(土)最終試験のための復習 ~ 中間テスト以後の授業内容

06年1月14日の補講は撮影されます。
http://gc.sfc.keio.ac.jp/internal/
より、アクセスできます。
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2005年度 開発とローカリズム
2006年1月14日(土)最終試験のための復習
~ 中間テスト以後の授業内容 ~
I. 開発と労働力
イ.先進国の消費生活による需給
1.食料
・労働方法:プランテーション。
2.製造業によるつくられる物:洋服、電気部品、建材、
家具、他の生活用品。
・労働方法:家・家族から離れた職場へ通う。
家族の世話をせず、決まっている時間や場所の
基準化されている労働。
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2005年度 開発とローカリズム
2006年1月14日(土)最終試験のための復習
~ 中間テスト以後の授業内容 ~
I. 開発と労働力
つづき
ロ。国際経済の中の途上国の生産過程
1.食料生産業
–
–
管理方法:アグリビジネス。多国籍企業。
伝統社会からの変化:共同体のなかの自己消費のための
生産から大量生産および国内外輸出のための生産。市場
のための生産。
2.製造業
–
–
管理方法:国営・国内大企業・多国籍企業。
伝統社会からの変化:共同体のなかの自己消費のための
生産から大量生産および国内外輸出のための生産。市場
のための生産。自分が使える手でつくっている物から先進3
国が需給するぜいたく品生産への変化。
2005年度 開発とローカリズム
2006年1月14日(土)最終試験のための復習
~ 中間テスト以後の授業内容 ~
開発と労働力
つづき
ハ。要求されている男性労働力・女性労働力
•
先進国による女性は男性の労働、所得を補
うだけという理想論
•
先進国での低物価への要求が、安価な労働
力への要求を生み出す
I.
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2005年度 開発とローカリズム
2006年1月14日(土)最終試験のための復習
~ 中間テスト以後の授業内容 ~
II. 開発とジェンダー:開発がもたらしたジェンダー役
割や関係の変化
イ.職場での男女役割
•
•
1.農村労働
2.日雇い労働・工場労働
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2005年度 開発とローカリズム
2006年1月14日(土)最終試験のための復習
~ 中間テスト以後の授業内容 ~
II. 開発とジェンダー つづき
ロ.家庭内・村落内の男女分業、分担
•
1.家族の世話(「再生産労働」)
•
2.生産労働に従事する必要
•
3.共同体の中の人間関係、安全関係、手
伝い、世話
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2005年度 開発とローカリズム
2006年1月14日(土)最終試験のための復習
~ 中間テスト以後の授業内容 ~
II. 開発とジェンダー つづき
ハ.先進国の安価の労働力要求がジェンダー役割や賃金
に変化を生み、途上国の貧困化をもたらす可能性
•
賃金差別と女性における世帯の生活や生計の責任
•
雇用機会の不足と世帯、共同体への負担としての男
性
–
–
出稼ぎに伴う問題:出稼ぎ先での高物価、世帯への支えを
遅れない
失業
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2005年度 開発とローカリズム
2006年1月14日(土)最終試験のための復習
~ 中間テスト以後の授業内容 ~
III. 開発とHIV
イ.開発の問題としてのHIV
1.世界銀行の頭取、マイクロソフトの社長、国連
開発計画の代表者における、HIVが貧困国の今
までの開発過程を阻害し、逆行させる
2.HIVに感染される、エイズ関連症で死亡する者
は大半が社会の主な生産労働力となる20歳~
50歳の者
3.主な労働力が死亡するだけではなく、残された
働くことができない子供や老人のための社会保
障(福祉)の必要という国への負担
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2005年度 開発とローカリズム
2006年1月14日(土)最終試験のための復習
~ 中間テスト以後の授業内容 ~
III. 開発とHIV つづき
ロ.貧困地域や農村部の深刻な問題とHIV(教育問題、
雇用の問題、賃金の問題)
1.近代化に伴う支出(子供の教育、交通費など)
が上がるが、低賃金労働の賃金は比例しては上が
らない
2.貧困層の低教育のため、雇用機会や必要な財を入手でき
ないため、移動労働に従事する
3.移動先で、良く知らない他人、複数の人間との性的関
係をつくる
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2005年度 開発とローカリズム
2006年1月14日(土)最終試験のための復習
~ 中間テスト以後の授業内容 ~
III. 開発とHIV つづき
ハ.ジェンダーとHIV
1.女性は男性よりも感染されやすい
2.貧困状態に置かれている男性は移動労働者
にならなければならないが、移動先での感
染のリスクが高い
3.1999年度以降の統計データによる世界の新感
染率の大半は既婚女性を含む女性、女子
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