウェア
ハードウェア
• Moodle 2.3.2
• XeonX5570 x2
• PHP 5.3.15
• Apache 2.2.22
• CentOS 6.3
• MySQL 5.5.25a