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大阪府教育委員会の点検・評価
概要版
点検・評価の目的・役割
○目的
効果的な教育行政の推進に資するとともに、住民への説明責任を果たす。
○根拠
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条
(H20.4.1施行)
○要件
①教育委員会は毎年、その権限に属する事務の管理及び執行状況について点検評価を行う
②その結果に関する報告書を作成し議会に提出するとともに、公表する
③点検・評価を行うにあたっては、教育に関し学識経験を有する者の知見を活用する
大阪府教育委員会評価委員会
○設置目的
教育委員会の事務の管理及び執行の状況について点検・評価を行うにあたり、その客観性
を確保するため、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図る。
点検・評価の手法
◆点検・評価の年次
前年度の事務の管理及び執行状況について点検・評価
◆点検・評価の単位
施策単位に点検・評価
・「大阪の教育力」向上プランの重点項目<35項目>
・「大阪の教育力」向上プランに記載のない「教育委員会の職務権限に属する事務」 ( 地教行法第23条)
<10項目>
◆点検・評価の方法
・「大阪の教育力」向上プランの重点項目の目標に対して、その成果・課題を点検・評価
(数値目標のない項目については定性的に点検・評価)
・重点項目ごとの具体的取組み状況を記載
2-2
平成23年度 点検・評価の主な概要
基本方針1
P10
小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします
【主な目標】・「全国学力・学習状況調査」の各教科・区分の全国平均
正答率を上回る。
・無解答率「0」の実現をめざす。
【主な取組み】学力向上方策の展開
・学力向上プロジェクト支援事業
・学力向上重点校支援プロジェクト(新規)
平均正答率 : 小学校
80%
60%
40%
918,634千円
17,773千円
【成果】・小学校ではほぼ全国平均に並んだ状況。
・中学校では上昇傾向が見られ、平均正答率の全国平均との差は
さらに縮小しつつある。
【課題及び対応】
・小中学校とも、引き続き授業改善や学習規律の維持徹底に取り
組むとともに、特に家庭での学習習慣の定着等、自学自習力の
育成に取り組む必要がある。
国
府
57.7% 59.9%
国
府
62.5% 63.5%
H20年度
H21年度
国
府
70.1% 71.2%
国
府
66.7% 67.4%
H22年度
H24年度
20%
0%
平均正答率 : 中学校
80%
60%
40%
国
府
57.9% 61.7%
国
府
67.8%
63.4%
国
府
58.5% 62.1%
国
府
59.6% 62.5%
H22年度
H24年度
20%
0%
H20年度
H21年度
※H22・H24全国学力・学習状況調査:政令市を含む抽出調査
H23大阪府学力・学習状況調査:府域41市町村での悉皆調査
基本方針2
すべての府立高校が魅力を高めあい「入ってよかった」と言われる学校をめざします
P24
【主な目標】・特色づくり、再編整備の成果と課題の状況を踏まえた府立高校の特色化をさらに進め多様性を拡大する。
・生徒の幅広いニーズや様々な教育課題に対応し、各学校をすべての生徒にとって「入ってよかった学校」とする。
・生徒の学校生活における満足度、自己の成長についての充実感を向上させる。
【主な取組み】府立高校の充実
・さらなる特色づくり推進事業
306,445千円
(新たな専門学科や専門コースの設置、教育センター附属高等学校の設置等)
学校の個性化推進
・「使える英語」プロジェクト(新規)
160,284千円
・工科高校等の施設設備の整備(新規)
170,245千円
生徒支援体制の充実
・エキスパート支援員(臨床心理士)活用事業
58,826千円
【成果】・進学指導特色校(GLHS)、新たな専門学科、教育センター附属高等学校について、学校の特色に応じた教育活動の
支援や施設・設備の整備などを実施。進学指導特色校(GLHS)については、海外の大学への生徒派遣や発表会な
ど、10校共通の取組みを推進し、10校が互いに切磋琢磨できる環境を創出。
・平成23年度の選抜結果を踏まえて、志願動向や学校の施設規模を勘案した上で24年度選抜の募集人員を設定し
たことにより、志願割れは17校340人となった
・中退防止コーディネーターを配置し、各学校の課題を整理した上で数値目標を設定させ、解決に向けて取り組んだ
結果、中退率が低下傾向にある。(中退率1.7%)
【課題及び対応】・さらなる特色づくりを実施した学校については、引き続き、学校のビジョンや教育活動の特色に応じた支援
を計画的に実施するとともに、整備した施設・設備が効果的に活用されているかを検証していく。また、進学
指導特色校(GLHS)については、10校共通の取組みを一層充実させ、10校共通の取組みとその成果を府
立高校はもとより、中学生や府民にも広く発信できるように積極的に取り組んでいく。
・府立高校の魅力を伝え、学校における広報活動を支援
するために、高校展を開催するとともに、各学校に広報
担当者を位置づけ、広報活動の支援を行う。
・未だ中退率の高い学校に対して、個別のヒアリング
の中で問題点を洗い出して指導助言するとともに、
中退防止コーディネーターのネットワーク化の充実
を図り、実践的キャリア教育・職業教育支援事業を
活用し、中退防止に向けた取組みをより一層推進する。
2-3
※文科省「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」
基本方針3
障がいのある子ども一人ひとりの自立をしっかりと支援します
P40
【主な目標】・児童生徒数150~200人程度の規模を大きく上回っている府立支援学校については教育環境の充実を図る。
・知的障がい支援学校高等部卒業生の就職率を毎年3~4ポイント程度増やし、平成25年度までに倍増させる。
・障がいのある生徒と無い生徒が相互理解を深め、「ともに学び、ともに育つ」教育を推進する。
【主な取組み】府立支援学校の教育環境の充実
・府立知的障がい支援学校新校整備事業・府立支援学校
教育環境整備事業
359,292千円
知的障がい支援学校高等部
卒業生徒の就職率
30%
20%
【成果】・府内4地域で知的障がい支援学校の新校整備を計画通り進めた。
・知的障がい支援学校高等部卒業生の就職率は目標値までの増加には
至っていないものの、「職業コース」の設置等により、昨年より上昇した。
・全国に先駆けて知的障がいのある生徒が高等学校でともに学ぶ取組み
として展開する自立支援推進校・共生推進校については、23年度選抜
では、13校で実施。
27.1%
26.4%
27.4%
18.5%
19.3%
21.2%
24.3%
10%
0%
H20年度 H21年度 H22年度 H23年度
府
国
【課題及び対応】・引き続き新たな支援学校の整備を計画的に推進し、府域全体で支援学校の教育環境の充実を図る。
・職業学科のある知的障がい高等支援学校の新設や知的障がい支援学校に「職業コース」を計画的に
設置していくとともに、関係部局や関係機関等と連携して就労支援体制を整備していく。
・自立支援推進校・共生推進校の取組みの成果を踏まえ、新たな共生推進教室設置に向けた整備を
行う。
基本方針4
子どもたちの健康と体力づくりを進めます
P58
反復横跳び:小学校
60
40
【主な目標】・「体力・運動能力調査」における以下の項目について、全国
平均を上回る。
①反復横跳び②20mシャトルラン③50m走
・「全国学力・学習状況調査」における「毎日朝食をとる」の
項目について、全国平均を上回る。
男子
女子
(国)
(国)
男子 42.68 女子
40.15
(府)
(府)
39.17
36.48
20
男子
(府)
39.80
女子(府)
37.05
0
H22年度
H23年度
シャトルラン:小学校
100
【主な取組み】学校における体力向上の推進
・子どもの体力向上支援事業
学校給食等の充実
・中学校給食導入促進事業
80
1,909千円
60
40
191,856千円
20
女子
男子 男子
女子
(府)
(府) (国)
(国)
36.25
48.67 53.48
41.36
女子
(府)
39.39
男子
(府)
52.87
0
【成果】・「体力・運動能力調査」の結果について、小学校では平成22年度の
全国平均に比べて依然劣っているものの改善が見られた。中学校に
ついては、改善の見られない項目が多かった。
・毎日朝食をとる児童生徒の割合は、横ばい傾向にあり、全国平均に
比べると低くなっている。
・市町村の中学校給食導入を推進するための財政的支援を実施する
こととした結果、中学校給食未実施の全ての市町村(政令市を除く)
から実施計画の提出があり、これに基づき導入されると、平成28年
度には中学校給食実施率は100%(政令市を除く)となる。
H22年度
50m走:小学校
10
9
8
7
H23年度
男子
(府)
9.26
男子
(国)
9.24
女子
(国)
9.52
女子
(府)
9.64
男子
(府)
9.27
H22年度
女子
(府)
9.57
H23年度
「大阪府児童・生徒体力・運動能力調査」
※H23年度全国データはH24年秋頃公表予定
【課題及び対応】
・引き続き、運動する機会を増やすための取組みなどを、今後一層
継続的かつ効果的に推進することにより体力向上を図る必要がある。
・学校における食に関する指導をさらに推進するために、校内組織を
充実させる必要がある。
・中学校給食導入に関しては、学校給食設備の整備のみならず、栄養
教諭を中心に、給食の時間や各教科等において、食に関する指導を
充実する必要がある。
毎日朝食をとる:中学校
90%
80%
70%
府
77.2%
国
83.5%
府
75.8%
府
77.7%
国
83.9%
60%
H22年4月
H23年6月
H24年4月
※H22・H24国調査:政令市を含む抽出調査
H23府調査:府域41市町村での悉皆調査
2-4
基本方針5
教員の力を高めるとともに、指導が不適切な教員を現場からはずします
P72
【主な目標】・若い年齢層の教員に対して早い時期から管理職候補者として、管理職に必要なスキルを身に付けさせる。
・新たな校長任用システムを構築し、管理職への登用を図るとともに、教員のがんばりをもっと引き出す。
【主な取組み】将来、管理職となる教員の養成
・リーディング・ティーチャー養成研修
862千円
【成果】・教職経験5~15年の教員を対象にリーディング・ティーチャー養成研修を実施した。
・民間人や退職校長等も受験可能な任期付選考や教諭・行政職等からも校長として任用する特別選考を実施し、
リーダーシップを発揮して学校教育の課題を解決できる校長を幅広く登用した。
(単位:人)
一般
任期付※1 教諭・行政職 学校指定※2
計
H21 186/407
3/103
2/12
2/12
193/534
H22 201/415
4/58
6/12
1/9
212/494
H23 176/392
8/92
2/8
2/12
188/504
(合格者数/受験者数)
※1 任期付は、小中はH20から、府立はH21から実施。それまでは民間人校長選考。
※2 (府立のみ)学校を指定して、教頭・指導主事等から経験年数を問わず積極的な人材を募集する校長選考。
【課題及び対応】・将来の管理職養成に向け、学校経営能力と教育内容編成能力をバランスよく養成する必要がある。
・平成24年度以降実施の府立学校の校長選考は、原則として公募方式(現職の教頭・教員等からの募集
を含む)となることから、広く周知を行いながら内外から優れた人材を幅広く募る。
基本方針6
学校の組織力と学校へのチーム支援を強化します P86
【主な目標】・校長の学校経営力を高めリーダーシップの発揮に向けた支援を充実する。
・府教育委員会の「学校経営支援チーム」の機能を拡充し、外部人材、関係機関等とも連携したチームによる
学校支援体制を確立する。
・全府立学校で授業評価を実施することにより、府立学校の自主的取組みを進める。
【主な取組み】府立学校の組織的な運営と自立的取組みの支援
・マネジメント推進事業
116,266千円
【成果】・全府立学校ともめざす学校像の実現に向けた中期的目標(3カ年)を明確にしながら、当該年度の取組みの重点と
評価指標を示した学校経営計画を策定した。
・すべての府立学校に校長マネジメント経費を配当し、校長・准校長の強いリーダーシップのもと、学校経営計画に
基づいて行われるPDCAサイクルによる学校経営の一層の推進を支援した。
・学校の課題に応じた3つのチーム(診断支援チーム、育成支援チーム、解決支援チーム)を設置し、専門家等の
助言も得て、府立学校の組織的な運営と自立的取組みの支援を行った。
・高等学校では「高等学校授業評価ガイドライン」を活用し、授業評価を実施し、その実施率はH23年度に95.5%と
なった。
・すべての学校の学校経営計画を府教育委員会のホームページに掲載するとともに、学校教育自己診断、学校協
議会などの学校評価情報について、学校のホームページでの公表率が向上した。(学校評価自己診断 70.7%
学校協議会 50.3%)
【課題及び対応】・PDCAサイクルによる学校経営改善を一層推進するために、学校教育自己診断の内容の見直しや分析
方法の研究を進める。
・開かれた学校づくりの一層の推進に向けて、全ての学校において、生徒や保護者等の意向の的確な把
握のための学校教育自己診断を毎年実施し、その分析結果を踏まえた学校評価をホームページ等を活
用して公表するよう引き続き働きかける。
2-5
基本方針7
子どもたちの安全で安心な学びの場をつくります
P101
耐震化率 : 府立高校
【主な目標】・H27年度末までに府立学校の耐震化率を100%とする。
100%
80%
【主な取組み】計画的な学校施設・整備の改修・改善
・府立学校耐震大規模改造事業
5,381,552千円
府立学校施設・設備の改修
・府立学校教育環境整備事業(新規)
659,995千円
(特別教室への空調整備、トイレ改修、プール改修等)
60%
40%
20%
国
77.7%
府
68.4%
国
82.4%
府
77.6%
0%
H21年度
【成果】・平成26年度末での耐震化率100%に目標を前倒しし、府立学校の耐震
化を進めており、全国平均より下回っているものの、差は縮まりつつある。
・耐震補強に併せて府立学校63棟の外壁改修、屋上防水改修等の
大規模改修工事を行った。
・府立学校32校98室の特別教室に空調設備を設置、府立学校4校の 100%
80%
トイレ改修、府立支援学校のプール改修等を行った。
60%
【課題及び対応】・計画的に耐震化を進めるとともに、耐震補強に合わせて、
著しく劣化した外壁改修・屋上防水改修等の大規模改修
工事を進める必要がある。
・府立学校の教育環境を改善するため、引き続き、特別教室
への空調設備設置、トイレ改修などを行う必要がある。
基本方針8
国
72.9%
府
58.2%
40%
20%
H22年度
H23年度
耐震化率 : 府立支援学校
国
87.9%
府
73.8%
国
91.0%
府
77.0%
国
92.9%
府
79.3%
0%
H21年度
家庭との役割分担、地域との協力で子どもたちの学びと育ちを支えます
H22年度
H23年度
P106
【主な目標】・社会全体で子どもたちをはぐくむ環境づくりを推進する。
(全中学校区への学校支援地域本部の設置など)
【主な取組み】教育コミュニティづくりの主体的な推進
・教育コミュニティづくり推進事業(新規)
・小学校活動拠点整備事業
101,353千円
12,901千円
【成果】・全247中学校区において学校支援地域本部等による学校支援活動が展開されており、地域住民が主体的に学校
を支援する体制が継続されている。
・コーディネーター研修及びボランティア研修等を実施し、地域教育活動の推進にあたる人材の育成・確保に努めて
いる。また、学校支援地域本部の小学校活動拠点の整備を支援し、地域が一体となった取組みを推進している。
※学校支援地域本部の設置状況
中学校区
府立支援学校(小・中学部設置)
H20年度
H23年度
234/291
149/247
(全247中学校区において学
校支援活動を実施)
20/22
20/22
(23年度は中核市を除く)
【課題及び対応】・中心になって活動を推進したり、個人レベルで地域教育活動に参画する人材の確保や、小・中学校に
整備された活動拠点の活用を進めるなど、日常的・継続的な地域教育活動や学校支援活動の充実・定着
を図るための取組みが必要である。
・学校教育や家庭教育への支援に対する地域社会が一体となった取組み(「地域力再生」に向けた取組み)
を他部局との連携のもと、一層推進する必要がある。
2-6
基本方針9
子どもたちの豊かな心をはぐくみます
P119
将来の夢や目標 : 中学校
【主な目標】・「全国学力・学習状況調査」における以下の項目を全国平均
以上にする。
①将来の夢や目標を持っていますか
②自分には良いところがあると思いますか
【主な取組み】子どもの成長過程に応じた教育の充実
・キャリア教育プログラム実践事業(新規)
17,384千円
・「実践的キャリア教育・職業教育」支援事業(新規)
138,000千円
90%
80%
70%
府 国
67.1% 71.7%
府
69.4%
府 国
70.7% 73.2%
H22年4月
H23年6月
H24年4月
60%
自分には良いところがある : 中学校
80%
【成果】・府作成の『夢や志をはぐくむ教育』を活用した実践を進めることで、 70%
全国と差はあるものの、特に中学校で「①将来の夢や目標を持って 60%
いますか」「②自分には良いところがあると思いますか」について、
50%
肯定的な回答をした生徒が増えてきている。
府 国
55.6% 63.1%
国
府
68.20%
60.60%
府
55.9%
40%
H22年4月
H23年6月
H24年4月
【課題及び対応】・自分に自信をもてない子どもが、小学校で約3割、中学校
で約4割近くいることから、「夢や志をはぐくむ教育」に関する
※H22・H24国調査:政令市を含む抽出調査
H23府調査:府域41市町村での悉皆調査
資料のさらなる有効活用を図り、各学校の実態に応じた
子どもたちの豊かな心をはぐくむための取組みの継続が必要である。
・大阪府キャリア教育プログラム(平成23年3月策定)を踏まえ、各中学校区が地域の実情に応じた一貫
したキャリア教育の全体計画を作成し、府内全域にキャリア教育の取組みを普及させることが必要である。
・就職内定率の上昇や進路未定者の減少を図るため、生徒のニーズに応じたキャリア教育・職業教育プロ
グラムを実践し、府内のすべての高校にキャリア教育の充実を図ることが必要である。
基本方針10
P139
責任を持って行動できる大人に育てます
件
【主な目標】・小・中・高校における暴力行為を全国平均を下回る水準に減少させる。
・いじめの根絶をめざすとともに、不登校を減少させる。
【主な取組み】生徒指導の充実・チーム支援
・スクールカウンセラーの充実
・スクールソーシャルワーカーの充実
暴力行為発生件数
中
6000
4000
336,533千円
26,370千円
小
8000
2000
0
6,325
5,689
606
570
768
915
H21年度
【成果】・暴力行為の発生件数は、前年度と比べて小・中・高校いずれも減少している。
・いじめ認知件数は、前年度と比べて小・中・高校いずれも減少している。
・不登校児童生徒数は、前年度と比べて小・中学校ではほぼ横ばい、高校
では増加している。
高
5,940
H22年度
488
871
H23年度
【課題及び対応】・暴力行為については減少傾向にあるものの、依然全国平均を上
回っていることから、関係機関と連携し毅然とした指導を継続し、
いわゆる荒れた状態にある学校に対しては、市町村教育委員会と
共同して直接支援する必要がある。
・いじめについては減少傾向にあるものの根絶には至っていない。
人
児童生徒の小さなサインを見逃さない体制づくりを強化するとともに 8,000
携帯電話やインターネット上でのいじめの対応については、関係
6,000
機関と連携した取組みを行う必要がある。
・不登校児童生徒については、不登校状態にある児童生徒へのき
め細かな支援とともに、不登校の未然防止に向けて専門家を活用
しながら取り組む必要がある。高校においては、未然防止するため
には日常の学習活動における生徒の様子を教員が適切に把握す
ることと併せ、教育相談体制を充実することによる組織的な取組み
を充実する必要がある。
2-7
4,000
不登校児童生徒数
小
中
7,050
4,662
6,957
5,334
7,000
5,702
2,000
1,462
1,559
0
H21年度
H22年度
1,535
H23年度
高