今後の展開①:光ファイバー通信

光ファイバー通信
0400-15-6432
2回生
近藤 祐司
携帯インターネットの伸び

携帯普及率は60%を超え、インターネット接続
機器台数において携帯がPCを上回る

各社ともモバイルインターネットの新サービスを
展開
-cdma1xWIN(au)
FOMAの定額制(DoCoMo)
PCインターネットの現状

ADSL、CATV、FTTHを中心に急速なブロード
バンド化が進む
FTTH(Fiber To The Home)

光ファイバーケーブルを使用
-光信号でデータをやり取り
•
ADSLに比べ、速度・安定性に優れる
-最大速度100Mbps(ベストエフォート)
-距離やノイズなどの外的要因を受けにくい
FTTHの現状とADSLとの比較(1)
現加入者数
-ADSL(1120万人)
FTTH(114万人)
 伸び率(前年度比)
-ADSL(1.6倍)
FTTH(3.8倍)

ADSLの伸びはやや頭打ち、今後はFTTHの成長が見
込まれる
FTTHの現状とADSLとの比較(2)
速度
-ADSL(40Mbps)
FTTH(100Mbps)
 料金
-ADSL(2000~3000円)
FTTH(5000円前後)

現在、FTTHにおいても価格競争が進行
FTTHを利用した技術

NTTグループのレゾナントコミュニケーション
-これからさらに進むユビキタスな社会において双方向な
コミュニケーションを可能にする
-時間や距離を越えたコミュニケーションを創造
resonant:共鳴する、共振する、響く
resonateの形容詞形
FTTHの有効利用

遠隔医療
-NTTの肺がん検診システム

映像配信
-東電、東芝など

在宅ビジネス、学習
FTTHの将来性

ブロードバンド市場は2007年度には約4兆円に拡大

光によるレゾナントコミュニケーションの構築が順調に進
めば約64兆円/年規模のインパクトを日本経済に与える
と考えられる

iモードに続く日本発のビジネスモデルの確立、およびそ
の輸出の可能性
FTTHの課題(1)

コスト面
-ADSLに比べ割高
スイッチングコストも大きな問題

コンテンツ面
-魅力のあるコンテンツの不在
ADSLとの差別化が必要
FTTHの課題(2)

サービスエリア
-現在は都市部に限られる

セキュリティ、倫理面
-著作権
-プライバシー保護
まとめ

解決するべき課題は多いもののその成長には
目覚しいものがある

その経済性には目を見張るものがあり、成功を
収めれば今後の日本経済を支えるビジネスモデ
ルのひとつになると考えられる
参考資料
 総務省HP
 NTTグループHP
 情報通信白書