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財務情報システム「ダウンロード」機能を利用した
学科オーダーメード出納帳作成の試み
石井さつき,新井孝則,佐藤邦夫
教育支援センター・高輪支援室
財務情報システム

高輪導入:2008年度8月から
支出一覧から要求者別一覧
(現財務情報システムで得られる一覧)
予算科目ごとの要求者個人別の
一覧は表示させることができます。
しかし、学科独自の配算項目には
対応していません
財務情報システムの「ダウンロード」で得ら
れる項目
1.年度
2.経理単位
3.要求番号
4.枝番
5.要求教職
員番号
6.要求教職
員氏名
7.要求者所
属
8.内線
9.作成教職
員番号
10.作成教
職員氏名
11.作成日
付
12.伝票種
別
13.予算所
属
14.予算種
類
15.予算種
別
16.使用者
17.使用者
氏名
18.管理区
分1
19.勘定科
目
20.品名
21.規格
22.製作所
23.目的
24.希望取
引先
25.希望取
引先名
26.概算数
量
27.概算単
位
28.概算単
価
29.概算金
額
30.出張開
始日付
31.出張終
了日付
32.泊数
33.日数
34.往復数
35.経路1
36.経路2
37.次伝票
処理部門
38.発注取
引先
39.不承認
理由
40.確定フラ 41.確定日
グ
付
43.確定単
位
44.確定単
価
45.確定金
額
46.支払日
付
47.備考
42.確定数
量
伝票画面で表示されるのと
ほぼ同じ項目のデータが
得られます
学科オーダーメイド出納帳作成の流れ
フェーズ 1
フェーズ 2
フェーズ 3
伝票起票
ダウンロード
帳票出力
(財務情報システム)
(MS-ACCESS)
(財務情報システム)
「備考」欄に##で
挟んで学科配算
項目を記入
例
##学科予備費##
伝票検索メニュー
画面で予算所属を
集計する学科に設
定し「ダウンロード」
を実行、CVSファイル
を得る
CVSファイルから
備考欄を利用して
学科オーダーメイ
ドの配算項目で
集計結果を出力
伝票起票時:備考欄の利用
フェーズ 1
伝票起票
(財務情報システム)
「備考」欄に##で
挟んで学科配算
項目を記入
例
##学科予備費##
「ダウンロード」によるデータ取得
フェーズ 2
ダウンロード
(財務情報システム)
伝票検索メニュー
画面で予算所属を
集計する学科に設
定し、「ダウンロード」
を実行、CVSファイル
を得る
ダウンロードされたデータ例
1.年度
2009
2.経理単位
10
3.要求番号
09SHI03964
4.枝番
0
5.要求教職員
番号
23557
6.要求教職員
氏名
佐藤 邦夫
7.要求者所属
90016
8.内線
291
9.作成教職員
番号
23557
10.作成教職員
氏名
佐藤 邦夫
11.作成日付
20091214
12.伝票種別
1
13.予算所属
80010
14.予算種類
1
15.予算種別
1
16.使用者
23557
17.使用者氏名
佐藤 邦夫
18.管理区分1
19.勘定科目
17
20.品名
ハードディスク
ユニット
21.規格
22.製作所
バッファロー
23.目的
PC機器メンテ
ナンス
24.希望取引先
25.希望取引先
名
26.概算数量
0
27.概算単位
28.概算単価
29.概算金額
30.出張開始日
付
31.出張終了日
付
32.泊数
33.日数
34.往復数
35.経路1
36.経路2
37.次伝票処理
部門
38.発注取引先
39.不承認理由
40.確定フラグ
41.確定日付
42.確定数量
0
43.確定単位
44.確定単価
45.確定金額
46.支払日付
47.備考
本来の備考に
加えて学科独
自の予算項目
を追記:##学
科予備費##
cvsから新規テーブル作成
フェーズ 3
帳票出力
(MS-ACCESS)
CVSファイルから
備考欄を利用して
学科オーダーメイ
ドの配算項目で
集計結果を出力
MS-Accessの「外部データ
取り込み」でCVSファイルを
読込み、テーブルを作成します
学科配算項目を追加(選択クエリー)
学科配算項目:
「備考」に##で囲まれた
文字列があれば、それを
「学科配算項目」とする。
そうでなければ、要求者を
学科配算項目とする。
学科配算項目の帳票出力例
要求者ごとの集計と同時に
学科独自の予算科目「学科
予備費」の集計が得られます
まとめ

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

財務情報システムのデータを使って学科の配算形態に合わ
せた集計ができるようにした改善方法の提案です。
データの入力は伝票起票時のみです。2重に入力する必要
はありません。
MS-Access選択クエリーの設定で処理しています。特別な
プログラミングはしていません(メンテナンスの容易性、拡張
の可能性)
今後は次のような項目に対応したいと考えています
– 配算テーブルとの自動的リンクと残高計算
– 学科単位でまとめて請求される事例への対応(湘南サプライセンター
など)
– 結果のメール配信