2.人は育つものか育てるものか ○ご褒美があってはじめて人は努力して能力開発を行う。 ↓ 一定のエネルギーを注ぐ必要があり、その努力にはインセンティブが存在する。 ↓ 目標を達成するための刺激・誘因 目標達成によって支給される報奨金 ○能力開発の主体 ・これまでの日本企業(能力開発の主体は企業) →会社主導で個人の選択の余地は限られていた。 ・これからの日本企業(能力開発の主体は従業員) →従業員側に仕事の選択権を与える。 従業員:個人が自分で責任を持つ。 企業 : 情報提供の義務(評価制度・評価基準など)。 ○能力開発における人事の役割 ・アメリカの企業(パシフィック・ベル) →すべて従業員の判断に任せた結果「10~15年この会社に勤めているにも かかわらず、何の専門性も持っていない従業員が増えている。」 ↓ 部門長向け訓練プログラムを開発 ・完全に従業員任せにしない ・個人の選択を基本とする ・企業の指導・助言を効果的に組み合わせる ・教育訓練体系図(p160 図6-1) →従業員の教育をどう行うかを一覧表にしたもの。 教育訓練プログラムは常に改廃を繰り返していく必要がある。
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