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第5節 Minimum hexagonal trees
hexa- = 「6」を表わす接頭語
hexagon = 6角形
Steiner tree
Hexagonal tree
与えられた3方向し
か使ってはいけない
Ls(P) = 与えられた点達 P を結ぶSteiner minimum tree の長さ
Lh(P) = 与えられた点達 P を結ぶ minimum hexagonal tree の
長さ
Lemma 12 (Weng).
Ls(P)≧√3/2 Lh(P)
証明. △ABCにおいて∠A≧120°, BC≧√3/2 (AB+AC) を示す
A’
A
B
∠A’ =120°となるまで点Aを移動する。
⇒ AB+AC ≦ A’B+A’C
C
A’, B, C を通る円を描くと、
C
A’
B
120°-θ
θ
C
A’
半径 r
B
120-θ
θ
A’B+A’C = 2r sin(θ/2)+ 2r sin(120-θ/2)
= 4r sin 30 cos (θ- 60/2)
= 2r cos (θ- 60/2)
≦ 2r
= 2/√3 BC
よって、AB+AC ≦ 2/√3 BC
(和積の公式)
( sin 30 = 1/2)
A
B
C
与えられた3方向
Steiner treeの各辺を「BC」 だと思って、与えられた3方向に
置き換える。
よって、Ls(P)≧√3/2 Lh(P)
Lemma 11より、特性領域 C(t*;x) は正3角形格子の一部
与える3方向は正三角形格子の3方向
C(t*;x)
例
C(t;x) は正三角形を2つつなげたもの
⇒ 特異構造である。
Q.オレンジの線
(hexagonal tree)と赤
の線(MIST)の長さはど
ちらが短い?長い?
A.同じ長さ。
Minimum hexagonal tree を Γ(t*;x) の 正三角形の辺へ押
しやると、minimum hexagonal treeの長さ=MISTの長さ
Lemma 12 より、 Ls(P)≧√3/2 Lh(P)
⇒ (Steiner treeの長さ)≧√3/2 ×(MISTの長さ)
検証結果
1.(Lemma 1) Lt(x) = MISTの長さは連続ではない。
⇒ ft(x)=1- √3/2 Lt(x)の最小値が存在するか不明。
⇒ 特別なtopology t* の存在も不明。
2.Du-Hwangの功績
⇒ ft(x)の(最小)値とMI(t;x)の豊富さの関係を明らかにした。
例えば、Lemma 7. 『 MI(t*;y)が豊富ならば、yも最小点 』
最終的に Lemma 10 で、特異構造(正三角形構造)
まで変形した。
1.(Lemma 1) Lt(x) = MISTの長さは連続ではない。
⇒ 特性領域 C(t;x) の定義を変えれば連続になるはず。
『C(t ; yk) →C(t; x)』 がLemma 2の議論を成立させるために
必要。
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