一般原価センタ計画 SAP Best Practices Baseline Package (日本) SAP Best Practices シナリオ概要 – 1 目的と利点: 目的 販売、マーケティング、管理、研究開発などの間接部門原価センタのマネージャは、 年次予算策定プロセスにおいて、さまざまな原価タイプ/原価要素で自部門の予算 を立案します。 利点 原価センタで原価を管理し、部門費の予実統制を行うことができます。 シナリオ概要 – 2 必須 SAP アプリケーション: SAP enhancement package 4 for SAP ERP 6.0 プロセスフローに関連するロール: 企業コントローラ 原価センタマネージャ 主要なプロセスフロー範囲: 原価センタマスタのチェック 現予算期間に対するバージョン有効期間のチェック 前年度の実績または予算を計画の基準としてコピー 固定資産管理からの計画償却の転送 計画プロファイルの設定 収益/費用予算に関する原価要素のスプレッドシートへのダウンロード 間接部門の収益/費用の予算額の更新 間接部門の収益/費用の原価要素のアップロード 付加原価、統計キー数値、配賦の計画 間接部門の原価センタ予算の確認 AOP バージョンから実績バージョン 0 へのコピーと、両バージョンの計画ロック シナリオ概要 – 3 プロセスの詳細説明: 一般原価センタ計画 原価センタマスタデータと計画バージョンのチェック後に、原価センタ会計で、前年 度の原価センタの実績費用を AOP (年次事業計画) 予算バージョンにコピーする ことができます。あるいは、前年度の予算データを計画の基準として使用すること もできます。 原価センタ別の計画償却費が、AOP バージョンに転送されます。 このバージョンのデータは、原価要素別および原価センタ別にスプレッドシートに ダウンロードされます。それぞれの原価センタ責任者が予算額をチェックし、 各自の要件と計画に従って更新します。変更された数値が SAP に再度アップ ロードされます。 SAP での原価センタ計画がチェックされ、最終的に承認されます (付加原価、 統計キー数値、配賦)。 AOP バージョンの計画データが有効バージョン 0 にコピーされます。 両バージョンで計画がロックされます。 プロセスフローダイアグラム 企業コントローラ イベント 一般原価センタ計画 製造原価セン タ計画 (176) 年次予算の 確定 原価センタ 計画値 付加原価の計画 有効バージョン への AOP のコ ピー 原価センタ 計画値 計画配賦 年次予算 原価センタ および原価 センタグル ープの登録 (155.03) 現予算期間に 対するバージョ ンの有効性チェ ック 原価センタ 計画値 前年度の実績ま たは予算をAOP の基準としてコピ ー 原価センタ 計画値 計画用に AOP と有効バージョ ンをロック 資産からの計画 償却の転送 原価センタ 計画値 統計キー数値の 計画 原価センタ 計画値 はい 計画プロファイ ルの設定 原価センタ マネージャ 収益/費用予算に 対する原価要素 の Excel への ダウンロード 製造を除く収益/ 費用の原価要素の アップロード データ が適切 か? 製造部門以外の 収益/費用の予 算額の更新 いいえ AOP= 年次予算 凡例 <機能> シンボル 内容説明 用途のコメント バンド: 債務管理担当者や営業員などのユーザロールを示 します。このバンドを使用して、特定のロールだけでなく、組 織ユニットやグループを示すこともできます。 ロールバンドには、 そのロールに共 通するタスクが含 まれます。 この表の他のプロセスフローシンボルは、これらの行に記入 します。シナリオのすべてのロールをカバーするために必要 な行を使用します。 フロー線 (実線): 線は、シナリオにおけるステップの標準順 序とフローの方向を示します。 フロー線 (点線): 線は、シナリオでほとんど使用されないタス クまたは条件付きタスクへのフローを示します。線は、プロセ スフローに含まれる文書にもつなげることができます。 シナリオプロセス またはステップの ないイベントの 2 つのタスクを接続 します。 業務活動/イベント: シナリオに入る/シナリオから出るアク ション、またはシナリオ中に発生する外部プロセスを示しま す。 文書内のタスクス テップには対応し ません。 SAP 以外 単一プロセス サブプロセ ス参照 プロセス 決定 内容説明 用途のコメント 次のダイアグラムへ/前のダイアグラム から: ダイアグラムの次/前ページにつ ながります。 フローチャートは前/次ページで継続し ます。 ハードコピー/文書: 印刷された文書、レ ポート、またはフォームを示します。 文書内のタスクステップに対応しませ ん。タスクステップで生成された文書の 反映に使用されます。この形状には、 出力フロー線はありません。 財務会計の実績: 財務会計転記伝票 を表します。 文書内のタスクステップに対応しませ ん。タスクステップで生成された文書の 反映に使用されます。この形状には、 出力フロー線はありません。 予算計画: 予算計画伝票を表します。 文書内のタスクステップに対応しませ ん。タスクステップで生成された文書の 反映に使用されます。この形状には、 出力フロー線はありません。 マニュアルプロセス: マニュアルで行う タスクを扱います。 通常、文書内のタスクステップに対応し ません。倉庫でのトラックの荷渡など、 マニュアルで実行されるタスクの反映 に使用され、プロセスフローに影響しま す。 既存のバージョン/データ: このブロック では外部プロセスから送信されるデー タを扱います。 通常、文書内のタスクステップに対応し ません。この形状は外部ソースからの データを反映します。このステップには 、入力フロー線はありません。 システムパス/エラー判定: このブロック では、ソフトウェアによって行われる自 動判定を扱います。 通常、文書内のタスクステップに対応し ません。ステップ実行後のシステムに よる自動判定を反映するために使用さ れます。 財務会計の実績 予算計画 単一プロセス: シナリオにおいて段階的に扱われるタスクを 示します。 プロセス参 照 ダイアグラム 接続 ハードコピー/ 文書 外部イベント: シナリオを開始または終了するイベントや、シ ナリオにおけるイベントの過程に影響を及ぼすイベントが含 まれます。 業務活動/ イベント シンボル 文書内のタスクス テップに対応しま す。 マニュア ルプロセ ス プロセス参照: シナリオが別のシナリオ全体を参照する場合、 シナリオ番号と名前をここに記入します。 サブプロセス参照: シナリオが別のシナリオを部分的に参照 する場合、そのシナリオのシナリオ番号、名前、ステップ番 号をここに記入します。 プロセス決定: 決定/分岐点を示し、エンドユーザによる選択 を表します。線は、菱形の各部分から生じる各種選択肢を示 します。 文書内のタスクス テップに対応しま す。 文書内のタスクス テップに対応しま す。 通常、文書内のタ スクステップに対 応しません。ステ ップ実行後に行わ れる選択を反映し ます。 既存のバー ジョン/データ システ ムパス/ エラー 判定
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