平成26年度 博物館施設の地方独立行政法人化にかかる予算要求について 【背 景】 ○平成24年1月、府市統合本部で府市の「文化施設」の経営形態について議論開始。 ○平成25年2月、府市統合本部において地方独立行政法人をめざすことを確認。 対象施設 府:近つ飛鳥博物館(風土記の丘含む)、弥生文化博物館、日本民家集落博物館【(公財)文化財センター所有】 市:美術館、東洋陶磁美術館、大阪歴史博物館、自然史博物館、大阪城天守閣、科学館 ○平成25年10月、懸案であった地独法施行令が改正され、博物館の地独化に向けた法的課題は解消。 ○平成26年度は、平成27年4月の地独設立にむけて中期目標策定、出資財産鑑定、各種システム構築などを行う。 【地独化の意義】 ○博物館事業の継続性の確保、サービス向上と業務改善、業務運営の弾力性の向上などが可能となる。 ○府市施設の連携による事業の充実化や人材・設備等を活かした相乗効果の創出が期待できる。 ○府市施設の総務部門等の統合により、一定の人件費、事業費の削減が見込まれる。 平成26年度当初予算要求額 : 21,916千円(※が府要求額) 1.出資財産の確定 4,146千円(※4,146千円) 法人へ出資する土地・建物の測量・登記を行う。 2.地方独立行政法人への移行支援 57,789千円(※6,799千円) 地独運営に必要な組織・財務・人事制度等の 設計について専門家による支援をえる。 3.システム導入 68,742千円(※7,562千円) 地独に必要な財務・人事・文書管理等の システムを開発する。 4.情報インフラ整備 7.職員採用 10,164千円(※2,167千円) 3,000千円(※353千円) 財務・人事・文書管理等のシステム運営のため 地独職員の採用試験を行う。 サーバー等のインフラを各施設に整備する。 8.その他諸経費 5.評価委員会等開催 1,340千円(※217千円) 1,419千円(※473千円) 職員証作成、消耗品購入等を行う。 法人評価委員会、メインバンク選定委員会、 会計監査人委員選定委員会を開催する。 6.法人設立協議 199千円(※199千円) 地独を所管する総務省との協議を行う。 2~5・7・8の合計142,454千円を府市で按分(1・6は府単独) 府案 事業規模11:89、 職員数2:15 などの組み合わせ 市案 全て1:1 按分率 (府:市) 府 負担 (千円) 府案 府市按分 府単独 17,571 + 4,345 合 計 = 21,916 市案 府市按分 府単独 合 計 71,228 + 4,345 = 75,573
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