議会改革検討協議会 平成24年1月26日 第1回会議資料 目 次 議会改革検討協議会 設置要綱 ・・・・・・・ 1 議会改革検討協議会 運営要領 ・・・・・・・ 2 議会改革検討協議会 委員名簿 ・・・・・・・ 3 協議会の運営方法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 協議の基本的枠組み ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 当面の工程表イメージ〔案〕 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 各会派への機能強化策の提案依頼〔案〕・ ・ ・ ・ 7 【資料①】これまでの機能強化の主な取組 ・ ・ ・ 9 【資料②】前期協議会の答申項目一覧 ・ ・ ・ ・ 13 議会改革検討協議会 設置要綱 1 名称 議会改革検討協議会とする。 2 設置の根拠 大阪府議会会議規則第119条第2項による。 3 目的 議会はその機能を最大限に発揮するため、絶えずそのあり方を検証し、 改革に努めるとする大阪府議会基本条例の基本理念に基づき、議会機能の より一層の充実強化を図るため、必要な協議及び調査を行う。 4 構成員 各会派の幹事長又は推薦された議員 5 招集権者 座長 6 設置期間 平成27年4月29日までとする。 1 議会改革検討協議会 運営要領 (趣 旨) 第1条 この要領は、大阪府議会会議規則(平成 3年大阪府議会規則第1号。以下「規則」とい う。)第119条第2項の規定により設置する議会 改革検討協議会(以下「協議会」という。)の 運営に関し、同条第4項の規定に基づき必要な 事項を定めるものとする。 (組 織) 第2条 協議会は、座長及び委員10人をもって これを組織する。 (座 長) 第3条 座長は、第一会派から推薦された議員を もって充てる。 2 座長は、協議会の議事を整理し、秩序を保持 する。 (会 議) 第4条 協議会の会議は、座長が必要と認めると きに招集する。 2 委員に事故があるときは、座長の承認を得て、 その所属する会派からの職務代理者が会議に 出席することができる。 (委員外議員の発言) 第5条 協議会は、必要があると認めるときは、 委員でない議員に対し、会議への出席を求めて 説明又は意見を聞くことができる。 (合同会議) 第6条 協議会は、必要があると認めるときは、 他の委員会又は規則第119条に基づく協議又は 調整を行うための場と合同して会議を開くこと ができる。 (報 告) 第7条 座長は、協議会の協議及び調査の結果を 議会運営委員会の委員長に報告するものとする。 附則 この要領は、平成23年12月21日から施行する。 2 議会改革検討協議会 委員名簿 協議会役職名・会派名 座長 委員 (10人) 大阪維新の会大阪府議会議員団 大阪維新の会大阪府議会議員団 公明党大阪府議会議員団 自由民主党大阪府議会議員団 民主党・無所属ネット大阪府議会議員団 氏名 今井 豊 上島 一彦 新田谷 修司 清水 義人 大山 明彦 花谷 充愉 奴井 和幸 中村 哲之助 𠮷村 善美 日本共産党大阪府議会議員団 曽呂利 邦雄 無所属クラブ 杉本 太平 3 協議会の運営方法 ▌ 協議事項の設定 ▼ 各会派から今後協議していくべき機能強化策の提案を募集 * 府議会基本条例の柱立てに沿ったテーマ別(開かれた議会/適切かつ効果的 な議会運営/監視機能の充実/政策立案機能の充実 )で提案を依頼 ▼ 前期「議会運営改革検討協議会」の答申項目のうち、具体化に向けて 再協議の必要性が生じた事項を協議事項に設定 など ▌ 運営の基本原則 ▼ 協議が調った事項については、順次、議会運営委員会理事会へ報告 ▼ 議論を尽くしてもなお各会派の意見が一致しない事項については、 協議結果のとりまとめに際して両論を併記 ▌ 会議の公開方法 ▼ 直接傍聴を実施するとともに、報道機関へも公開 ▼ 庁内テレビ放送設備により、協議の模様を放映 ▼ 府議会ホームページに、会議資料及び協議概要を掲載 4 協議の基本的枠組み 議会運営委員会理事会 (報告) 議会改革検討協議会 「開かれた議会」「適切かつ効果的な議会運営」 「監視機能・政策立案機能の充実」等の論点で議論を深化 (協議すべき機能強化策の提案) (議論経過のフィードバック) 各会派における議会機能の充実強化に向けた議論 5 当 面 の 工 程 表 イ メ ー ジ 〔案〕 1月 2月 3月 4月 5月 2月 定例会 6月 7月 8月 5月 定例会 9月 9月 定例会 ■ 各会派役選 1/26 2/16(未定) 協議の進め方 他府県議会 の確認など の取組事例 の分析など 3/26(未定) 各会派の提案 内容の確認と 仕分けなど 各会派への提案依頼 各会派の提案内容をもとに機能強化策について協議 ➠ 開かれた議会 ➠ 適切かつ効果的な議会運営 ➠ 監視機能の充実 ➠ 政策立案機能の充実 などのテーマ別で議論 協議状況の 確認・整理 <各会派からの提案依頼は断続的に実施> ※1:会議は原則として月1回開催を想定 ※2:各会派からの提案状況、会議の進捗状況などに応じ、協議の進め方については弾力的に対応 6 各会派への機能強化策の提案依頼〔案〕 ★ 各会派から次の4つのテーマで議会機能の充実強化策の提案を募集 テーマ 内容のイメージ ❶ 開かれた議会 府民に身近な議会として、透明で分かりやすい 議会運営や活動の推進に向けた取組 など ❷ 適切かつ効果的な議会運 営 議論の広場である議会として、円滑で効果的な 審議手続きの確保に向けた取組 など ❸ 監視機能の充実 二元代表制の一翼を担う議会として、執行機関 を監視・評価する機能の向上に向けた取組 な ど ❹ 政策立案機能の充実 地域の立法機関である議会として、政策立案・ 提言に関する機能の向上に向けた取組 など ★ 第1次として、3月16日(金)を提案締切日に設定 ★ 第2次以降については、第1次の提案状況を見て設定時期を協議調整 7 【参考資料】 8 【資料①】 これまでの機能強化の主な取組 =平成20年度以前の主な取組= ★一問一答方式の導入 ➠平成17年2月定例会から、演壇を質問者と知事が対面する形に議場 を改修し、一問一答で質問を行う方式を導入 ★インターネット中継の導入 ➠平成14年5月定例会から本会議、平成18年9月定例会から委員会の インターネットによるライブ・録画中継を導入 ★府議会ホームページの充実 ➠平成21年2月定例会から、議案に対する各会派の賛否の状況(記名 投票の場合は議員名)を掲載 平成20年9月 議会改革を協議する中で、議会基本条例の制定へ 9 【資料①】 これまでの機能強化の主な取組 ★大阪府議会基本条例の制定(平成21年4月1日施行) ➠大阪府議会及び議員の責務と活動原則などを体系的に規定した議会活動 の規範となる条例 前文 第1章 第3章 第5章 第7章 第9章 総則(第1条・第2条) 第2章 議会運営(第5条-第7条) 第4章 府民との関係(第10条・第11条) 第6章 政治倫理(第15条) 第8章 補則(第17条・第18条) 附則 議員活動(第3条・第4条) 議会の機能強化(第8条・第9条) 知事等との関係(第12条-第14条) 議会事務局(第16条) ➠議会としての機能を最大限発揮することにより、府民の負託にこたえる とともに、絶えずそのあり方を検証し、改革に努めることを基本理念と して宣言(第2条) ➠知事等が「行政計画」を策定改廃するにあたっては、議会の議決を経な ければならないと規定(第14条) 《参考》大阪府議会は、全都道府県議会の中で5番目に議会基本条例を制定 (平成23年10月1日時点調査では、16議会が議会基本条例を制定済み) 10 【資料①】 これまでの機能強化の主な取組 開かれた議会 ★大阪府議会ホームページのコンテンツ充実(平成21年9月定例会~) ①当日の会議開催予定及びその結果概要 ②提出議案の概要 ③正副議長の主な活動 など ★メールマガジン「最新!大阪府議会情報」の配信(平成22年6月から配信) ・会議日程や質問予定概要などをタイムリーに配信 適切かつ効果的な議会運営 ★定例会の回数の見直し(平成21年9月定例会~) ・会期の総日数を増やし議案の審査期間を十分に確保するため、定例会 の回数を年4回から年3回に見直し 《年間70日程度→130日程度〕 ★質問補助者の導入(平成21年9月定例会~) ・議会審議をより充実させるため、本会議で議員が代表質問する際に、 すぐ隣で質問構成などを助言する補助者を導入 ★採決方法の見直し(平成21年9月定例会~) ・意思決定プロセスの透明性を図るため、投票による採決については、 原則として記名投票とし、無記名投票の要件を限定 11 【資料①】 これまでの機能強化の主な取組 政策立案及び政策提言 ➠議員提案による条例の制定などを通じ、政策立案及び政策提言を実施 政策立案した条例 ★大阪府商業者等による地域のまちづくりの促進に関する条例(平成21年5月定例会/H21.5.29施行) ★大阪府中小企業振興基本条例(平成22年5月定例会/H22.6.15施行) ★大阪府子どもを虐待から守る条例(平成22年9月定例会/H23.2.1施行) ★大阪府がん対策推進条例(平成23年2月定例会/H23.4.1施行) ★大阪府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例 (平成23年5月定例会/H23.9.1施行) ★大阪府監査委員条例の一部を改正する条例(平成23年5月定例会/H23.6.13施行) ★大阪府議会大阪府域における大都市制度検討協議会設置条例(平成23年5月定例会/H23.6.13施行) 政策提言したもの ★府税条例を改正する条例案の2月定例会への提出について(H21.10.14に知事へ申し入れ) 12 【資料②】 前期協議会の答申項目一覧 ➊ 開かれた議会 ➋ 適切かつ効果的な議会運営 ▪議員フォーラム・シンポジウムの開催(➍との重複項目) ▪議長への議会招集権付与の自治法改正の要望 ▪パブリックコメントの活用(➍との重複項目) ★改選後における議会構成の早期化 ▪傍聴人への規制の見直し ★特別委員会の弾力的設置 ★傍聴人閲覧用の議場配付資料の配置 ▪聴覚障がい者への手話通訳の拡充 ▪採択請願の措置状況の調査・公表(➌との重複項目) ☆事務局に届いた府民意見の議員への提供 (➍との重複項目) ★情報公開審査委員会の見直し ☆協議・調整の場の協議事項のHPへの掲載 ▪先例集の作成 (注)★印を付している項目は、現時点で「実施済み」のもの (注)☆印を付している項目は、現時点で「方向性整理済み」であり、実施に向け準備中のもの 13 【資料②】 前期協議会の答申項目一覧 ➌ 監視機能の強化 ➍ 政策立案及び政策提言 ▪決算委員会のあり方の見直し(当面の課題解決に向 けた検討、行政監視委員会機能の付加、審査結果の翌 年度への反映手法の検討) ▪行政執行のチェック機能充実のための事務局サポ ートの検討 ☆議員研修の充実 ▪職員の専門研修の実施(➍との重複項目) ▪職員の議案調査機能のあり方の検討(➍との重複項目) ▪予算権の強化 ▪人事権の強化(➍と重複項目) ▪他県の議会事務局と連携した職員採用(➍との重複項目) ▪議会事務局長の役割・権限の強化(➍との重複項目) ▪法務・調査部門の体制充実(➍との重複項目) ☆衆議院法制局への職員の研修生派遣 ▪法務担当職員の専門的スキルの向上 ▪法令審査ニーズに対応できる組織づくり ☆議会図書室の積極的活用 ▪政策担当の公設秘書の制度導入に向けた国への 働きかけ ▪政務調査費の複数年度会計の制度導入に向けた 国への働きかけ ▪会派の政策調査・立案専任スタッフの充実に向 けた手法の検討 ★議会活動としての議員連盟及び議員同好会の概 念整理 ☆議員への情報提供ツールの整備 (➍との重複項目) ▪会派運営補助スタッフのあり方の検討(➍との重複項目) (注)★印を付している項目は、現時点で「実施済み」のもの (注)☆印を付している項目は、現時点で「方向性整理済み」であり、実施に向け準備中のもの 14
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