B01 代数的および確率的手法による 離散構造の限界の究明 タイトルスタイルの編集 テキストスタイルの編集 伊東 利哉 上野 修一 東京工業大学 東京工業大学 " -近似独立置換族 1. " -近似 k-限定独立置換族: (" ; k) -独立置換族 置換族 F ò Sn が (" ; k) -独立であるとは 8x 1; . . .; x k 2 [1; n ] ôk õ V Pr ù(x i ) = yi à i= 1 2. 8y1; . . .; yk 2 [1; n ] 1 n(nà 1)ááá(nà k+ 1) ô " n(nà 1)ááá(nà k+ 1) " -近似k-限定最小値独立置換族:(" ; k) -最小値独立置換族 8X ò [1; n] s. t. j X j ô k 8x 2 X Pr [minf ù(X ) g = ù(x) ] à 1 jX j ô " jX j • 下界: (" ; k) -独立 (一般分布) n(n à 1) ááá(n à k + 1) " < 1 n(nà 1)ááá(nà k+ 1) "+ 1 "õ 1 jF j õ • 非構成的上界: (" ; k) -独立 (一様分布) ð ñ k ln n j F j = O " 2 n(n à 1) ááá(n à k + 1) • 構成的上界: (" ; 2) -独立 (一様分布) 全ての n = pm à 1 に対して j F j = dí =" e n(n à 1)(1 + o(1)) í = 4 x2 à x + 1 : GF(pm ) 上既約 6 x2 à x + 1 : GF(pm ) 上可約 • 構成的上界: (" ; 3) -独立 (一様分布) 全ての n = pm に対して j F j = dí =" e n(n à 1)(n à 2)(1 + o(1)) í = 6 x2 + x + 1 : GF(pm ) 上既約 12 x2 + x + 1 : GF(pm ) 上可約 • 非構成的上界: (" ; k)-最小値独立 (一般分布)既知 ð jF j = O àn áñ 2 k " 2 log k • 下界: (" ; k) -最小値独立 (一様分布) 既知 p áá à 2à j F j = Ò k 1 à 8" • 下界: (" ; k) -最小値独立 (一様分布) 本研究 ò ó q log(n=k) " jF j = Ò k • 下界: (" ; k) -最小値独立 (一般分布) 本研究 ð jF j = Ò ð jF j = Ò k log(n=k) " 2 log(1=" ) 2 ñ k log(n=k) " log(1=" ) ñ QoS (Quality of Service) オンラインアルゴリズム B ááá ááá . p1 p2 .. ááá pm .. . q 転送パケットの優先度 の総和を最大化 • キューに格納されたパケットが破棄可能: • キューに格納されたパケットが破棄不可能: パケット破棄不可能モデル Q P パケット破棄可能モデル : 優先度集合 P 上のパケット列全体 • パケット破棄不可能モデル 8A 2 DPT 9 û 2 OPT ( û) A ( û) • õ 1+ Q f 1;ëg 1 ë ln ( ë ëà 1) パケット破棄可能モデル 8A 2 DPT 9 û 2 OPT ( û) A ( û) õ 1:514 Q [0;ë ] 商品価格設定問題 i1 i2 i3 i4 i1 i5 C5 : 20 80 C1 C1 : 80 i5 i2 C3 : 120 90 C2 120 C 3 C4 : 50 50 C4 20 C5 C2 : 90 i4 i3 予算額(既知) i1 i2 i3 i4 i5 C1 C2 C3 C4 C5 20 40 60 30 50 80 0 90 50 0 220 40 30 50 20 60 0 80 90 0 20 190 30 40 50 20 80 80 90 120 50 20 360 (最大) 1. 各商品の価格を安く設定 商品は多く売れるが店の売り上げが伸びない. 2. 各商品の価格を高く設定 商品があまり売れず店の売り上げが伸びない. 商品価格設定問題 各顧客の予算額が既知の場合に,店の売上げを 最大化するような各商品の価格を求める問題 NP困難 次数 d が限定された場合 既知 2分グラフ 1 2 一般グラフ 1 4 本研究 à á 1 1 2 1 + d2 à á 1 1 4 1+ d 予算額比γが限定された場合(γ=最小予算額/最大予算額) 既知 一般グラフ 1 4 本研究 2+ í 8 1 1 2 á2à í 0ô í < 2 3 2 3 ô í ô 1 重み付き乱択最適選好マッチング m C1 C2 n C3 C4 C5 a e a c e d b d b c e c c a e b a d b d M1 b d c e a M2 a > C1 e > C2 d < C3 c = C4 b > C5 M1 > M2 最適選好マッチング(popular matching) C1 C2 C3 C4 C5 e b a c d M が最適選好マッチングであるとはM<M’となる M’が存在しないこと 乱択最適選好マッチング m a 1 n b 1 c 1 a b c M1 2 2 2 a b c 1 2 3 M1 > M4 1 0 a b 1 c - 0 - 3 3 3 M2 1 a 2 b 3 c M3 M1 < M5 0 a 1 b c 0 0 1 1 a b c 1 2 3 a b c M4 1 2 3 M4 > M5 1 0 0 1 a b c M5 1 a 2 b 3 c M6 1 2 3 M1 > M4 > M5 > M1 1 最適選好マッチング× 0 顧客が単一グループのとき (既知) • m=n > 1:42 Pr [ 最適選好マッチングを持つ ] = 1 à o(1) • m=n < 1:42 Pr [ 最適選好マッチングを持つ ] = o(1) 顧客が k õ 2 グループのとき (本研究) • n 4=3=m = o(1) Pr [ 最適選好マッチングを持つ ] = 1 à o(1) • m=n 4=3 = o(1) Pr [ 最適選好マッチングを持つ ] = o(1) B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 3次元回路設計に関する研究目標 3次元チャネル配線問題の計算複雑度の解明 3次元チャネル配線の実用的なアルゴリズムの開発 タイトルスタイルの編集 可逆回路設計に関する研究目標 テキストスタイルの編集 可逆回路の故障検出問題の計算複雑度の解明 サイズO ( log N )の完全テスト集合を生成するアルゴ リズムの開発 於 2005年6月開催全体会議 B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 3次元チャネル W top layer タイトルスタイルの編集 H テキストスタイルの編集 bottom layer D ( W, D, H ) - channel B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 3次元チャネル配線 タイトルスタイルの編集 テキストスタイルの編集 ( 4, 4, 5 ) - channel B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 3次元チャネル配線 タイトルスタイルの編集 テキストスタイルの編集 ( 4, 4, 5 ) - channel B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 3次元チャネル配線問題 タイトルスタイルの編集 入力 正の整数 W, D, H, 端子の集合 : T = { (ai , bi , H)|1 ≤ ai ≤ W, 1 ≤ bi ≤ D, 1 ≤ i ≤ p } ∪{ (cj , dj , 1)|1 ≤ cj ≤ W, 1 ≤ dj ≤ D, 1 ≤ j ≤ q }, テキストスタイルの編集 T のネットへの分割 : N1,・・・, Nm 質問 ネットの集合 { N1,・・・, Nm} は (W, D, H) – channel 内で配線可能か? B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 3次元回路設計に関する研究成果 タイトルスタイルの編集 • 3次元チャネル配線問題はNP完全である テキストスタイルの編集 B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 ( W, 1, H ) – CHANNEL ROUTING タイトルスタイルの編集 テキストスタイルの編集 線形時間配線アルゴリズム [ Dolev etd., 1981 ] B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 ( W, 2, H ) - CHANNEL ROUTING タイトルスタイルの編集 テキストスタイルの編集 計算複雑度は未解決 [ Johnson, 1982 ] B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 可逆ゲート t c1 c1 c2 t c1 t c1 t c1 c2 t c1c2 t タイトルスタイルの編集 0-CNOT 2-CNOT 1-CNOT c1 c1 テキストスタイルの編集 c2 c2 ck t ck t c1c2 ...ck k-CNOT B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 CNOTゲートの万能性 タイトルスタイルの編集 x1 x1 x2 x 2 テキストスタイルの編集 1 x1x2 1 x 1x 2 B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 可逆回路の故障検出問題 タイトルスタイルの編集 入力 可逆回路,整数B. テキストスタイルの編集 質問 配線の縮退故障に対する大きさB以下 の完全テスト集合は存在するか? B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 可逆回路設計に関する研究成果 タイトルスタイルの編集 • 可逆回路の故障検出問題はNP完全である テキストスタイルの編集 B01 代数的および確率的手法による離散構造の限界の究明 関連する研究成果 タイトルスタイルの編集 • 直並列グラフの3次元直交描画 • ハイパーキューブの3次元レイアウト テキストスタイルの編集 • 可逆回路の縮退故障に対する完全テスト集合 の大きさの下界 タイトルスタイルの編集 Thank you テキストスタイルの編集
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