幻灯片 1

歴史仮名遣い:長音に発音する
• ア段の音に続く「う・ふ」が「オー」となる。
逢(あ)うて
オーテ
方便(はうべん) ホーベン
扇(あふぎ) オーギ
• イ段の音に続く「う・ふ」が「ユー」となる。
嬉しう ウレシュー
灸(きう)
キュー
執念(しうねん)
シューネン
• ウ段の音に続く「う・ふ」が「ウー」となる。
食うて クーテ
空(くう) クー
救ふ スクー
• エ段の音に続く「う・ふ」が「ヨー」となる。
酔(ゑ)うて ヨーテ
• 教訓(けうくん) キョークン
今日(けふ) キョー
• オ段の音に続く「う・ふ」が「オー」となる。
思ふて
オモーテ
法師(ほうし)
• オ段の音に続く「を・ほ」が「オー」となる。
十日(とをか) 氷(こおり)
コーリ
• ゐ・ゑ・をはイ・エ・オと発音する。
• 文節の始め以外の「む」は「ン」と発音するこ
とが多い。
• 促音の「つ」や拗音の「やゆよ」は、古くは小さ
く書かないのが普通である。
• もともと五十音図には濁音を表す仮名が入っ
ていない。
• ぢ・づはジ・ズと発音する。
• 文節の始め以外の「はひふへほ」は「ワイウエ
オ」と発音する。ただし、例外がある。
複合語:初花(はつはな)、雨降り(あめふり)
ふはそのまま「フ」と発音するものもある。
あふる溢る
ふを「オ」と発音するものもアル。
あふぐ 扇ぐ
あふる 煽る
たふす
倒す
たふる
倒る