1600pixel MPPC 特性の温度依存性

1600pixel MPPC
特性の温度依存性
もくじ
•測定項目
•セットアップ
•結果
•まとめと今後
2006年8月15日(火)
検出器ミーティング
前田高志
測定項目
• 1600pixel MPPCについて
ゲイン / ノイズレート / クロストーク率
をそれぞれ、温度とバイアス電圧を変えながら
測定
セットアップ:Gain
セットアップ:
ノイズレート / クロストーク
• ノイズレートの測定は、
63倍のPMTアンプ x 10倍のNIMアンプ
(ディスクリミネータのため)
Gainのバイアス電圧 / 温度依存性
・30℃ ・25℃ ・20℃
・15℃ ・10℃ ・0℃ ・-20℃
V0 = aT + b
a = 0.057 ± 0.002
b = 66.20 ± 0.01
• V0は温度の一次関数変化する
• 低温で使える電圧範囲が広がる
ノイズレート
・30℃ ・25℃ ・20℃
・15℃ ・10℃ ・0℃
• 1秒あたりの
0.5p.e.以上の
イベント数
• 低温では、ノイズが
少ない
• 400pixel MPPCよ
りも、ノイズが
少ない(23%程度)
Geometrical
Efficiencyのため?
Gainに依るのか?
クロストーク率
・30℃ ・25℃ ・20℃
・15℃ ・10℃ ・0℃
Pcrosstalk 
N 1.5 p .e.
N  0 .5 p . e .
• 低温で
クロストーク率は
低下しないの?
??
まとめと今後
• Gain / Noise rate / Crosstalk について、
バイアス電圧 / 温度依存性を測定した
• MPPCは、低温ほど性能が向上
• F301の恒温槽のお引越し
• Linearity / P.D.E.の測定
(現在P.D.E.テストベンチ立ち上げ中)
• 8月27日 韓国までになんとか