株式会社 平成18年度 オービス 営業報告書 岡山県では、平成18年度が最終年次となる「おかやまIT戦略プログラムe(進化)e(発展)」の実現に向けて、最先端 の地域ネットワーク「岡山情報ハイウェイ」の優位性を活かしたIT施策を3年間にわたり、戦略的・重点的に推進してき たが、当社はこうした施策に的確に対応しながら今期も積極的に事業展開を図ってきた。 ネットワーク運用関連では、岡山県において「新県庁イントラネットシステム」が更新されたが、当社がこれに伴う構築 ・移行業務を受注することができ、平成19年1月から順次運用されている。また、本年4月にオープンした岡山県総合教 育センターのネットワーク設計・構築業務を受注し、情報ハイウェイを活用しながら行政系ネットワークに接続するととも にセンター内の無線LANの構築等を行った。 FTTH(加入者系光ファイバー)関連では、平成18年11月には、当社がこれまで関わってきた上斎原地区において、 FTTH環境を活用した通信・放送の利用が開始され、県北においていち早く地上デジタル放送の受信環境が整った。 また、美咲町でのFTTH構築事業実施におけるシステム全体の構築に関わる機器を受注できたことにより、今期の売上 額を大きく押し上げるものとなった。 NEOS・ソリューション関連では、今期から新システムの開発に取り組んでおり、より一層のサービスの向上を目指し ながら平成19年9月のシステム運用開始に向け開発を行っている。 平成16年11月から提供を行っているASP事業(共同利用型)の「公共施設予約システム」の利用拡大に向けた営業活 動を行った結果、今期倉敷スポーツ公園が利用することとなり、総合グラウンド、武道館、天神山プラザ、ゆうあいセンタ ーの5か所での利用となった。 FTTH構築関連等の新たな事業に加え、これまでの情報ハイウェイネットワーク保守管理等の継続的事業を行った結果、 今年度の売上高は1,438,152千円となり、税引後当期純利益は95,835千円となった。 ㈱オービス 貸 借 対 照 表 (平成19年3月31日現在) (単位:千円) 科 資 産 目 の 部 流動資産 現 金 及 び 預 金 売 掛 金 譲 渡 性 預 金 商 前 払 費 未 収 入 立 替 繰 延 税 金 資 貸 倒 引 当 固定資産 (有 形 固 定 資 産 ) 機 械 装 車 両 運 搬 什 器 備 金 品 用 金 金 産 金 ( 置 具 品 (投 資 そ の 他 の 資 産 ) 出 資 金 繰 延 税 金 資 産 ( 合 計 負 56,514 43,253) 8,073 2,945 32,235 7,440) 726 6,714 5,821) 27 5,794 1,927,742 債 の 目 部 流動負債 金 1,109,056 買 掛 金 1年以内返済予定長期借入金 未 払 金 未 払 法 人 税 等 未 払 消 費 税 預 り 金 前 受 金 システム保 証 引 当 金 682,658 10,000 220,449 45,528 5,170 3,934 4,065 47,252 固定負債 長 期 借 入 金 退 職 給 付 引 当 金 165,990 100,000 65,990 277 3,819 3,963 13,352 8,168 △ 5,689 ( 産 額 1,871,228 482,531 1,042,710 340,097 (無 形 固 定 資 産 ) 電 話 加 入 権 自 社 利 用 ソフトウエア 資 科 負 債 合 計 1,275,046 (純資産の部) 資 本 金 420,000 利益剰余金 繰越利益剰余金 232,696 純 資 産 合 計 652,696 負債・純資産合計 1,927,742 額 損 益 計 算 書 自 至 科 目 売 上 売 売 上 総 利 上 益 原 金 金 額 高 1,438,152 価 1,200,460 額 237,692 販売費及び一般管理費 営 経 業 利 益 金 平 成 18年 4月 1 日 平 成 19年 3月 31 日 (単位:千円) 99,495 額 138,197 【 営 業 外 収 益 】 受 取 利 息 ビ ル 管 理 委 託 料 I T 振 興 研 修 雑 収 入 337 44,200 2,675 166 47,378 【 営 業 外 費 用 】 ビ ル 管 理 費 I T 振 興 研 19,229 2,300 21,529 常 利 【 特 益 金 用 修 額 別 損 失 】 固 定 資 産 除 却 損 税引前当期純利益金額 法人税、住民税及び事業税 164,046 69 69 163,977 78,252 法 人 税 等 調 整 額 △ 10,110 当 期 純 利 益 金 額 95,835
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