感覚刺激から大脳への神経伝 達の計測 T20ES06 黒瀬紘一、T20ES18 渡部 栄浩 指導教員 吉田清範 研究目的 脳は生物にとって、重要な役割を果た している。その重要な脳はどのような 仕組みで出来ているのかを知りたいと 思い、この研究テーマにした。 研究方法 実験場所はシールド ルームで行い、脳波 計(EEG-1000)を使用 する。確認したい脳 波の電極を頭部に接 着させ、計測する。 (右図1) 結果 まず感覚刺激として、指を抓る、目 にライトをあてるなどの反応を計測し てみたが、全く反応しなかった。しか し、足踏み(図2)や瞬きなどの動作で は反応が出ていたので、計測方法とし ては間違いない事がわかる。 足踏み時の反応(図2) そこで今回は、指に刺激(たたく)を与える実 験の計測をした。(図3) 考察 刺激などを与えると脳波に反応が出るこ とが今回の実験でわかった。 図2と図3の二つの図を見比べてみると、 反応が出ている箇所が違うことがわか る。これは脳のなかにも、いろいろな 感覚によって反応する場所が違うこと が考えられる。 今後の予定 脳波計の基本的な計測の方法が理 解できたので、これからはさらに 具体的な刺激の与え方を考え、よ り詳しく、わかりやすい脳波を計 測していく。
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