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2016年2月6日
広島大学附属小学校初等教育全国協議会
なぜ広大附小国語科は、
「自立した読者」の育成を打ち出すか
難波博孝
アクティブ・ラーニングが大はやりの中で
アクティブ・ラーニングが大はやりの中で
なぜ
「自立した読者」の育成を打ち出すか
プログラム化された(定式化した)
授業づくりが未だ求められている中で
なぜ
「自立した読者」の育成を打ち出すか
なぜ
「自立した読者」の育成を打ち出すか
それは、
昔も、今も、これからも
自立した読者の育成こそが
国語科読むこと領域の最重要の目的(長期目標)
だからである
「自立した読者」とは
「自立した読者」とは
自力で
問い続けることができる読者
「自立した読者」とは
(教師や他者のちからを借りず)
自力で
(自己や他者、文章、そして世界を)
問い続けることができる読者
「自立した読者」とは
(教師や他者のちからを借りず)
自力で
「自立した読者」とは
(教師や他者のちからを借りず)
自力で
教師(の発問)や友達(他者)
そして本の力をまず借り、
それを内面化(内化)し
次第に自分のものとしていく
「自立した読者」とは
(教師や他者のちからを借りず)
自力で
教える授業
学び合うの授業
教師(の発問)や友達(他者)
そして本の力をまず借り、
それを内面化(内化)し
次第に自分のものとしていく
多読の授業
「自立した読者」とは
(教師や他者のちからを借りず)
自力で
次第に自分のものとしていく
「自立した読者」とは
(自己や他者、文章、そして世界を)
問い続けることができる読者
「自立した読者」とは
(自己や他者、文章、そして世界を)
問い続けることができる読者
疑問を持つ/質問したくなる
立ち止まる/深く考える
「自立した読者」とは
(自己や他者、文章、そして世界を)
問い続けることができる読者
疑問を持つ/質問したくなる
立ち止まる/深く考える
(脊髄反射的)批判ではない
『清潔はビョーキだ』の著書がある東京医科歯科大の藤
田紘一郎教授(寄生虫学)も、座り派の増加について「清潔
志向が行きすぎてアンバランスになってしまっている」
と指摘する。「出たばかりの小便は雑菌もほとんどいな
い。その意味では水と同じくらいきれいだ。なんで小便
を毛嫌いするのか。ばい菌やにおいを退けすぎて、逆に
生物としての人間本来の力を失いかけている一つの表れ
でないといいのですが。」
(朝日新聞、2000年3月26日付朝刊)
反論(矛盾の指摘)にとどまらず
その矛盾の裏側には、
書き手のどのような思いがあるのかを探る
↓
書き手が表面では言い尽くせない思いを汲み取る
↓
このような態度を
野矢氏は、書き手への
と呼ぶ
反論(矛盾の指摘)にとどまらず
その矛盾の裏側には、
書き手のどのような思いがあるのかを探る
↓
書き手が表面では言い尽くせない思いを汲み取る
↓
このような態度を
野矢氏は、書き手への 愛 と呼ぶ
「自立した読者」の育成のために
疑問を持つ/質問したくなる
立ち止まる/深く考える
このポイントを、
教師や友達や本の力を借りて知る授業
それを内面化し次第に自分のものとしていく授業
「自立した読者」の育成のために
疑問を持つ/質問したくなる
立ち止まる/深く考える
このポイントは、
自分自身への疑問、他者への質問
文章(作筆者、登場人物、語り手)の謎
世界(現実世界、虚構世界)の矛盾
に向けられる
「自立した読者」の育成のために
疑問を持つ/質問したくなる
立ち止まる/深く考える
自分自身への疑問、他者への質問
文章(作筆者、登場人物、語り手)の謎
世界(現実世界、虚構世界)の矛盾
根底に、(自分への他者への文章への世界への)
愛(=肯定感)
「自立した読者」とは
自力で
問い続けることができる読者
「自立した読者」とは
自力で
問い続けることができる読者
みなさんも目指してほしい
ありがとうございました!
難波博孝
ファイルは、下記に。
ブログ「劇的な人生」