6自由度 - 認知ロボティクス研究室

多自由度を有するロボットに関する
操作システムの提案
室蘭工業大学
情報工学科認知ロボティクス研究室所属
池田憲弘
背景・ロボットの用途
災害地での救助用
極限作業用
危険な環境下で作業を行うロボット
成果
背景・環境とロボット
工業用ロボットなど
単純な環境
単純なタスク
災害地での救助用ロボットなど
複雑な環境
複雑なタスク
背景・ロボット操作の複雑さ
複雑な環境
複雑なタスク
多自由度
多センサを有する
ロボット
オペレータの
負担増大
複雑な操作
オペレータの
負担軽減
簡単に
思い通りに
操作
ロボットの操作・入出力
ロボット
入力 制御のための
情報など
必要な情報が
大きく異なる
センサ情報の
出力
提示など
人間
ロボットの入力と出力を分けて考える必要がある
ロボットへの入力
命令
オペレータ側操作
システム
対応関係
ロボット側動作
システム
分類
ロボットへの入力・分類・命令
・あらかじめ必要な動きを設計
・命令に従って決まった動き
設計型
命令
メリット:操作が容易
デメリット:設計された動きしか出来ない
・直接操作
・各自由度を動かす
全操作型
命令
メリット:状況によって自由な動きを作ることが出来る
デメリット:操作が複雑
命令・具体例・ラジコン
・車型
・4輪
・2自由度
命令・具体例
設計型
命令
一連の動きを行う
1
命令・具体例
全操作型
命令
自由に動かす
ロボットへの入力
命令
オペレータ側操作
システム
対応関係
自由度の関係
ロボット側動作
システム
分類
ロボットへの入力・分類・自由度
ロボットの
自由度
≦
操作側
システムの
自由度
1対1での
対応が可能
メリット:操作が比較的容易
デメリット:自由度の増大にともなってシステムが複雑化
ロボットの
自由度
>
操作側
システムの
自由度
メリット:可搬性
デメリット:操作の複雑化
1対1での
対応が不可能
自由度・具体例
ロボット側自由度
≦
操作側自由度
1対1で対応可能
ロボット:2自由度
コントローラ:2自由度
自由度・具体例
ロボット側自由度
>
操作側自由度
ロボット:6自由度
コントローラ:2自由度
自由度・具体例
ロボット側自由度
>
操作側自由度
ロボット:6自由度
コントローラ:2自由度
?
自由度:1対多
操作が複雑
ロボットへの入力まとめ
ロボット側自由度
≦
設計型命令
全操作型命令
人間があらかじめ
動きを設計する方法
各自由度を
操作する方法
・操作が容易
・決められた動きのみ
・操作は比較的容易
・動きは自由に操作可能
・システムの複雑化
・操作が容易
・決められた動きのみ
・動きは自由に操作可能
・可搬性が高い
・操作が複雑
操作側自由度
ロボット側自由度
>
操作側自由度
従来研究
簡易な入力装置を用いたヒューマノイドロボットの
全身遠隔操作システム(2004)
システム:ロボットの自由度(30) > 操作側自由度(6)
ロボットの遠隔操作
ボタンの切り替えにより,システムを実現
従来研究・問題点
•オペレータが操作出来る場所を限定
(両手先,両足,腰,頭 : 計6箇所)
•その他の場所:固定,他に従属
•両足についても,各自由度をすべて動かせるわけではない
設計型命令と全操作型命令の複合型
従来研究のアプローチ
ロボット側自由度
≦
設計型命令
全操作型命令
人間があらかじめ
動きを設計する方法
各自由度を
操作する方法
・操作が容易
・決められた動きのみ
・操作は比較的容易
・動きは自由に操作可能
・システムの複雑化
・操作が容易
・決められた動きのみ
・動きは自由に操作可能
・可搬性が高い
・操作が複雑
操作側自由度
ロボット側自由度
>
操作側自由度
設計型命令と全操作型命令の複合型
目的
人がロボットを簡単に,思い通りに操作するためのシステムを目指して
ロボットの自由度
>
操作側の自由度
全操作型
操作システムの提案
アプローチ
ロボット側自由度
≦
設計型命令
全操作型命令
あらかじめ動きを
設計する方法
各自由度を
操作する方法
・操作が容易
・決められた動きのみ
・操作は比較的容易
・動きは自由に操作可能
・システムの複雑化
・操作が容易
・決められた動きのみ
・動きは自由に操作可能
・可搬性が高い
・操作が複雑
操作側自由度
ロボット側自由度
>
操作側自由度
自由な動きを実現
手法
自
由
度
M
自
自
自
自
由 ロボットの自由度
由
由
由
度
度
度
度
自由度N
M
M
M
M
自
由
度
M
分割
切り替えることで
各自由度を
意識的に操作
人
操作システム
自由度M
N>M
手法の適用
実環境において,手法に即したシステム
ロボットとジョイスティック
ロボットの自由度 > ジョイスティックの自由度
手法の適用
実験概要
ジョイスティックを用いて,ロボットを遠隔操作するシステムの
作成を行った
入力
(ジョイス
ティック)
パソコン
ロボット
パソコンはジョイスティックからの
入力とロボットへの通信に用いる
出力
(行動)
実験に使用したロボット
名前 : SPC-001(Speecys)
身長/体重 : 50cm/3.7kg
自由度 : 23自由度
センサー :
角度,温度,負荷(各サーボ)
三軸ジャイロセンサ,三軸Gセンサ
CMOSカラーカメラ
マイク(モノラル×2)
その他 : LED(3色×2),スピーカー,
無線LAN
実験に使用したジョイスティック
名前 : EXTREME 3D PRO(Logitech)
特徴 : アナログ3軸(自由度3)
ボタン12個
8方向ハットスイッチ
スロットル
PCとの接続方法
USB
卒論までの実験内容
ジョイスティック(操作側)の使用する自由度
SPC-001(ロボット)の使用する自由度
: M
: N
M<N かつ 全操作型 を満たす操作システムの実現
1≦M≦3, M<N≦23
ジョイスティックのボタンにより分割した自由度を切り替える
N個の自由度をすべて意識的に動かすことが出来る
システムの実現
中間発表・システムの作成
ロボット側自由度 > 操作側自由度の前段階
ロボット側自由度 = 操作側自由度のシステム作成
腕の上げ下げ
ジョイスティック
レバーの傾き加減
DOWN
UP
中間発表用システム
自
由
度
M
人
ロボットの自由度
他の自由度は無効
自由度N
操作システム
自由度M
分割
N>M
中間発表・ターゲットの限定
•右腕の1自由度
ロボット
ジョイスティック
•アナログ1軸
ロボットの自由度 = ジョイスティックの自由度
1自由度に対する制御実験
中間発表・実験内容
思い通りに操作出来るか
腕の制御
ジョイスティック
角度
中間発表・実験内容
腕を下ろした状態
0度
順番
タスク
目標角度
1
腕を上げる 123度
2
腕を下げる 72度
3
腕を上げる 176度
4
腕を下げる 0度
176度
123度
72度
0度
2回行う
Joystickの入力データ,サーボの角度データを取得
実験結果・角度制御
176度
123度
72度
0度
考察
•ジョイスティックの動きがロボットに的確に伝え
られている
•オペレータの意図した動きが出来ている
今後の方針
自
由
度
M
人
自
由
度
M
自
自
自
由
由
由
他の自由度は無効
度
度
度
M
M
M
操作システム
自由度M
自
由
度
M
N>M
まとめ
中間発表までの成果
ロボットとジョイスティックの自由度を1対1対応させた
遠隔操作システムの作成
卒研発表の目標
ジョイスティックの自由度以上の自由度を持つロボットの
遠隔操作システムの作成
以上
人への情報提示・画面の表示
サー
ボ
状態 角度
1番 S1
2番 S2
・・・
23番 S23
A1
A2
A23
負荷 温度
Gセンサ X,Y,Z軸
(-477~477)
L1
L2
T1
T2
ジャイロ
センサ
X,Y,Z軸
(-512~512)
T23
センサ
温度
T24
L23
出力データはすべて整数
実行結果・モニタ画面
従来研究・問題点・詳細
例: 両足の場合
片足6自由度
それぞれを動かす
ことはできない
動きの設計(歩く)
ロボットに与える入力は歩幅,歩行速度など
従来研究の手法
固
定
人
自
自
設計
従 ロボットの自由度
由
由
属
度
度
自由度N
M
M パラメータ
操作システム
自由度M
N>M
自由度・システムの複雑化
ロボット側自由度
>
操作側自由度
ロボット側自由度
≦
操作側自由度
コントローラ:2自由度
ロボット:6自由度
コントローラ:6自由度
ロボット:6自由度
システムの複雑化
外骨格型マスタアームの例
センサーの値を取得
オペレータ側システム
ロボット
自由度・可搬性
外骨格型マスタ・スレーブシステム
マスタ
1対1
マスタは各ロボットに
適した特殊な構造
ロボット
別種の
ロボット
自由度・可搬性
本研究のアプローチ
マスタ
マスタは一般的な入力装置
ロボットに関係なく
ソフトウェアで対応可能
ロボット
別種の
ロボット
タスクの目標角度について
ブレイン・マシン・インタフェース
脳の活動を取得する
ブレイン・マシン・インタフェースの問題
侵襲式・・・・
頭部に直接電極を埋め込む
•頭部に直接電極を埋め込む必要があり,手術が必要
•ロボットをあやつるために訓練が必要
非侵襲式・・・ 脳波,脳血流などを用いる
•設計型命令による操作
•測定するためにMRIなどの計測デバイスが必要
中間発表・実験内容
ロボットの制御方法として,3種類用意
各制御方法で思い通りに操作できるか
腕の制御方法
ジョイスティック
ボタンの操作
角度
速度
1
2
加速度
実験結果・速度制御
176度
123度
72度
0度
実験結果・加速度制御
176度
123度
72度
0度
考察
•ジョイスティックの動きがロボットに的確に伝えられている
•各制御とも,オペレータの意図した動きが出来ている
•タスクによって操作しやすい制御方法が違うと思われるので切
り替えを行えることが望ましい