竹取じいさんと呼んでおりました。

第一組
4A270062洪珮琪4A280150李雅晶
4A2B0083紀柔安4A2B0084鍾伊婷
4A2B0087賴怡廷4AB20101李如平
昔々、ある所に竹取のおじいさんとおばあ
さんが住んでいます。
おじいさんは、山から竹を取ってきては、
籠や笊を作っておりましたので、人々は、竹
取じいさんと呼んでおりました。
很久很久前、有個地方住著一對老爺爺和老
奶奶。老爺爺從山裡砍竹子做成籠子或篩子,
因此人們稱他為竹取爺爺。
• 籠かご:竹籠
• 笊ざる:竹篩
ある日のこと、竹取じいさんが、山の竹藪の
中に入っていきますと、どこからか眩しいよう
な光が差してきました。
 爺「何じゃろう。」
不思議に思ったおじいさんが、光の方に 近
づいていくと、なんと!一本の竹が、金色に
輝いているではありませんか。
有一天、竹取爺爺走進山裡的竹林裡,不曉得
從那哪裡發出耀眼的光芒。
老爺爺覺得很不可思議,正往光亮的方向走去,
什麼!有一根竹子不是正在發光嗎?
• 竹藪たけやぶ:竹林
• 眩しい:耀眼的
◎ 輝くかがやく:閃耀
おじいさんは、震えながら 光る竹をじっと見ていましたが、
思い切ってきって見ることにしました。
 爺「えいっ!」
すると……。びびびびびっ!強い光が 飛び出しました。
おじいさんは、目が眩み、傍にいた鹿や雀は、驚いて、逃
げて行きました。暫くして、おじいさんが 改めて目を凝らすと、
なんと!竹の中には、光に包まれて、輝くような かわいらし
い小さな女の子が、座っておりました。
老爺爺一邊震驚一邊一直看著發光的竹子,他下定決
心要走過去一探究竟。然後…強烈的光射出來。
老爺爺眼睛暈眩、一旁的鹿和麻雀都嚇的逃走了。過
一會、老爺爺重新凝視時,什麼!在竹子中被光芒包著,
耀眼的可愛的小女孩坐在之中。
• 震えるふるえる:震驚
• 眩みくらみ:暈眩
◎凝らすこらす:凝視
◎包まれるつつまれる:被包覆著
おじいさんは、その女の子をそっと手に取り、
家に連れて帰ったのです。家に帰った おじいさ
んは、嬉しいそうに おばあさんに言いました。
 爺「子供のないわしらのために、神様がこの子
を授けてくださったんじゃな。」
そして、おじいさんが差し出した女の子を受
け取った おばあさんも大喜びです。
 婆「おお、本にかわいらしい娘じゃ。」
老爺爺將小女孩用手捧起,將她帶回家裡。回
到家的老爺爺很開心的和老婆婆說著。然後老爺爺
將小女孩給老婆婆、老婆婆也很開心。
• よろこび:喜悅
• むすめ:女孩、女兒
こうして、女の子は、おじいさんとおばあさ
んに育てられることになりました。
 婆「名前を付けてやらなくてはのう。」
 爺「そうだな。」
おじいさんとおばあさんは、その女の子に、
かぐや姫という名前を付けて可愛がりました。
おじいさんと おばあさんは、かぐや姫を大切
に育てました。
於是、小女孩就這樣被老夫妻們撫養了。老爺
爺和老婆婆將小女孩命名為「輝夜公主」且疼愛
她,老夫妻們將輝夜公主珍惜的養育著。
• 育てる そだてる:養育
• 可愛がる かわいがる:疼愛
かぐや姫は、すくすくと大きくなり、元気に
遊ぶようになりました。
おじいさんが風車を吹いて渡してやると、芒
の土手を駆け回り、あきずに風車をまわして遊び
ます。
 婆「おいで、おいで。かぐや姫。」
おじいさんと おばあさんは、そんなかぐや
姫を、目を細めて,優しく見守っていました。
輝夜公主漸漸地長大、有元氣的玩著。老爺爺
將風車吹拂遞給了輝夜公主、在芒草的土堤防上,
用風車繞著蜻蜓來回遊玩。老夫妻瞇著眼,守著輝
夜公主。
• 風車かざぐるま:風車
• 土手どて:土堤防
◎細めほそ め:細長
◎駆け回るか まわる:來回走著
かぐや姫を育てるように なってからという
もの、おじいさんは、いつも竹藪で 金色に輝
く 竹を見つけました。
きって見ると、黄金の山です。おかけで お
じいさんは、大そうなお金持ち になっていき
ました。
像是為了養育輝夜公主,老爺爺在竹林裡一直
都能發現發光的竹子。靠近看見時,是金幣山!
多虧了這些,老爺爺變成很有錢的人。
• こがね:黃金
• おかねもち:有錢人
そして、三月と経たぬ うちに、かぐや姫は、
それはそれは美しい 娘に成長していきました。
その 輝くばかりの美しさに、みんなが うっと
りと 見とれてしまうほど。
美しい かぐや姫の 噂は、すぐに 国中に
知れ渡りました。お金持ちや 身分の高い 人々
が、次々と結婚を申し込む ために、かぐや姫の
住む里を 訪ねてきました。
然後,不到三月,輝夜公主成為了美麗的女孩。
那閃耀的美麗,大家都看傻眼了。美麗的輝夜公主
的傳聞逐漸在國內廣為人知,有錢人或身分貴重的
人一個接一個為了結婚而來到輝夜公主住著的村莊
來。
• 経たぬ うちに:不到
• うわさ:傳聞
• しれ わたる:廣為人知
贈り物を持って、ずらりと 列を作るほどです
男たちは何としても、かぐや姫を 嫁に欲しいと
思っていたのです。
けれども、かぐや姫は、喜ぶ 様子も ありま
せん。
 姫「私は、ずっとお二人のお傍にいとう
ござい
ます。」
そして、おじいさんは男たちに「私が 読み上
げる 品を 持って 来た方に、姫を差し上げよ
う。」と 言いました。
帶著禮物,排成一隊的男人們不管怎樣都要取公主
為妻。但是輝夜公主卻沒有半點喜悅的樣子。
於是老爺爺對男子們提出只要取得老爺爺所提出的
物品,就能娶公主。
• ずらりと:一列
• 嫁よめ:妻子
第一の男は、光身のなる 金色の枝を探してい
ました。
 男1「どこでも
金いろの枝はない。しかたない
…」
男は職人を頼んで、ニセモノを 作りました。
男はかぐや姫に ニセモノをくれました。おじいさ
んも しかたない、ただいま姫を差し上げる時に。
「ああ、ニセモノだ!」。男の嘘は破れてしまいま
した。
第一個男子要去尋找金樹枝。男子委託了工匠製
造了假貨。男子將假貨給了公主,老爺爺也無可奈何,
正要將公主給男子的時候,於是男子的謊言被戳破了。
• 枝えだ:樹枝
• 職人しょくじん:工匠
噓うそ:謊言
第二の男は 竜の目玉の首飾りを探していました。
 男2「俺は絶対に
竜の目玉をゲットすると 姫に嫁とな
れ!」
男は海に 出でいきました。しかし、海の天気は とで
も悪かったです。嵐が きました。
 男2「もしかして、俺は竜の目玉を
採る。竜神さまは
怒った。」
男は竜神さまに謝りました。天気はだんだん 回復しま
した。男も安全に帰りました。その事件後、誰にも 姫を
嫁に ほしくないでした。
第二個男子要去尋找龍眼球做成的首飾。男子出發到海上,
但是海上的天氣非常糟,暴風雨來了。男子向龍神大人致歉,
於是天氣漸漸回復,男子也安全的回去了。此事之後誰也不
想娶公主了。
• 首飾りくびかざり:首飾
• 謝るあやまる:道歉
嵐あらし:暴風雨
そして、月がその輝きを ます、十五夜が 近づく
に連れて、かぐや姫の瞳に、悲しみの影が 漂うい
始めました。月を見ては 項垂れるばかり。心配した
おじいさんと おばあさんが尋ねると、かぐや姫は、
泣き伏して 言いました。
 姫「私は、月の都のものでございます。大人になる
と、月に戻らなくてはならないのです。それが、八
月の十五夜のよる……」
然後,月亮依然閃耀,接近十五的夜晚時,輝
夜公主的眼瞳裡浮現了哀傷的影子。看見月亮就
垂首喪氣。擔心的老夫妻詢問著,公主伏泣著說
了。
• 瞳 ひとみ :眼瞳
• 項垂れる うなだれる:垂首喪氣
‧泣く なく:哭泣
‧漂う ただよう:飄盪
八月の十五夜のよるといえば、明日の晩です。
 爺「そ、そんな
ばかな。そなたは わしの
むすめじゃ。誰にも 渡すものか。」
そして、まもなく 十五夜の よる。
おじいさんは、あらんかぎりの 手を尽くし
て、大勢の 侍たちを まもりにつけました。
かぐや姫を連れ戻しにやって来るという、月の
使者たちを追い返そうというのです。
八月十五日就是明天晚上。於是十五號的夜晚
即將到了。老爺爺用盡了所有的錢,請來一大群
武士來保護著。為了要讓從月亮來帶走公主的使
者返回。
• あらんかぎり:傾盡全部
• 侍さむらい:武士
‧守る まもる:守護
‧使者 ししゃ:使者
やがて 東の空に、十五夜の月が 輝き始
めました。弓に矢を番える、身構える侍たち
の上に、月から光が降ってきます。矢を放っ
ても 消えてしまいます。
そして、光の中に、天馬と天女が姿を現し
ました。天馬と天女は、月から静かにまいお
りてきました。
於是,東邊的天空、十五日的月亮開始閃耀,
武士們蓄勢待發,箭在弦上時,月光照射下來,
射出的箭都消失了。在光芒中,天馬和天女的
姿態逐漸現行,從月亮安靜的飛舞下來。
• 弓ゆみ:弓
• 姿すがた:姿態
‧矢や:箭矢
‧現すあらわす:顯現
輝夜姫は、おじいさんとおばあさんと 一緒
に、奥の部屋に 隠れていました。けれども、
天女が姿を現すと、おじいさんとおばあさんに
手をついて、挨拶しました。
 姫「残念ですが、私は月に戻らなければなり
ません。長い間可愛がっていただき、ありが
とうございました。お二人ともいつまでもお
元気で。」
公主和老夫妻在裡面的房間內躲著,但天女突
然現身,並尊敬地和老夫妻行禮。
• 奥おく:深處
• 隠れるかくれっる:隱藏
• 戻 るもどる:返回
そして、部屋の中に差し込んだ月の光に 吸い寄
せられるように、立ち上がりました。おじいさんと
おばあさんはどうすることもできません。
かぐや姫は、小さな袋をおじいさんに渡して、静
かに進んで行きます。天馬が嘶き、出発の時が来ま
した。おじいさんは、必死に後を 追いました。
 爺「か、輝夜姫、わしは、わしは……。」
かぐや姫は、月に向かって遠ざかって行きます。
おじいさんは見上げるばかり。
然後,就像是吸收了照進房間裡的月光一樣,公主
站了起來。老夫妻什麼也無法做。公主遞給老爺爺一
個小袋子,靜靜地往前行。天馬發出聲,出發的時候
到了。老爺爺用盡力在後頭追趕。公主逐漸往月亮遠
行,老爺爺只能看著。
◎進むすすむ:前進
◎嘶きいななき:鳴叫
◎追うおう:追
おじいさんは、袋に入っていた、不老長寿
の薬を、火にくべてしまいました。かぐや姫
のいない 今となっては、長生きしても 使
用がないと 思ったのです。おじいさんの思
いを載せた煙は かぐや姫のいる月へ向かっ
て、静かに登って行きました。
老爺爺將袋子裡的不老長生藥添進火裡燒盡。
輝夜公主不在的現在,活的長久也沒有用處了,
承載著老爺爺思念的煙、靜靜地往公主所在的
月亮攀登。
• 袋ふくろ:袋子
• 焼べるくべる:添加(燃料)
• 登るのぼる:攀登
◎載せるのせる:乘載
◎ 煙けむり:煙
◎向かうむかう:朝向
かぐや姫の物語 6分映像
https://www.youtube.com/watch?v=daGOgPGja
ZM
[ 映画 2015 ] 日本昔話 「かぐや姫」
https://www.youtube.com/watch?v=nqMK3qcw00