中日图书馆网络参考咨询服务的比较研究

第五届上海(杭州)
国际图书馆论坛
(Shanghai(Hangzhou) International
Library Forum, SILF)
鮑延明 研究館員
2010.8.26
1
题名:中日图书馆网络参考咨询服务的比较研究
中日図書館のサイトレファレンスサービスの比較研究

摘要: 因特网和数字图书馆技术的开发和发展还不成熟稳定,网上
服务技术的开发是一项花钱的项目。需要各系统图书馆共同投资开发。
本稿将通过比较中日两国通讯环境、经济环境以及图书馆的教育环境等
揭示两国公共图书馆的核心业务参考咨询网络服务事业发展的不同。来
取长补短以利于中日图书馆的交流。

概要:
インターネットとデジタル図書館の開発と発展はまだ未熟であるた
め、ネットサービス新技術への投資が金がかかるプロジェクトとなり、各図書
館の共同開発が必要になる。本稿は中国と日本の通信環境、経済発展及
び図書館の教育背景をめぐって、比較研究をし、両国の公共図書館の根幹
業務であるレファレンスがサイトでのサービス様式の違いを明らかにし、中
日図書館交流に些細な力に尽くそうと思う。
2
1、序論(はじめに):背景
因特网和数字图书馆技术的开发和发展目前还非常不稳
定,今天采取的措施,明天一旦新的技术出现,这些措施就
会过时而不得不予以更新,对新技术的投资就成为一项非常
花钱的项目。需要图书馆共同联合开发。
インターネットとデジタル技術の開発と発展はまだ未
熟だというのは、今日が開発したハードやソフトは明日に
なって、新しい技術の登場により、遅れてしまった恐れが
十分に存在しているため、新しい技術への投資が莫大な金
額になってしまう。各図書館の共同研究と開発が必要とな
る。
3
中日图书馆网络参考咨询服务的差异

经这次调查(资料和网上)发现我国在数图的发展中,非常注重创新,紧跟欧美
发达国家,比较注重时效性。而日本图书馆在数字图书馆发展上,非常注重传
统服务理念的延伸,注重实效性,因特网在参考咨询服务中仅作为自身图书馆
为本地读者服务的延伸。这些差异我们将从下面论述的中国公共图书馆网上参
考咨询服务模式和日本各种比较大型图书馆的参考咨询网络建设的模式的对比
中看出。

今回の調査(調査方法は資料とネット)で、次のような事実が分かった。こ
れは中国のデジタル図書館の開発が、新機軸の発想を重視し、欧米の先
進諸国の開発理念に追いつき、時効性を大事にし、一方日本の図書館は
デジタル図書館の開発において、従来のサービス理念を主とし、実効性を
重視し、インターネット上のレファレンスサービスは自館のレファレンスの延
長に位置づけることである。これらの差異に対し、本稿は中日の公共図書
館のサイトレファレンスサービスモデルの比較によって見えてくると思う。
4
2. 中日网上参考咨询的现状

随着因特网的普及,如何在网络环境下提供具有高
附加值、高知识含量的信息, 引导用户在网上航行
的参考咨询服务成为图书馆界日益关注的话题。各
国的图书馆都在摸索这项业务。

インターネットの普及につれて、如何に、ネット環境で
高付加価値、高い知的情報を提供し、インターネットを
使用して図書館の利用を指導するかというレファレン
スサービス が話題になり、各国図書館界ともその図
書館の根幹業務を模索するようになった。
5
2.1 中国两种类型的网上参考咨询

本节对上海图书馆的“网上联合知识导航站”和广东省立中
山图书馆的“联合参考咨询网”(现在改名为“联合参考咨
询与文献传递网”)作一个简单的论述,揭示这2个在国内
网上联合参考咨询中非常典型的模式。

中国のサイトレファレンスに対し、本稿は二つパタンについて論
述することにする。それは
上海図書館の「サイトにおけるナレッジナビゲート」と広東省中
山図書館「連合レファレンスサイト」(現名:「連合レファレンスと
資料伝送サイト」)

6
上海图书馆模式“网上联合知识导航站”
7
上海市高校系统图书馆
以上图为核心的公共系统图书馆 上海科学情报系统图书馆
上海市中心图书馆系统
网上联合知识导航站
实时咨询
(不传递文献)
电子邮件
(不传递文献)
没有任何身份限制,可指定专家作答
大学图书馆专家
上图专家为核心
长三角图书馆专家
国外图书馆专家
8
上海图书馆模式“网上联合知识导航站”

回答方式以传统的参考咨询为蓝本,以知识导航为中心展开。
对读者的各种提问采取提供解决问题的方法和途径,以及解
决问题所需的参考资料,和检索、获得等的方法。不直接提
供资料或文献。对一些简单咨询,还会告知读者以后查找的
方法。并且编制问答数据库。

従来のレファレンスの回答方法をモデルとし、知的案内を
中心とする。利用者の質問に対し、如何に問題を解決する
かの方法、参考資料、検索及び手に入れる方法などを教え
る。資料や文献の伝送をしない。簡単な問題に対し、書目
検索やネットアクセスなどの方法まで教える。そして、質
問回答をデータベースに作成する。
9
广东省立中山图书馆模式“联合参考咨询网”
10
广东省中山图书馆为核心
网上参考咨询
实时咨询
可传递文献
电子邮件
可传递文献
有身份限制,需注册
全国42个公共图书馆
其中14个为省馆
以广东省馆为核心的
公共图书馆系统
11
“联合参考咨询与文献传递网”

“联合参考咨询网”的主要业务就是文献传递以及
回答咨询问题。该业务仅对网络成员馆的有读者卡
的读者开放,并需要进行注册后方能使用。

「連合レファレンスサイト」の業務は主にオンラインの
電子資料の伝送及び普通のレファレンス問題である。
そのサービスは加盟館の利用者カードを持つ者にの
みであり、そして、登録してから質問や資料の伝送申
し込みができる。
12
“联合参考咨询与文献传递网”

自2005年开始运营至今96%为文献传递,4%是问
题咨询。网站也设有实时咨询(是文字咨询,不是
语音和图像咨询),每天从早上8点直到晚上9点,
有40到50个参考咨询员同时在线回答读者的咨询。
网站的访问量在我国公共图书馆界名列前茅。

2005年以来96%以上が電子資料の伝送であり、
4%弱が従来のようなレファレンスである。リアルタイ
ムレファレンスも設けている。毎日朝8時から夜9時ま
で40~50の参考館員がオンラインで回答をしている。
利用者の訪問数は中国でトップの座を占める。
13
2.2 日本的网上联合参考咨询事业




在日本跨系统的合作很少见的。甚至同一系统的公共图书馆,
相邻的省份在参考咨询上也少有合作。
据网上调查,在中国红红火火的网上实时咨询,日本许多大型
公共图书馆和大学图书馆竟然没有一馆开展。
日本が縦社会なので横のつながりが非常に薄い。同じ公共図
書館であっても、隣り県と共同レファレンスサービスをあまり行
わない。
ネットの調査で、サイトレファレンスにおいて中国でよく行われ
るリアルタイムレファレンスがどの図書館もやっていないことが
分かった。
14
15
16
日本各系统图书馆间不搞参考咨询联合服务的初探
1)因为日本各地方的图书馆发展比较平均;
2)各地方图书馆的运营经费是由各地方财政负担。
注:网上实时咨询不开展见后述。
1)日本の公共図書館の発展が平均であるため。
2)各地方の公立図書館の運営費用は各地方政府の負
担であるため。
注:上記はサイト連合レファレンスのことであり、サイトリアルタイ
ムレファレンスの展開がないのは次の章で展開する。
17
日本联合参考咨询的实际情况

日本的图书馆注重参考咨询数据库的建设,他们认为参考咨
询数据库的建立能更好地在网络上起到作用。几乎所有的大
型图书馆网页都建有各自的参考咨询数据库。在这个基础上
就有了由日本国立国会图书馆牵头实施的网上参考咨询的事
业--参考咨询共同数据库事业。

日本の図書館はサイトレファレンスデータベース事業に力を入れ
ている。サイトレファレンスデータベースの構築はもっと大きな役
割を果たすと考えているようである。日本の大きな図書館はほと
んど各自のサイトでレファレンスデータベースを構築しており、そ
れを基礎にして、次に述べる日本の国立国会図書館がリーダ役
を果たして、全国のサイトレファレンス協同データベース事業を
プロジェクトとして実施する。
18
2.2 日本的网上联合参考咨询事业
参考咨询共同数据库事业是
日本国立国会图书馆联合全国的公共图书馆、大学图书
馆、专业图书馆等各系统的图书馆,将参加馆经编辑过
的参考咨询事例有机地组合起来,附加检索指南、特殊
馆藏以及参加馆档案数据等构成。
レファレンス協同データベース事業は
日本国立国会図書館は加盟という形を取り、日本の公共
図書館、大学図書館、専門図書館などと協力して各図書館
が作成したサイトレファレンスの事例をデータベースにし、
調べ方マニュアル、特別コレクション、データ提供館情報を
附加した事業である。
19
2.3 中日其他图书馆参考咨询事业综述

网上参考咨询也是大学图书馆的核心业务,大学图
书馆传统的核心业务就是参考咨询,这由大学图书
馆性质决定,因此图书馆馆员人才济济,对图书馆
新技术的运用既有条件也积极。

サイトレファレンスも大学図書館の基幹業務であり、
従来のレファレンスの基幹業務でもある。これは大学
図書館の性格によるものである。よって、大学図書館
の館員には才能を持つスタッフが多くて、新しい技術
の使用も積極的である。
20
21
22
3、 中日图书馆在参考咨询中数据库
事业的利用及其作用

参考咨询数据库在实际操作以及运用上中日两国图
书馆界走了两条不同的道路。以日本国立国会馆共
同数据库事业和笔者熟悉的上海图书馆网上知识导
航站的案例数据库来进行比较。

レファレンスデータベースの実際利用において、中日
の図書館界がまた、それぞれ異なる道を歩んでいる。
ここで日本の国立国会図書館の協同データベース事
業の開発と私が務めている上海図書館のサイトのノ
レッジナビゲーションを比較してみることにする。
23
上海图书馆网上参考咨询数据库的构
建及其作用

上海图书馆既有FAQ的常识性的咨询答案,还有根据中国图
书馆分类法编排制作数据库。到今年3月底已经有43,581件
咨询,选进数据库的是25,099件,进库率基本保持在58%
(为57.6%)。而数据库的答案是没有进行过规范化再编制。
并且也没有专门组织专家对数据库进行有计划的开发。


上海図書館レファレンスサイトにおいて、FAQもあれば、手を
加えたサイトレファレンスデータベースもある。運営し始めから
今年の3月まで、 43,581件の中から25,099件を選定して、
データベースを構成した。データベースに入る率が58%
(57.6%)になる。但し、作成したデータベースはそのまま中
国の分類法により配列し、中身は規則を作って改正などを行わ
なかった。勿論専門の「企画者」もない。
24
日本参考咨询共同数据库事业的目的与作用

日本的图书馆构建参考咨询数据库是希望读者能独
立利用数据库。各图书馆又是特别注重地方特点来
构筑数据库。所以当有特色的数据库联合在一起就
可以起到不冲突和综合性的效果。

日本の図書館がレファレンスデータベースの構築目的
は図書館員の研修と利用者の利用の向上である。ま
た各図書館が自館の特色のあるデータベースの構築
に工夫するから、レファレンス協同データベースが総
合的バランスが取れる状態になれる。
25
中日图书馆网上参考咨询差异产生背景初探

中国的图书馆在网上参考咨询的探索上是积极的,并且紧跟
世界潮流,而日本的图书馆在网上联合参考咨询的发展中按
照日本文化习惯注重实际的。这就像当初录像带在中国还没
有怎么发展就被VCD、DVD淘汰,而在日本录像带依旧还有
市场一样。

中国の図書館がサイトレファレンスに対し、世界の流れに遅れ
ないように、積極的な態度をとっている。一方日本のが日本人
の文化のように伝統を重視し、実際の効果を重視している。「ビ
デオ」が両国での処遇から分かると思う。当初ビデオが中国で
短期間はやったが、すぐVCD、DVDに取って代わられ、いまD
VDのみになったが、しかし、日本において、レンタル店では上
記の新しいメディアとともに存在している。
26
通讯事业发展和经济发展背景带来模式的不同
 中国在发展因特网之前,电话还很不普及,
连沿海发达城市包括上海、北京这些国际化
特大城市都如此。
 中国においてインターネット普及する前に、沿
海の大都市でさえ電話がまだ普及されていな
い。当時上海や北京などのような国際大都市
でもそうだった。
27
日本の電話普及状況

日本固定电话用户数在1980年就已经达到3,905万,普及率
33.4%,到1990年达到5,453万,普及率44.3%,1995年达
到最高的6,153万普及率几乎每2个人有一部。到1997年,互
联网开始在世界各国普及阶段,日本的固话拥有数开始下降
为6,038万。2000年起停留在5千万左右。

日本の固定(住宅)電話は1980年にすでに3,905万部に達し、
普及率は33.4%。1990年5,453部、普及率44.3%。1995年
ピークの6,153万部に達し、普及率は505以上になり、その後
下がる一方であり、2000年から5,000万部程度に維持している。
28
日本のネット事情

因特网普及率:1998也只有13.4%,远远不及电话普及率,
国家对因特网的投入,1995年是381亿美金,96年还减到
336.9亿美金,少于中国政府的投入。不过日本还有民间资
金。2005普及率是66.8%开始超过了电话普及率,但是同时
手机用户也迅猛发展。

インターネットの普及率は1998年に13.4%で電話の普及率に
はるかに及ばなかった。2005年になって66.8%で電話の普及
率を超えた。95年に日本政府の投資は381億ドルで96年
336.9億ドルに減少し、中国より少なかったが、民間の投資が
あるから、全体が中国より多かったと思う。一方21世紀になっ
て、携帯の普及が急ピッチになった。
29
中国的通讯事业发展

据统计,中国1996年每千人固定电话数量是69.60部也就是说普及率在
7%左右,1999年是8.6%,到2003年才达到20%。因为移动通讯此时开
始普及,主要精力转向移动通讯的发展上了吧。所以至今基本停留在该
比例上。另外,中国各地方的发展也非常不均衡,发达地区与落后地区
之间的差距极大。比如,北京2003年主线(固话)普及率北京达到
47.4% (1999年是34.20%),而江西只有13.6%(1999年包括移动通
讯是7.8% )。

統計によると中国において、1996年に千人当たり69.60部、普及率7%。
1999年に8.6%;2003年にやっと20%に達した。そのとき、携帯も普及し始
めたので、固定電話の普及率は20%前後にとどまっている。さらに各地域
の発展も不均衡であり、沿海発達地域と奥地方の差が大きい。例えば、北
京の普及率は2003年に47.4%(1999年に34.20%)であるが、江西省の
普及率は13.6%(1999年携帯を含めて7.8%)
30
中国的通讯事业发展

中国的上网户数1999年是890万,到了2003年达到7,950万。
现在已经有几亿网民,超过了电话的普及率。国家对因特
网的投资95年为303.6亿美金,96年是370.7亿。而且因特
网的发展也集中在沿海开发城市,基本上发达城市有固话
的用户都会上网。以后每年递增。

中国のインターネット加入者数は1999年に890万、2003年に
7,950万。今数億になり、電話の普及率よりはるかに超えた。
インタネットへの投資は95年303.6億ドルで、96年に370.7億ド
ル。日本政府の投資を超えた。インターネットの加入者はほぼ
都市に集中している。
31
经济因素

正在各国图书馆为数字图书馆模式作各种尝试,虚拟图书馆迅速发展时,
日本泡沐经济破灭。网上参考咨询的2个弱点显现:1、人工费贵。实时
咨询需要有工作人员按时坐在岗位上,而且这个工作人员还需要有一定
的资历才能担任。2、软件的开发需要很大的资金,而且还需要不断更
新的后续资金。这导致日本图书馆在资金紧张的背景下,无法考虑去投
入一项与电话咨询相比无明显优势的网上参考咨询尤其是实时咨询。

各国がインターネットの登場により、デジタル図書館の開発に力を入れたと
き、日本においてバブル経済が弾けて不景気になった。そのとき、サイトレ
ファレンスは次の二つの弱点が現れてきた。1、人件費が高い。サイトのリ
アアルタイムレファレンスで応対のために職員がいなければならない。その
職員がベテランの司書でなければ務まらない。2、レファレンスに応用する
ソフトの開発に莫大な資金が必要し、また、ソフトの更新に後続の資金も必
要。そうすると、予算が厳しい現実で、電話やファクスでの諮問より顕著な
優勢がないリアルタイムレファレンスへの投入が敬遠されていた。
32
经济因素

另一边,中国经济迅猛发展,信息化是中国发展的重点。富
裕起来的国民,在电话逐步普及阶段,突然迎来了更繁荣的
网络时代,因特网的功能无限发展的优势明显,因此中国的
电话咨询在还没有被读者习惯时,就被网络电子邮件、实时
咨询所取代。

一方、中国の経済が飛躍的な発展を遂げ、情報化が中国現代
発展の重点になった。裕福になりつつある国民が電話を普及
する段階でインターネットが突如的に現れて、その優勢が明ら
かであった。したがって、中国において、図書館の電話レファレ
ンスがなれないうちに、インターネットのE-メールやオンライン
リアルタイムレファレンスに取って代わられた。
33
教育课程及方法带来图书馆使用环境的不同

日本于1953年制定出学校图书馆法,该法的第四条
第四项中就有:“学校图书馆有义务辅导在校的儿
童和学生如何使用图书馆资料和如何使用图书馆”
的规定。
日本において、1953年作った学校図書館法の第四
条第四項で次のように規定した。
 「図書館資料の利用その他学校図書館の利用に関し、
児童または生徒に対し、指導を行うこと」

34
教育课程及方法带来图书馆使用环境的不同

而中国在学校教育中,实施的是应试式、题海式教
育,没有时间把图书馆的使用方法作为科目来教授。
从小学到大学,学生基本没有时间和习惯去利用图
书馆。

一方、中国において、学校の教育は受験がメインで、教え込む
教育方法を取っており、図書館の利用方法を教える時間や科
目がない。それによって、小学校から大学まで学生が図書館
を利用する時間もなく、習慣を身につけられない。
35
日本网上参考咨询特色以及形成的基础





上述法律条文的规定下,日本学生从中小学阶段就习惯利用图书馆,养成自主查
书读书的习惯。日本的图书馆可以理直气壮地要求读者自己查找馆藏原因。
日本的大学教育利用图书馆的课程就更普遍,在一般的学习中,教授推荐文献要
求大学生去阅读,然后要求学生完成小论文的撰写或学术报告。如此的教育使大
学生在完成学业的同时,掌握了利用图书馆来研究学问的方法,为今后的工作和
研究打下了基础。
上述の学校図書館法により、日本の学生が小学生から図書館利用の習慣
を身につけ、自ら図書館を利用する習慣を培う。それによって日本の図書館
のサイトで、自分で当館のコレクションを検索しなさいという指示も出せる。
日本の大学教育の場合、図書館の利用がなおさら頻繁になり、普通のゼミ
で、教授が読ませる資料のリストを推薦して、レポートや小論文を完成させ
る科目が多い。
上記のような教育方法によって、日本人は学業を身につけたと同時に、学
問の研究や仕事上の調査に図書館を利用するよい基礎を築き上げる。
36
中国网上咨询特色以及形成的基础

在这种教育环境下,中国大多数的年轻人对图书馆
的使用,检索肯定不习惯也不太懂,表现在参考咨
询中就是希望获得直接的答案和文献。这就是为什
么广东中山图书馆的网上参考咨询量庞大,而其中
96%以上仅是文献传递的原因。

一方、いまのような教育環境により、中国の大多数
の若者が図書館の利用、資料の調査になれなく、分
からない。レファレンスで、直接の答えや資料の伝送
を希望する。これは広東省中山図書館のサイトレファ
レンスの中で96%以上が資料伝送の依頼の原因だ
と思う。
37
存在的问题及其解決初探

真正的参考咨询不应该侧重文献传递。要提醒读
者不要侵犯著作权法,要养成法制意识。因此,
笔者认为参考咨询与文献传递失衡的关系是国内
一些联合参考咨询需要解决的课题。

レファレンスの基本は文献資料の伝送ではない。そ
して、利用者に著作権の侵害にも注意すること。中
国のサイトレファレンスにおいて、資料の伝送の基
本のレファレンスのバランスを取ることはこれから連
合レファレンスで解決すべき課題となっている。
38
存在的问题及其解決初探

中国国内的这两个典型的网上参考咨询模式经过一段时间的运行,已
经显示出各自的优势,也暴露出一些缺陷。那么是否可以由国家馆牵
头,由国家统一拨款,统一规划软件,然后通过协商和协调使两种模
式得以合作。这样两个模式联合既可以更好地为网上读者服务。又可
以不用各自单打独斗,重复开发造成浪费。使之起到1加1大于2的效果。

上記で論述した中国国内の二つサイトレファレンス様式はあ
る段階を経て、それぞれの優勢が現れ、短所も現れた。これ
から重複して単独開発をしないように、国家が主導権をとって、
予算を出し、この二つの系統を一つにする統一開発をし、より
よくインターネットでサービスを展開することを薦めたい。
39
存在的问题及其解決初探
 另外,我们应该吸收日本图书馆的咨询数据
库严谨的构建方法,组织专家对数据库这一
现有资源,进行有效开发利用的策划。
 また、
日本図書館レファレンス協同データベー
ス事業の構築方法を勉強し、専門の企画員を
招き、現有の資源を十分に利用し開発を行わ
なければならない。
40
总结1




比較マトメ1
中日图书馆形成网上联合参考咨询不同的原因归纳:
A、形成网上联合参考咨询不同的体制原因
1)因为日本各地方的图书馆发展比较平均;
2)日本各地方图书馆的运营经费是由各地方财政负担。
中日図書館の連合サイトレファレンスの差異形成原因をまと
め
 A、サイトレファレンスの違いを形成させる体制の原因
1)日本の公共図書館の発展が平均であるため。
2)各地方の公立図書館の運営費用は各地方政府の負担であ
るため。

41
总结2




比較マトメ2
B、由于2国形成不同模式的通讯环境
C、日本泡沐经济破灭。网上参考咨询的2个弱点显现:
1)、人工费贵。实时咨询需要有工作人员按时坐在岗位上,而且这个工作人员还需要有一定的资历
才能担任。
2)、软件的开发需要很大的资金,而且还需要不断更新的后续资金。中国在发展因特网之前,电话
还很不普及,在电话逐步普及阶段,突然迎来了更繁荣的网络时代

D、图书馆利用的教育环境不同

B、中日両国の通信技術及び環境の違いによる形成された。
C、日本のバブル経済の破綻による次のようなサイトレファレンスの弱点
が現れた。




1)、人件費が高い。サイトのリアルタイムレファレンスで応対のために職員が座らなければ
ならない。その職員がベテランの司書でなければ務まらない。
2)、レファレンスに応用するソフトの開発に莫大な資金が必要し、また、ソフトの更新に後続
の資金も必要。
D、図書館利用の教育が異なる。
42
结语

综上所述,泛在时代的飞速进步已将图书馆信息咨询服务推到了历史的
前台,而在未来图书馆发展的新模式发展中,联合进行参考咨询活动可
以实现网络技术、信息资源和人力资源的交流与共享,这已是全世界图
书馆的共识。只有这样,才能在信息时代充分展示出图书馆的服务特色
与服务功能,才能促进图书馆事业的长远发展。

最後、ユビキタス時代の急速進展により、図書館の情報サービ
スを社会の舞台に押し出された。未来図書館の発展様式にお
いて、レファレンスを協同で行うことにより、ネット技術、情報資
源、人力資源の共有を実現させることは全世界図書館の共通
認識となっている。これによって、情報化社会における図書館
サービスの特色と機能を十分に発揮でき、図書館事業の末長
い発展を促進することができる。
43
谢谢各位
ご静聴ありがとうございま
した
44