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推薦入学予定者に対する
「研究レポート」出題のWeb化
― 高大連携 入学前教育(学習)の
充実と合理的な進展を目指して -
<教育支援センター教育支援課>
入学前教育(学習)を大学が実施する理由
・ 付属推薦入学候補者決定(6月)後、入学までの10ヶ月間
気の緩みを引き締め、学力とモチベーションを維持するため
付属高校と大学の連携により学習を促すことが目的
<2012年度入学生向け(2011年度)の入学前教育>
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個別指導課題(7月の内定者説明会で面談して出題)
巡回指導(10月頃、学科教員が高校訪問)
e-Learning による学習開始(11月合格発表後)
研究レポート(11月合格発表後)
高大連携(接続)業務の集約と一元化の動き
• 2010年度(2011年度入学生対象)から徐々に業務移管
(現在は過渡期にある)
2010年度 「付属推薦内定者説明会運営業務」、並びに
「個別指導課題関連業務」 が 法人より移管
2011年度 「研究レポート関連業務」、「体験留学業務」、
「訪問授業関連業務」 が教学部より移管
2012年度 「付属高校以外との連携関連業務」 が
学長室、他より移管
• 2013年度予想 ・・・・・・・・
研究レポートの出題形態
• 2010年度(2011年度入学生)まで
1. 各学科から出てきた 『研究レポート』 テーマ原稿を
基に印刷原稿を作製した上で学部毎に取りまとめ、
学部毎の 『研究レポートテーマ冊子』 を作成
2. 学部毎(16種類)の冊子を必要数づつ印刷して各
高校経由で入学予定者に配布
研究レポートの出題形態
• 2011年度(2012年度入学生)から
1. 各学科から出てきた『研究レポート』テーマをPDF
ファイルにして教育支援課のHPに掲載
2. 入学予定の生徒は自分で進学学科のファイルか
らテーマを取り出して『研究レポート』に取り組む
改善の効果
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冊子の印刷費、発送費節減
約35万円 減
作業期間の短縮
2ヶ月⇒ 3週間
作業従事時間の短縮
? ⇒ 135時間
作業時間削減に伴う
内容の検討時間の確保
高校生が自らHPにアクセス
自主性の涵養
懸念事項
・ 高校生のPC環境
⇒ 問題なし
e-Learningの実施率≒100%
2011年度(2012年度入学)の新たな試み
従来の付属推薦入試合格者に加えて
• AO、指定校・公募制推薦入試合格者に対する『研究レポート』
の出題
⇒ 付属推薦用の仕組みの利用により簡単に実現
2011年度のレビューと2012年度の改善点
• 作業時間の短縮ができたことで、一連の作業の中に、夏
の「個別指導課題」の出来栄えを冬の「研究レポート」の
テーマ設定に反映できるプロセスを組み込んだ。
• これにより、バラバラだった二つの取り組みを「個別指導
課題Ⅰ・Ⅱ」として連続性を持たせることが実現した。
これらの取り組みの結果
<コスト削減分>
• 冊子の印刷費、発送費節減
• 作業期間の短縮
• 作業従事時間の短縮
<副次的効果>
• 作業時間削減に伴う
• 各学科教員の関心度
• 各高校教員の関心度
約35万円 減
2ヶ月⇒ 3週間
? ⇒ 135時間
課題内容の検討時間の確保
関与時間の増加により上昇
マンネリ打破により連携強化
• 高校生が自らHPにアクセス
自主性の涵養
ご清聴ありがとうございました
教育支援センター 教育支援課