02.May

Trip-t 32ch test board
ND280J 2007.5.2(水)
京都大学 M2 五味 慎一
変更箇所
• VBBPMASTER・VBBP0・VBBP1 に本来付属するべ
きキャパシターが、付いているように見えて実は付いて
いなかったようだ。
 銅線を引いて、改めて付け直してもらったところ、流れ
る電流の値が 0.05A  0.1A と上昇した。
• この状態で、改めてTrip-tへ論理信号を送ったところ、
正しくプログラミングが為され、読み出しに成功した。
現状報告
• 32チャンネルで、OUTP_Aでのシグナルアウトプットを
確認した。
In32に入れたテスト
パルスによるアウト
プットが見えている。
1 3 5 7 ・・・
2 4 6 8 ・・・
・・・ 31 33
・・・32
パルスジェネレーターからの信号
こんな擬似MPPC
信号を作り、
IN1~IN31へ信号を
送り、OUTP_Aでの
アウトプットを確認
した。
現状報告
• 32チャンネルそれぞれについて、OUTP_Aでのシグナ
ルアウトプットを確認した。
In5に入れた、パルス
ジェネレータからの信
号によるアウトプット
In1~In31までの全てにお
いてアウトプットを確認。
1 3 5 7 ・・・
2 4 6 8 ・・・
・・・ 31 33
・・・32
In32に入れたテストパ
ルスによるアウトプット
IN33へ信号を入れた時
ここに、IN33による
アウトプットが出る。
ここから読み出せる
のかはまだ確認し
ていない。できない
のなら、この基板で
は同時測定可能な
のは31個ということ
になる。
印加電圧を、+2.5V以上に上げたとき(+2.8V)
ここに、テストパル
スによるアウトプット
が出ていた(+2.5V)。
印加する電圧を
2.8Vにすると、アウ
トプットが埋もれ、
GNDがぐらついて
きている。
現状確認
• +2.5V・GNDを接続しての動作を確認。(IN1~IN31)
– IN32は、テストパルス用に使っている。
– IN33にシグナルを入れて読み出せるのかどうかは不明。不可
能なら、一度に測定できるのは31個ということになる。
• 電圧を+2.5V以上かけようとすると動かなくなる。
– 流れる電流値が下がる。~0.1A(+2.5V)  ~0.05A(+2.8V)
– +2.5Vからひいているはずなのに、VBBPMASTER・VBBP0・
VBBP1にかかる電圧値がかける電圧に比例するように上
がっていく。単に抵抗をかましているだけでないのか?逆側
(=Trip-t)から入ってきているのか?何故?
– OUTP_Aが変になる。シグナルが見えなくなり、GNDはぐらつ
きだす。
 基板上のオペアンプを使用することができない。
4ch の時に使っていたアンプを利用して、
アンプを通した後のOUTP_A
In5に入れた、パルス
ジェネレータからの信
号によるアウトプット
1 3 5 7 ・・・
2 4 6 8 ・・・
・・・ 31 33
・・・32
In32に入れたテストパ
ルスによるアウトプット
4ch の時に使っていたアンプを利用して、
アンプを通した後のOUTP_A
IN5・IN12に入れた、
パルスジェネレータか
らの信号によるアウト
プット
1 3 5 7 ・・・
2 4 6 8 ・・・12
・・・ 31 33
・・・32
In32に入れたテストパ
ルスによるアウトプット
今後の課題
• 兎にも角にも、まだ未解決の問題が在るように思える。
– 基板上に在るオペアンプは使うことができない。
– この状態での動作はしているので、4chテストボード時に使用
していたオペアンプへシグナルを持っていけば31ch(もしくは
32ch)での同時読み出しは可能である。
 オペアンプとTrip-tとが、まだ完全に独立に動作できて
いない。どこかで両者間につながりがあって、Trip-tチッ
プに悪影響を与えている。