資料8 3 行政サービスの最適化 (2)二重行政の存在 (事業仕分けの概要) ○事業仕分け総括 ○大阪府・市類似施設の状況 ○大阪府・市類似出資法人の状況 ○事業仕分け個表 事業仕分け概要 大都市制度のあり方検討プロジェクトチームとりまとめ案 <第2回研究会資料> 1. 調査目的 府と市の事業(事務概要ベース1,583事務事業=府734、市849)を対象に、大都市制度のあり方を検討する資料とするため、現行の府市の枠組み又は、現行の法制 度にとらわれることなく、新しい広域自治体と基礎自治体のあるべき姿という観点から役割分担を見直し、134事務事業を仕分けた。 2. あるべき姿、役割 【基礎自治体】 ○住民の「安心」を支える自治体として、基礎自治体優先の原則に基づき、水平連携も広く活用して、住民に身近なサービスを総合的に担う。 【広域自治体】 ○府域を超える広域的な観点で取り組むべきもの。 ○府域にかかる統一的な戦略づくり(及び戦略的観点で取り組むべきもの)。 ○府域全体としての計画づくりや規制・基準設定。 ○高度な技術や専門性が必要であり、基礎自治体がそれぞれ行うと著しく非効率となるもの。 ○基礎自治体間で解決が難しい課題の解決や水平連携を進めるためのコーディネート機能。 ※施設(文化・スポーツ等)に関する個別判断(施設の設置目的や対象、府域における展開状況、歴史的な経緯、地域との関連性) 3. 仕分けの分類 仕分け内容 事務事業数 シェア 1 現在、府・市双方で実施しているが、 広域自治体として実施する方が望ましい。 49 37% 道路(幹線)、都市計画決定(大規模施設関連等) 産業振興など 2 現在、府・市双方で実施しているが、 基礎自治体として実施する方が望ましい。 56 42% 消防学校、男女共同参画センターなど 3 現在、府において実施しているが、 基礎自治体として実施する方が望ましい。 23 17% 私立幼稚園の設置認可等、児童福祉(認定こども園)、 義務教育(人事権等)など 23事務のうち8事業で水平連携を検討 4 現在、市において実施しているが、 広域自治体として実施する方が望ましい。 1 1% 5 (2) 4% (1%) 134 100% 5 その他 合 計 主な参考例など 56事務のうち22事業で水平連携を検討 地下鉄(民営化も検討) 国民健康保険など ( )書きは、うち基礎自治体で実施するもの。 ※事務概要ベース1,583 仕分け結果(府市双方は2倍)239⇒15%
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