Accessによる SQLの操作 ~実際にテーブルを操作してみよう!~ Excelとの違いって? ・データを格納する( それを抽出・計算する( )、 )、 印刷のイメージを定義する( と分離して持っている点! Excelは全てデータ シート上で行うね。 ) データベースを作ってみよう! 2つのテーブルをデータベースに作成し、データの 抽出をしてみよう!まずは、データベースの用意! ①Accessを起動する。 ②新規作成→「空のデータベース」 をクリック。 ④保存先を指定する。 ⑤ファイル名を入力し、作成をクリックする。 保存先→自分のフォルダ ファイル名→SQL実習 テーブルを2つ作ろう! 次の2つのテーブルをデータベースに作成しよう! 売上表 商品表 商品ID 商品名 PC101 パソコンA 商品ID 単価 80,000 PC101 売上 顧客名 数量 5 A社 PC102 2 B社 PR201 4 C社 PC101 3 B社 PC102 5 A社 PC101 2 A社 在庫数 10 PC102 パソコンB 120,000 20 PR201 プリンタA 30,000 30 PR202 プリンタB 50,000 20 商品表の作成 ①オブジェクトの「テーブル」で「デザインビュー でテーブルを作成する」をダブルクリックする。 ②フィールド名、データ型に次のように入力する。 ③主キーの設定をするため、「商品ID」の左側を クリックし、主キーボタン をクリックする。 ④データを入力するために、「データシートビュー」 をクリックする。 ⑤テーブルの保存について聞かれるので、「テーブ ル名」に「商品表」と入力し、OKをクリックする。 ⑥下のデータシートビューが出るので、「商品表」 のデータを入力する。 ⑦テーブルを閉じる。 ⑧同様の手順で、テーブル名「売上表」を作成す る。※主キーは設定しない。 リレーションシップ(関連付け) これまで作成した2つの表は、共通の「商品ID」を もっているので、リレーションシップ(関連付け)を 設定しましょう。 リレーションシップ ①「テーブル」で「リレーションシップ」をクリック ②テーブルの表示の「商品表」「売上表」を選択し、 それぞれ追加をクリックする。 ③閉じるをクリックし、ダイアログボックスを閉じる。 ④「商品表」の「商品ID」をクリックし、売上表の 「商品ID」にドラッグする。 ドラッグ 注*テーブルが開いていると、リレーション シップが作成できないので閉じておくこと。 ⑤「リレーションシップ」で「参照整合性」にチェッ クをつけ、作成をクリックする。 2つの表が正 しく関連付け られた! 選択クエリを使ってデータを取り出そう! ①オブジェクトバーのクエリをクリックし、 「ウィザードを使用してクエリを作成する」、 「新規作成」の順にクリックする。 SQL文を入力しなくても簡単にデータが取り出せるよ! ②ウィザードが起動するので、「選択クエリウィ ザード」をクリックして選択し、OKをクリック。 選択クエリ → ③テーブル名と、テーブルの中で表示したい項目 を選んで、右の欄に移していく。今回は全ての項 目を移そう! ←ひとつひとつ移すとき ←全ての項目を移すとき ④各レコードのすべてのフィールドを表示するに チェックし、「次へ」をクリックする。 もうちょっとだ! 頑張ろう! ⑤クエリのデザインを編集 するを選択して、完了をク リックする。 ⑥上段には商品表の項目名(フィールド)が、下 段には条件を入れるための欄が並んでいる。 >=20 ⑦在庫数の「抽出条件」の行に「>=20」とキー ボードから入力してみる。※半角で入力すること。 ツールバーの実行アイコン をクリックする。 在庫数が20以上のものだけが取り出されました!! 抽出条件は他にも色々あります AND >=10 AND <=30 OR <=0 OR >100 NOT NOT 50 もし、表示の欄のチェックをはずしたら・・・ チェックを外したフィールドは表示されない! SQL文を確認してみよう! 今までの作業が、どんなSQL文で書かれてい るか、確認してみよう! ①オブジェクトバーの「クエリ」をクリックし、 「商品表 クエリ」を選択し、デザインをクリック。 ②メニューバーの「表示」の「SQLビュー」を クリックする。 ウィザードを使 うと、SQL文 を意識せずに簡 単に作れたね! ③SQL文が表示 される。 練習問題にチャレンジ! ①商品表から商品名と在庫数を抽出する。 ②商品表から「在庫数」が20の商品について、 「商品名」と「在庫数」を抽出する。 ③商品表から「商品ID」がPC102の商品の項目を全 て抽出する。 ④商品表から「在庫数」が20で、かつ「単価」が 80,000以上の商品の「商品ID」「単価」「在庫数」 を抽出する。 売上表からも抽出してみよう! ⑤売上表から「顧客名」がA社でないレコードの 「顧客名」と「売上数量」を抽出する。 ⑥売上表から「売上数量」が3以上4以下の商品の 「商品ID」と「売上数量」を抽出する。 ⑦売上表から「売上数量」が5の商品の「商品ID」 と「売上数量」を抽出する。 ⑧売上表から「顧客名」がB社とC社の商品の 「商品ID」と「顧客名」を抽出する。
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