日本交流協会文化交流事業 (財)日本交流協会台北事務所 文化室長 馬場 克樹 日台交流の現状 航空便数(08年冬期・国交省) 週213便(旅客193便、貨物20便) 日→台の渡航者数 08年:約110万人 台→日渡航者数 08年:約140万人 最近のトピックス 台湾新幹線の開 通(新幹線の初 めての輸出) 90日間の短期 ビザ相互免除 運転免許証 の相互認証 日台双方でのワーキングホリ デー制度導入(09年6月開始) 台→日の輸出額 176億ドル(08年) 日→台の輸出額 465億ドル(08年) 日本から見て台湾は第4位の貿易相手 台湾から見て日本は第2位の貿易相手 日本交流協会文化交流事業 1.留学生交流事業 2.日本語支援事業 3.青少年交流事業 4.文化・芸術交流事業 5.日本研究・知的交流事業 6.広報事業等 (財)日本交流協会の文化交流事業 1.留学生交流事業 (1)長期奨学金留学生制度 ・大学院修士課程・博士課程生対象 ・ 2009年の採用人数:100人(うち35人日本国内選抜) ・1973年~2009年の累積招聘人数:2,286人 (2)短期奨学金留学制度(2008年度~日本学生支援機構【JASSO】より移管) ・大学生・大学院修士課程生対象 ・2009年の採用人数:70名(予定) <参考> JASSO「外国人留学生在籍状況」及び台湾教育部統計處「外國在華留學生人數表」 より ・台湾から日本への留学生:4,686人(2007年) ・日本から台湾への留学生:2,297人(2007年) (財)日本交流協会の文化交流事業 2.日本語支援事業 (1)日本語能力試験の実施 ・受験者数:922人(1991年)→59,127人(2008年) (2)日本語教育機関調査(2006年) ・学習者数:191,367人(韓、中、豪、インドネシアに次いで世界第5位) (3)日本語センター事業(http://www.koryu.or.jp/nihongo/ez3_contents.nsf/Top) ・各種日本語教師研修・講演会(年延べ14回程度) ・公務員研修(春・秋期)、桃園空港警察研修(第3期) ・大学日本語教師訪日研修(杏林大学研修) ・大学等への出講 (4)その他 ・図書館運営、機関誌「いろは」の発行、シンポジウム共催、弁論大会支援等 (財)日本交流協会の文化交流事業 3.青少年交流事業 (1)日台青年交流事業(大学院生の相互訪問) ・招聘、派遣とも各12~15名(テーマ:2007年度「環境保護」、2008年度「知的 財産保護」、2009年度より5年間は「東アジア地域研究」) (2)台湾高校生招聘事業 ・2007度60名、2008年度100名、2009年度100名(一般公募、日本語弁論大 会成績優秀者、チアダンス、サッカー) (3)台湾青年記者招聘事業 ・2008年度新規事業、18名、2009年度実施未定 (4)日台青年交流ウェブサイト事業 ・2008年度新規事業、開設済み <http://www.jt-match.org.tw/> (財)日本交流協会の文化交流事業 4.文化・芸術交流事業 (1)中高教員招聘 ・毎年度10名(2008年度は特殊学級教師を招聘)、2009年度実施予定なし (2)文化人短期招聘事業 ・毎年度2名程度、2009年度は政治大学学長及び国策研究院院長を招聘 (3)草の根交流事業 ・2007年度・現代美術関係者5名、2008年度・芸術関係記者6名、2009年度実 施予定なし (4)催し物(公演、展示、講演等派遣) ・毎年度2件程度、2009年度両庁院主催「Japanese Style Only」に歌舞伎レ クチャーデモンストレーション一行を派遣 (財)日本交流協会の文化交流事業 5.日本研究・知的交流事業 (1)交流協会フェロー(招聘・派遣) ・招聘:毎年度25名程度(含む文化関係専門家、1-2か月) ・派遣:毎年度10名程度(1-2か月) (2)日台共同研究事業(本部で募集) ・毎年度1-2件程度 (3)翻訳・出版助成事業 ・毎年度1-2件 (4)日台知識人会議 ・毎年度1件程度 (5)その他 ・2009年9月に設立予定の政治大学現代日本研究センター事業への支援 (財)日本交流協会の文化交流事業 6.広報事業等 (1)オピニオンリーダー招聘事業 ・2008年度新規事業、毎年2名程度 (2)台湾人の対日意識調査 ・2008年度新規事業、2009年度以降も継続実施予定 (3)図書寄贈 ・毎年度6件程度 (4)後援名義・助成 ・毎年度10件程度 (5)ホームページ運営管理 (6)図書収集 (7)文化啓発品・広報グッズ管理・貸し出し 参考統計資料・図表 日本と台湾の間の人的往来 【台湾を訪問した日本人の数と日本を訪問した台湾人の数】 (2000年までは「台湾総覧」、2001年以降は「国際観光振興会(JUNTO)」 及び交通部観光局の統計を参考に作成) 万人 127.5 140 120 91.5 91.4 91.6 80 112.4 65.4 55.1 116.1 116.6 108.7 78.5 88.7 91.3 40 20 139 108.1 100 60 138.5 130.9 65.7 日本人訪台数 55.8 21.7 台湾人訪日数 0 1980年 1990年 1995年 2000年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 (財)日本交流協会長期奨学金留学生採用人数の推 移 120 100 80 60 40 20 0 台湾採用数 日本国内採用数 19 73 19 年 77 19 年 81 19 年 85 19 年 89 19 年 93 19 年 97 20 年 01 20 年 05 20 年 09 年 人数 長期奨学金留学生採用人数の推移 西暦 合計(台湾+日本) 採用数 台湾における日本語能力試験受験者の推 移 60000 50000 40000 4級 3級 2級 1級 30000 20000 10000 0 1991年 1995年 1999年 2003年 2007年 台湾における日本語教育機関調査報告 「2006年度台湾における日本語教育機関調査報告書」(日本交流協会編) 機関数(機関) 教師数(人) 学習者数(人) 1996年度 342 1,198 161,872 1999年度 694 1,742 192,645 2003年度 435 2,496 128,641 2006年度 513 (+17.9%) 2,791 (+11.8%) 191,367 (+48.8%) ①中等教育機関における第二外国語教育の奨励及び国際教育旅行の実施 ②大学入試制度の多様化により、推薦入試などで日本語力が評価の対象 ③日本への観光ビザが免除措置により、旅行時のため日本語を学ぶ社会人の増加 ④学習者数の1999年度から2003年度にかけての減少は、学校教育以外の機関の調査票回収 率が低かったため。 謝謝聽講
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