ストリップシンチを用いた クラスタリングアルゴリズム 永曽 有亮 手順 1.ヒットストリップの評価 2.ヒットストリップの連結 (X、Yストリップ別々に) 3.グッドクラスターの評価 4.クラスターの分離 5.X、Yストリップの対応付け real clusterを作る 手順1 )ヒットストリップの評価 • 0.1MIPをヒットストリップとみなすスレッショ ルドとしている。 0.27MeV μ10GeV 手順2)ヒットストリップの連結 1.1番エネルギーの落ちているヒットストリップ (max strip)を見付ける。 2.Max stripの回りを調べて、隣接しているヒッ トストリップがあれば同じクラスターに属すと みなす。 3.1.2をヒットストリップがなくなるまで繰り返 す。 3次元的に行っている。 X、Yを別々にしている。 手順3)グッドクラスターの評価 • クラスターのエネルギーがある値よりも大き いものをグッドクラスターとみなす。 Gamma 2GeV ここをスレッショルドとした ピークストリップの定義 ピークストリップ ・各層で、1番エネルギー の落ちているストリップ ・各層で、自分の周りに少 なくとも1つ以上のヒット があり、かつ、周りより もエネルギーの落ちて いるストリップ ピークストリップではない エネルギーの関係 < ピークストリップ 手順4)クラスターの分離 1.グッドクラスターについて、各層に何個ピー クストリップがあるか数える。 2.ピークストリップの数が多いクラスターを分 離する。 横軸 総ピーク数 / 総layer数 Gamma 5GeV 手順5)X、Yストリップの対応付け XクラスターとYクラスターについて以下の条件をみ たしたものを対応付けてreal clusterとする。 条件1.重心の比較 重心間の距離<20mm(30mm) 条件2.エネルギーの比較 これらの条件について、よりいいものを検討中・・・ クラスターの重心間の距離 ここでカットをかけた γ 5GeV 重心間の距離(mm) γ 10GeV 重心間の距離(mm) ピークの位置はエネルギーによってそんなに変わらないが 低エネルギー側ではシグマが広くなるので20mmのスレッショルドでも クラスターの対応付けできないイベントが発生する。 クラスターのエネルギーの比較 XclusterDE/YclusterDE γ5GeV γ10GeV シグマがエネルギーごとに違ってくるので、適切なスレッショルドを検討中 Π0 massのreconstruction 縦軸 再構成に成功したイベント / 総イベント 横軸 入射したπ0エネルギー(GeV) π0 5GeV (MeV) 展望 • アルゴリズムを改善する 1.スレッショルド 2.クラスターの分離 • 1cmx1cmのものと比較する • ハドロンジェットに適用
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