大田区立出雲中学校 学校支援地域本部 の会資料 みその学校サポート みその学校サポート本部 ご紹介 2011年8月6日 大田区立御園中学校 みその学校サポート 御園中学校について 大田区立御園中学校(おおたくりつみそのちゅうがっこう) 東京都大田区西蒲田8丁目5-1 生徒数 約500名 1年4クラス、2年4クラス、3年5クラス 難聴学級、情緒障害学級、相談学級 学区域 相生小(蒲田B)、道塚小(矢口B) 11自治会町会 特徴 蒲田駅・繁華街に近い 駅周辺は商店、事業所が多く人の 出入りが多い。その周辺は町工場の ある住宅街、近年、マンション化 多国籍化、越境入学 あじさい運動(S59年~) あじさい会 あじさい校区連絡協議会 子どもの光発見活動 ⇒ 教育に良い環境とは言い難いが 地域が学校に協力する下地は元々あった 1 みその学校サポート 検討・準備(H20年) ・あじさい運動という下地はある反面、 同窓会・後援会は存在しない。 ・御園中学校を理解する一番の 地域の方々である、PTA OBOG の活躍の場がない。 ・学校(先生)もPTA(保護者) も忙しい。 みその学校サポート (H21年6月27日) 文部科学省の推進する地域ぐるみ で学校を支援する「学校支援地域 本部事業」を参考に、御園中学校 の教育活動を地域で支え、より一 層活発な教育活動が進むように、 地域ぐるみで支援することを目的と して「みその学校サポート」を設立 する。 ⇒ 学校・PTAを中に入って具体的な 支援をする ⇒ 先生・保護者は生徒とともに卒業 するけど、地域に卒業はない。 2 みその学校サポート本部 みその学校サポート本部(平成21年12月) 「スクールサポートおおた」のモデル校として登録。 その前に設立にあたって考え方こと。 ・継続する。区の制度/予算に関わらず御園中を支援する組織 ・学校のために支援する人たちが無理なくスキルを活かせる環境 ・誰でもできるようにノウハウ化、情報の共有化 みその学校サポート 御園中を支援するボランティアの方々まで含んだ 任意の組織 みその学校サポート本部 スクールサポートおおたに基づき、学校長の要求・ 承認に基づき活動する組織。 みその学校サポートの事務局メンバーがあたる。 あじさい21 学校サポート・ボランティアに関するノウハウを蓄積し、 個々の人間教育を図る組織、社会教育団体に登録。 3 みその学校サポートの活動 事業内容 みその学校サポート みその学校サポート 本部事業 体験学習 支援部会 職場体験 支援 家庭学習 支援部会 土曜学習 室運営 子どもの光発見 活動支援部会 漢字能力 検定運営 ホームペー ジ運営 みその学校サポート体制 代表(PTA顧問)、事務局長(私)、会計(コーディネータから1名) 本部委員 コーディネータ(3名)、地域協力者(6名) 事務局員 協力者(3名)、学識協力者(3名) 土曜学習室講師(14名)、ボランティア、職場体験協力事業所 予算 みその学校サポート本部 12万円(大田区からの支援金) → 用紙、インク、講師代、会議代など区の規約のもの みその学校サポート +6万ぐらい(漢字能力検定会場代、寄付金など) → ボランティア謝礼、消耗品外など区の規約に当てはまらないもの 4 光発見展 示支援 職場体験支援 内容 子ども達が社会の一端に触れ、自らの生き方や地域の存在を実感する体験学習は重要な活動である。 御園中学校では、職場訪問、職場体験、ボランティア体験と学年を通じて継続的に行っている。 その体験活動は、職場体験5日間で100社近く、ボランティア体験3日間で40施設近くである。 地域の企業・商店・施設・教育機関等との連携において支援を行う。 職場体験の体験先の事業所の開拓、連携、調整等を行う。 体験先事業所の情報を事業所カルテとしてデータベース化を行う。 23年度 9月14日、15日、16日、20日の4日間 事業所開拓・プレ協力依頼 4月央に学校と打ち合わせを行い、6月央までに 約100社訪問 ポイント ・事前打ち合わせ時に、前年度の事業所の状況 などを先生方に伝える。 ・担当する2年の先生は変わるが、事業所の方は 継続している。一方、事業所側は年度で担当が 替わる、引き継がれるかはわからない。 ・震災影響、飛び石などにより必ずはない。 ・事業所により、巡回が良い悪い、持ち物など個々 事由がある。事業所カルテに書きとめ引き継ぐ。 5 土曜学習室運営 内容 子ども達の学力向上が様々に叫ばれており、その一環として家庭学習の推進を図ることが必要である。 そこで、学習意欲があるものの家庭学習が行えない、やり方がわからないなどの子ども達の学習支援を行う。 □大田区が計画している土曜日の補習教室の管理、運営を支援する。続的に行っている。 23年度 6月~2月に10回実施(数学、英語) 1年15名、2年8名、3年基礎12名、応用5名 講師14名(卒業生の大2や大1含む) 講師調整、プリント印刷、会場準備、受付など プログラムはCAT学院:蒲田校に協力頂いている ポイント ・来る子どものレベル差があり補助教材のプリント が多い。 ・月一回程度なので講師の先生の調整のための メール連絡、生徒達へのプリントの配布など リマインドが必須。 ・毎回終了後に反省会を実施し、良かったこと、 悪かったことを皆で共有し、次回までに改善を 図る。(みんなで話す) ・大2や大1が増えたので、講師の方々同士の スキルアップのためランチミーティングを今年から 6 運営にあたって 運営のポイント メーリングリスト(メール)による連絡 PTA OB/OGでありそれぞれ仕事を持っているため、土曜学習室の当日など集まる必要がある時 だけ皆で集まる。通常は、それぞれできることをできる人がやり、メールにより個々人でなく皆で共有 することで理解を深める。 書類用紙など物理的なものの引渡し 学校の下駄箱に「みその学校サポート」BOXを置かせてもらっている。会社への行き帰りなど時間都合 の良い時にいけばよい。 学校長・副校長・先生方との連絡 顔を合わせること学校の状況を知ることが重要なので、時間がある時にあしげく通う。 みその学校サポートとして 2月末に総会を行うが、7月・12月に事務局会を行い、事務局および学校との理解と、懇親会に より親睦を図っている。 (結局、人のつながりなので) シンボルマークや標語などあった方がよいです。 改善・検討事項 「学校支援地域本部」として、地域(おもに自治会・町会)への理解・アピールを深めていく → 学校と協働し、学校ホームページにより活動内容を情報発信 特に生徒の保険の扱い 事業の内容(平日・祝日)、授業かどうか等により適用できる保険が異なる。 物損まで適用されるPTA保険の+オプションをPTAにお願いしている。 学校とのやりとりの当日部分の細則か 地震があった時どうするか、生徒が怪我した時どこに連絡するかなど生徒に対する例外時の細則は 決めていたほうが安心。(そのほかは、御園中らしく いいかげん なので) 7 これから 個人の思いは、職場体験や土曜学習室の授業を受けた生徒達が、職場体験の事業所で指導や学習室 の講師となって教えてくれるようになるまで継続。 そのためには 事業内容 … まだまだ3年目であり、また、毎年、生徒、先生、保護者、事業所の方々も変わり、内容も 変わる。事業内容を増やすより、継続・改善しよりよいものにしていく。 体制(メンバー)… 当面、PTA OB/OGにより地域の力を拡大、継続(蓄積)していく。 現状、事業を増やすより、事業内容の充実を図る。 出雲中学校の学校支援地域本部の皆さんへ 「みその学校サポート」も、3年目なのでまだまだこれからなので一緒にやっていきたいです。 蒲田地区、大田区の中学校として情報共有、連携、協力しながらやっていければと思います。 ご紹介した内容は、御園中なので御園中にあったやり方です。 御園中らしい いいかげん → 走りながら考える なので 出雲中は出雲中らしいやり方で無理せずがんばってください。 8 END 9
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