3回目

オブジェクト指向
プログラミング
第三回
知能情報学部
新田直也
Eclipseのデバッグ機能

バグを修正するには…


ソースコードを読んで間違っていそうなところを探す.
デバッグ用のprint文を大量に埋め込んでプログラムの
詳細な動作を確認する.
System.out.println(“x:” + x);


デバッガを用いる.
デバッガとは?




指定した行でプログラムを一旦停止する.
プログラムを一行ずつ実行する.
変数の値の変化を確認する.
IDEには標準で搭載されている.
デバッグ画面

デバッグ時はデバッグ用の画面構成(パースペクティブ)に
デバッグ操作用ツールバー
切り替わる.
デバッグ
ビュー
Java
エディタ
変数
ビュー
ブレークポイントとデバッグ実行

一旦停止させたい行の左端をダブルクリック(ブレークポイン
トの配置).
ブレーク
ポイント

実行 -> デバッグ -> Javaアプリケーション
でデバッグ実行する.
デバッグ操作

プログラムが停止している行がハイライト表示されている.

ステップオーバーで一行ずつ実行できる.
再開
停止
ステップオーバー
関数(メソッド)を作成して実行

以下のようにmult関数(メソッド)を付け足してプロ
グラムを書き換え,通常の実行を行う.
書き換え
mult関数
(メソッド)
関数(メソッド)とは何か?

入力(引数)を与えたら,出力(戻り値)を計算してく
れるプログラム部品.
123
a
mult
456
c
56088
b
public static int mult(int a, int b) {
int c;
c = a * b;
return c;
}
関数(メソッド)の呼び出し

関数は呼び出して使う.


関数内のプログラムは,呼び出されないと実行されない.
呼び出すときの呼び出し元と呼び出し先の関係に
注意する.
《呼び出し元》
《呼び出し先》
x
main
y
z
123
456
a
b
mult
56088
c
関数の動作をデバッグ実行で確認

同じプログラムをブレークポイントを置いてデバッグ実行する.
ブレーク
ポイント
呼び出し
mult関数
(メソッド)
ステップインと関数呼び出し

ステップインで呼び出し先に移動できる.
ステップイン

デバッグ画面で呼び出し元と呼び出し先の状況を確認できる.
現在、
呼び出し先
を実行中
呼び出し元に
視点を切り替える
ことができる
デバッグ実行からわかること

呼び出し元は


呼び出し先は


計算が終わるまで同じ行で待っている.
計算が終わると消える.
呼び出し元と呼び出し先で,変数が切り替わる.