投影片 1

台湾における日本語学習者の学習動機、自
律学習、学習成果との調査
-日本語学習者を中心に-
名前:高千惠
番号:M99E0204
指導教官:陳亭希 先生
1.研究背景及び動機と目的
2009年の調査→
日本語が一位。(第二言語を選択する優先順位
として)
野田(2008)によると→
学習を行うといった動機に基づいたものなど
様々な動機付けがある。
大西(2006)によると→
Dickinson(1987)は初めて「自律学習」を提唱す
る人だ。
1.研究背景及び動機と目的
 梅田(2005)によると→
日本語学習者の最終目的は多く場合、日本語能力を高
めることではなく、それを手段として有効に使えるよ
うになる。
 今回発表の目的→
日本語学習者の学習動機、自律学習、学習成果につい
ての先行研究と自律学習の定義を整理し、検討する。
2.自律学習の定義
2-1自律学習は1人学習ではないことについて
梅田(2005) →
1人がくしゅうすることではないし、自らの学習を1人
で選び、決め、一人で計画することでもない。
 佐々木(2010) →
単なる自習ではなく、学習者自身が自らの学びに責任
を持ち授業および授業外の学び機会を積極的に利用し
ながら、学びを深めていく。
 まとめ→
以上の定義から見ると、自律学習は1人学習ではない
ことがわかった。
2.自律学習の定義
2-2自律学習は自分で責任を持つことについて
大西(2006)→
Dickinson(1987)とは、「学習の成否につぃて
は自分の責任で、教材、学習を開始時間、学習
にかける時間、学習の方法などについては自分
で選択して行う。」
岡崎(1992)→
学習者は自らの学習過程に責任を持ち、支援者
の協力を得て、自分の学習過程を分析し、学習
のステップ化を考え、実現する。
2.自律学習の定義
2-2自律学習は自分で責任を持つことについて
青木(1998)→
自分自身のために、自らの知識を構築しようと
して、仲間や教師やその他との協力し、交渉し
つつ行う学習を、自分自身の手で管理する。
まとめ→
以上の定義から見ると、自律学習は1人学習で
はないほかに自分で責任を持つ。
2.自律学習の定義
2-3自律学習はリソースを利用することについて
 日本語教育重要用語1000(1998)→
学習者が自己の学習に主体的に関わり学習孤立化せず、
教授者や教材や教育機関などといったリソースを利用
して行う。
 新版日本語教育事典(2005)→
学習者が自分で自分の学習の理由あるいは目的と内容、
方法に関して選択を行い、その選択に基づいた計画を
実行し、結果を評価する。
 まとめ→
以上の定義から見ると、自律学習は自分自身の学習リ
ソースを選択し、りようし、そして評価する。
2.自律学習の定義
まとめ→
一、自律学習には自分自身のために学習するし、
、授業及び授業外の学び機会を積極的に利
用する。
二、自律学習は自分で責任を持つ。
自律学習者が自分自身の手で管理する。
三、学習者がリソースとみなしたものをリソー
スとして位置付けた。
3.先行研究
3-1学習動機について
 江(1993)『高雄市市民学苑課程実施現状の研究』→
年長な女性、「現実を逃げる」、「皆の期待」などと
いう傾向が見られる。
 方(2004)『普通高校と職業高校の日本語学習動機』→
「日本へ旅行したい」、「日本の商品が良い」という動機
が多く見られる。
 まとめ→
学習動機は人によって変わることが明らかである。
3.先行研究
3-2自律学習、学習成果について
林(2006)『中学生における学習ストラテジーと
自律学習との研究-英語雑誌を用いる場合』→
英語学習雑誌を読むと、語彙と文法概念の理解
が深まり、聴解能力も上がり、そして、発音練
習もできるという結果があった。
まとめ→
英語の学習者によって英語学習雑誌で勉強する
のは自律学習の一つと言える。
3.先行研究
3-3学習動機、学習方法、学習成果との関係について
 葉(2003)『男性と女性の中学生の理科の学習動機、学
習方法、学習成果との関係』→
学習成果の面から見ると、学習動機と学習方法には相
関関係がある。
 山崎(2006)『学習への動機つけと学習方法と学習成績との関係
-中学校一年生場合-』→
動機づけタイプの影響・効果が学業成績に影響を及ぼ
すようになる。
 まとめ→
学習動機、学習方法、学習成果、この三つの相互関係
で、学習動機の高さは学習成果に大きく影響する。
4.研究内容
台湾の日本語学習者は日本語を学習動機は何で
あるうか。
台湾の日本語学習者の自律学習はなんであろう
か。
台湾の日本語学習者はどんなリソースを選択す
るか、また学習成果はどうであろうか
台湾の自律学習者の学習動機、自律学習、学習
成果どの相関関係。
6.研究方法
 学習動機、自律学習方法、学習成果について調査を行
う。
 自律学習方法を比較して、どの方法は良い学習成果に
繋がるの方法なのかを分析する。
 データを分析し、SPSSという統計システムを使って、
結果を分析する。
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