<参考資料> 文献検索のしかた 1)外部の図書館の利用のしかた ①国立国会図書館(東京本館・・・千代田区永田町) 国会議事堂の近く。 ●満18歳以上であれば、だれでも施設・資料を利用することができる。 ●インターネットによる複写サービスもある。 ●NDL-OPACというシステムから、インターネットを使ってどこからでも 蔵書検索をすることができる。 ●http://www.ndl.go.jp/jp/data/opac.html (資料の検索 国立国会図書館HP 2011年11月4日閲覧) ②住んでいる地域の図書館 ③他地域の図書館や大学などの図書館 ●相互貸借システムにより、手続きをすれば、大学の図書館等も利用することができる。 <聖路加看護大学図書館の場合> 詳細は聖路加看護大学図書館HP: http://quilt.slcn.ac.jp/modules/info1/index.php?id=8 以下のものを用意して、利用前日までに来館日を伝えると利用することができる。 ・身分証明書 ・所属機関や住んでいる地域の図書館(図書室)より発行された紹介状(資料利用願い) (看護職、看護学生、医療関係者以外の場合紹介状を事前に送付してもらうことが必要) ・閲覧と謄写(コピー)が可能。 ・所蔵文献についてはインターネットで検索が可能。 1 2)インターネットでの文献検索 ①最新看護索引 日本看護協会の会員であれば、無料で最新看護索引Web.と、「JDream Ⅱ」科学技術文献 検索システム(科学技術振興機構(JST))提供を利用することができる。 最新看護索引 ●日本看護協会図書館で所蔵する国内発行の看護および周辺領域の雑誌・紀要等に掲載 された文献の中から看護の実践・研究・教育に関する文献を集めたデータベース。 JDreamⅡ ●科学技術や医学・薬学関係の国内外文献情報を手軽に検索できるデータベース。 日本看護協会会員は「JMEDPlus」と「予稿集DB(データベース)」、「MEDLINE」および その他の文献検索DBを利用できる。 (日本看護協会HP http://www.nurse.or.jp/nursing/education/library/sakuin.html 2011年11月4日閲覧) <検索ツールを利用する手順> (1)インターネットで「日本看護協会HP」にアクセスし、「会員の皆様へ」というタブをクリックする。 (2)「JNA-会員ダイレクト」にログイン(初回のみ登録が必要)し、「文献検索」のタブをクリックする。 (3)文献検索画面に飛ぶので、あとは画面の指示に従って操作する。 (4)見つけた文献を複写・送付してくれるサービスもある。 2 ②GoogleScholar グーグルの学術資料を検索サービス。キーワードを入れるだけで簡単に、分野や 発行元を問わず様々な論文や記事を検索できる。 ●あらゆるデータベースから網羅的に検索されるので、資料の情報元や内容の 確かさに注意して、論文を吟味してから利用することが必要(上級者向け?)。 ●タイトルが検索されてもその論文が必ずしも読めない(出版社に料金を支払う必要 がある)論文も多い。 ●多くの大学の紀要や、政府や研究機関の報告書などがヒットすることも多いため 見てみる価値はある。 <検索ツールを利用する手順> (1)「Google」の検索ページにアクセスし、左上の「もっと見る」というタブをクリックする。 (2)その中に「Scholar」という表示があるので、それをクリックする。 (3)出てきた「Google Scholar」の検索画面に、キーワードを書きこみ「検索」をクリック する。 3)文献の孫引きについて 文献の「孫引き」とは、ある論文や資料に書かれていた引用文献を、さらにまた引用すること。 つまりもともとの文章を読むことなく、引用された部分だけを引用するということ。 ●本来書かれた文章を読んでいるわけではないので、自分が思っている内容とは実は違った 意図や文脈で書かれていることかもしれない。 ●また、間違って引用されている可能性もある。 上記のような理由から文献の孫引きは極力避けることが望ま しい。もとの文献を自分で探して読んでみることが必要であ る。 3
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